君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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伏線を回収しない映像界の金沢21世紀美術館
映画の全般にわたって出てくる意味ありげな単語の数々!!!
造語、スラングなどなどこれはなにか意味があるのかなと思いきや終わりまでなんの回収もなくただただストーリーが過ぎていく展開にある意味驚愕!!!
これは何かに近いと思ったのが金沢21世紀美術館!!!
一般的にはアートは背景がありロジックがあるがあそこはそういった次元では鑑賞できない!!!
精神性の何かを訴えかけているのだろうがそれは相手に伝えるものではなく、ただ存在していることに意味がある!ともいいたげな様相と同意義である!!!
個人的には擬人インコからインコに移り変わるシーンからの展開やわらわらたる新キャラが宮崎駿らしくてワクワクしたが、全体的には過去作品をひとつひとつ振り返りながら紡いでいったんだなといった印象!!!
宮崎駿よ安らかに眠れ!!!
宮崎駿さん、ごめんなさい。
今までのレビューで一番書くのが難しいかもしれない。
ストーリーうんぬんの映画ではなかった。いろんな解説レビューを見て「ああなるほど、そういうことか」と。
つまり僕は観終わった後、この映画の意味を1ミリも理解できなかったんです。国語でいう作者の意図を読み取るやつ、あれ全くできなかった。
でもいいんです。国語じゃなくて映画だから。僕が好きな映画っていうのは、ロマンがあるもの、憧れが形になってる映画ってのが好きなんです。
子供の頃ナウシカを観てあのメーヴェに乗って空飛んでみたいなと。千と千尋の湯屋みたいなあんなお風呂入ってみたいなと。風立ちぬみたいに自分の大好きな仕事に没頭したいなと。
『君たちはどう生きるか』にはそういうのは全くなく宮崎駿の遺書のようなメッセージが含まれている世界。途中眠くなってしまった。空飛んで欲しかった。飛行機オタク用語いっぱい聞きたかった。美味しいごはんたくさん食べて汚い家を掃除して欲しかった。
この自分の欲望に気付いた時僕は思ったんです。あの映画の中に出て来たあの石(作品)たちを僕は子供の子からガムのようにくちゃくちゃ噛んで味がなくなっては吐き捨て、またあの味楽しみたいなと思ったら噛んでは捨て、噛んだは捨て。しっかりと飲み込んでなかったんです。この映画の意味が一発で分かった人っていうのは僕みたいに味だけ楽しむんじゃなく、しっかりと飲み込み、自分の胃袋で消化し、身体の一部にしている、そんなスタジオジブリを宮崎駿を愛し、人生の一部となっている人たちなんだと思います。
僕はジブリ大好きです。小さい頃のVHSのナウシカ、トトロ、魔女宅、千と千尋。この4本を擦り切れるほど観て、中学生からはハードディスクの中の風立ちぬを人生の教科書として観てきました。
けど、それ以上に僕はハリーポッターが好きで、スターウォーズが好きで、トムクルーズが好きで、たくさん浮気してました。
ごめんなさい宮崎駿監督。僕は結局、あなたに小さい頃たくさんロマンを味合わせてもらったのに、今作、何の意味も汲み取れませんでした。
けど僕は後悔はしてません。あなたに教わった日本の良さ、ロマン、アニメ映画としてのフォーマット。それは僕の映画という一つの臓器の基盤を作ってくれていたと思います。きっとあなたに心酔して、のめり込んでいたら出会えなかったり、ハマれなかった映画たくさんあったと思います。欲張りな僕にとってはそれでよかったんだと思います。
最後に、宮崎駿監督。あなたの『君たちはどう生きるか』という問いについて答えます。
僕は、欲望のままに自分の好きな輝きを放っている石たちを集めつくします。逆に、みんな集めてるけど自分の嫌いな輝きを放っている石は蹴っ飛ばしてやります。
これが僕の芸術観としての答えです。つまらない人間です。あなたの作品に出てくる登場人物として例えるとしたらミスターカーチスでしょう。
あなたがカッコいいを詰め込んだポルコロッソとは真逆の人物です。
PS 菅田将暉が声やってたのってどのキャラクター?
最後だから
内容としては、ちゃんと冒険活劇です。
そして、面白くないことはありませんが、多分カリオストロとか千と千尋とかと比べて面白いのかと言われるとそこまでではないから、評価が別れているのでは。
異世界に行って、なんやかやして帰ってくる、というのは千と千尋というかむしろ「不思議の国のアリス」っぽいかなーと。
哲学的っぽいのとか、キャラとかも似てるかも。
とは言え、これまで多くの人を楽しませてきた巨匠の引退作です。
だから、いいんじゃないですか、もう観客を楽しませるのではなく、ただただ自分のやりたいことを追求する。
風立ちぬ、からの宮崎駿さんはもうそう決めたんです。
いいじゃないですか、ポニョまでは億単位の人々を楽しませてきたんです。
媚をもう売らなくてもいい開放感、これこそ芸術家の本領です。
でも、ペイはしなきゃいけないからこその、情報なしでの公開だと思う。これなら話題になって人は観に行くから。
ジブリの作品が酷評されるのは初めてだと思う。
我々凡人は、その映像の素晴らしさを楽しむのみ。
君たちはどう生きるか、
終わった後自然と涙が零れていて
これからの時代どうやって生きるか
自分で考えて、作っていくのだよ
と言われたような気がしました
どんな映画だったか、説明は上手くできないけれど、
とても良い映画だったと思いました
みんなそれぞれの感情とか役割とかと共に必死で生きてるんだなって、教えてもらったように思います
いまいち
うーん映像と絵は美しいしそのためだけに映画館で見る価値はあると思う。
テレビで見たら飽きてチャンネル変えるか寝てしまいそう。
個人的には開始1分で帰りたくなった(苦手な描写だったため)
ただ後半はいかにもジブリという感じでかわいらしい部分もあるしまぁまぁ良かったかなぁ。
これまでのいろんなネタの詰め合わせという感じで、ストーリーは正直まとまってない感じがしたので、これならこれまでの名作をひとつずつ楽しんだほうが良いかな、と個人的には感じた。
あんまり共感できるキャラクターがいなかったからかも。途中いきなり泣きだしたり、でもそこまでのストーリーが描かれていないので唐突になんでこの人泣いてるんだ!?みたいな…。
ちなみに私は明るい映画が好きで、暗いのは好まないので、ジブリは魔女宅やトトロ、耳すまあたりが好き。紅の豚や風立ちぬも好き。もののけ姫は飽きていつも途中で見るのをやめてしまう、というか暗くて血生臭くて無理。千と千尋もテレビでやっていたら見るしまぁ面白いとは思うけどあんまり好んでは見ない。あ、ハウルは好き。ラピュタも。
そんな感じなので、暗めのジブリもいけるぞって人には刺さるのかもしれない。
タイトルがいけない
あの宮崎駿大先生がいったん折った筆を握り直して引退を撤回してまで10年ぶりに世に問う長編作である。予告編も作らず鳥の被り物をつけた鳥のポスター以外に一切PRや宣伝無しで「見たければ見ればぁ」というスタイルはくやしいが正解と言わざるを得なくてこれを観ずにやり過ごすことのできる人がどれだけいるだろうか?
他の人のレビューを見ると賛否両論でやはり自分で観て確かめたくなるであろうが、もし宮崎駿信者でなければあまり面白くないので見なくてもよい作品だしその時間があれば「ナウシカ」か「ラピュタ」をもう一回見たほうがずっと良いかもしれない。お話はそんなに悪くはないのだが、タイトルがいけないのだ。80歳を超えた巨匠に「君たちはどう生きるか」と問われればどうしても強烈なメッセージを持った感動作を期待してしまうが、中身は戦争中に少年が疎開先の田舎で体験する「不思議の国のアリス」的な冒険ファンタジーである。監督自身がアニメーション制作が好きで好きでたまらないという気持ちはひしひしと伝わってきて、人物や動物がフレームインしてアウトするまでをきちんと描くシーンが多く尺が延びる所以。もう少し意見を言えるプロデューサーがいたならばテンポよく面白くなっていたと思われるので観客を無視してやりたいようにやらせた鈴木プロデューサーの責任は問われるべきであろう。
冒頭から引き込まれました
なるべく事前情報入れずに鑑賞。
冒頭から衝撃的な展開で物語に引き込まれ、話が進むにつれ、ジブリ感が満載!
後半は宮崎駿監督集大成という感じでした。
人間や世の中のきれいなところも汚いところも描き、そしてどう生きていくのか、、
私はもう一回見て掘り下げたいなと思いましたが、つまらんな、よくわからんな、と思ってしまう人もいるだろなと思った。
大人向けアニメーション
私はお父さんが気持ち悪くて違和感満載でした。
とんでもなく好きな作品
線で絵を描いて動きを作るのがアニメーション。最高のアニメーターが集結したのだろう。オープニングから度肝を抜かれ涙が出た。
マヒトが四つん這いになって駆け上がる階段の肌触り。火事の火の粉を物ともせぬ疾走。夏子が輪タクから降りるときの下駄と地面のあの感覚。肉体を写しとったような夏子の官能性…。古い家の描写に唸り、サギの完璧な身のこなしを堪能しているうちに、7人の小人婆さん登場で、ファンタジー感全開。で、もう、ここからが凄すぎる。
一見無抵抗な従順さの中に、決して自己の領域を踏み外さない“距離感”を感じさせるマヒト。自分の頭を石で割るような悪魔的な少年は、最初から矛盾を内包していた。
魚の内臓、ペリカンの埋葬、わらわらを通して、命は土に還っていずれまた新しい命が生まれる土壌となることが描かれる。それを受け入れた上で、「じゃあこの与えられた命をどのように生きよう?」って考えるのが人間。
自分の弱さが過ちを犯させたことを正面から見つめ、より良く生きたいという思いの中から、新しい自信を汲み出していくことを学んだコペルくん。
マヒトもまた自分の悪意を見つめ、ラストに自発的に生き方を選んだ。
ストーリーは解釈がいろいろだろうけど、私は自分なりに腑に落ちたから大満足。
宮崎駿(なぜか今回は宮﨑だった)は、なんかこう、わかりやすく話をまとめてしまうようなことは決してしないよね。
たぶん、カンヌは大好き。
自分は善であるから自分のやる事なす事全て正しいのであるという思想で社会あるいは世界の一員として生きていくか、
あるいは自分の悪を自覚し見つめつつも、それでもなんとか世界を良い方向に進めていこうと生きるか。
皆さんは、どうしますか?
という宮崎駿監督のメッセージだと思います。
噛めば噛むほど味わい深い、スルメみたいな作品です。
ところで、もののけ姫以降のジブリ作品はなぜか水や血などの液体がヌルンっポヨンって感じで粘度が上がって、老人達がやたらとグロテスクに描かれるようになったのは何故なのだろう。
ジブリ最新作
事前情報0で突撃
スクリーンの前に座り、これから一体何を見せられるのか?感が最高にワクワクして良かった。
当たり前だが、完全なるジブリ最新作だった。
その事実だけで良かったです。大きなスクリーンでジブリ(宮崎駿)のアニメーションを観てるだけで面白かった。満足です。
本編がスタートして、んんん?この時代と世界観で行く!?って思ってましたけど、話が進むにつれてジブリワールド炸裂してきて、最後はパラレルワールドまでぶっ飛ばされた感じです。
宮崎駿さんお疲れ様でした!👏
わからなくても面白い
噂の映画を
たった今観に行ってきました
私はすごく面白かった
レビューを色々と見てたら
わけがわからないという
レビューが多かったけども
わけがわからないとは私は全く感じなかった
ストーリーもシンプルで
表現は美しい
造形や配置は自然にあるものにすごく近く無駄なものがない
他の誰にも造られないだろう
この表現は何かで感じたことがあると思ったらフェリーニだった
フェリーニよりもはるかにエンタメかな
子供には2時間は長いけど
その時々のシチュエーションはキャラも魅力的で子供にも楽しめるかもしれない
特に小さい子供には
わからないといって面白くないと言ってる人は多い
私はわからなくても面白い
どんな意味があるのかとか知らないし
知ろうとも思わない
わからない音楽や
わからない映画や
小説とか前はいっぱいあった気がする
自身の心が動く時に
意味や解釈を伴っていなければカタルシスを得られない時代になったのかな
タイトルなし
色々とシークレットにしての公開
はっきり言って大失敗のような気がする。
スラムダンクを意識してやったようだが
あちらはもともとストーリーがある程度わかっている状態での多少細かい部分でのシークレット公開であった為成功した例
今回のジブリ作品は原作もどきはあるが
それ以外は全然わからない。
正直既に公開しているのかさえ知らない人も
いると思います。
エンドロールに声優をした人だけら列して
配役もいれない。
正直何をしたいのかまったくわからない。
内容も自分にはジブリ史上最低作品
ジブリ作品って奥が深いけど大人にも子供にも楽しめる作品だから国民で一番のアニメ作品を
沢山作ってきたのだと思ってたけど
ジブリ作品のいい所はごっそりなくした
駄作にしか思えなかった。
冷めているかもしれないが、もうジブリには
ナウシカ、トトロ、ラピュタのような作品は作れないのかもしれないと思える感じがします。
ネタバレ無しで感想を言う
私はこの映画をおすすめ出来るかというと、今はおすすめ出来ない、と言える。
観てきた感想としては、ピクニックしにいったらロッククライミングをさせられたような気分にさせられた。
しかも岩肌は予想以上に滑りやすく、取っ掛かりを見つけることさえ難しい。
この作品は、ついて来れる奴だけついて来いというスタンスであり、前準備無しに見ると痛い目にあう。
もう少し待てば有識者が出てきて、登頂ルートを紹介してくれるであろう。
登り始めるのはそれからで良いと思う。
んーー
これを色々と解釈して深読みして、理解してというのが楽しみ方の映画なら、私には全然合わないわ。
ジブリだから面白いの?面白かったなぁーあ、ジブリなんだ。ってのが良いってじゃないのかな。
他の人も書いていたが、これがジブリでなかったら、宮崎駿でなかったら、面白いっておもう?
見方はそれぞれ、評価の仕方もそれぞれなので、そういう評価の方は知らないが、私の評価はこうだった。
この内容で事前告知無しは、正直どうなの?って感じ。
私は、無しの映画でした。
ジブリワールド全開
既視感もあるが 集大成?なら許そう。
一瞬”田園に死す”を思い出したけど少年ころ爺婆の集団は妖怪一家みたいなものだった。あの爺様婆様たちはジブリワールドの生き証人なのかもしれないな。監督本人を含めて。
暇つぶし程度
途中寝ました
訳わからなかったですし、入ってこなかったです
訳わかる必要もない気がしますが、引き込まれるものもなく、今どきそういうテーマで映画作るんかね?って言う気持ちでした。
描写の繊細さはさすが!
って思ったのですが、、
途中、鳥の動きとか髪の毛の動きとか何かぎこちなさを感じたり、
また人混みを賭けるシーンは逆に流暢すぎて違和感?っていうところで、微妙に興ざめしてました。
映画作りました!ってアピールされてる感じ
しかも、
宮崎映画作りました!って感じが露骨に感じられました。
全部手放してゼロで映画作って欲しいです。
面白くない
面白くはなかった
主人公の意図が不明瞭で、そこに感情移入出来ないのが最大の原因だと思う
総じて、説明不足感があり、「え、なんで?」と言う場面が多い
観客を楽しませる、と言う視点に欠けているのではないだろうか
ジブリ作品の特徴でもあるけれど、下手糞な声優多数なのも、今回は気になった
ただ、
賞レースなどでは、もしかしたら高評価を受けるかもしれない
そんな感じの、とても微妙な出来
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