君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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宮崎駿は残りの時間で何をするんだろう
君達はどう生きるか
なんかよく分かりませんが、内容は伏せておかないといけない雰囲気です
どこかに書いてあったのかな
映画にはなんの表示もないけど・・・
なので、ネタバレはやめときます
これはタイトルが省かれていますね
僕はこう生きた
さて、君はどう生きるかな
引退した宮崎駿が、10年振りに製作したのは
自伝の締めの部分でした
主人公の生家は、まんま宮崎駿の実家です
子供の頃の懐かしいエピソードが散りばめられている
戦闘機の部品などを作っていた大金持ちだったようです
なのでジブリは空関係の作品が多いのかと納得しました
不思議世界は自分の生涯の比喩でしょう
業界のいい事悪い事などなどの表の顔
それとは別に
内面の母への思い
これは現役の男性は外には出せないプライベートな部分
でも、意外に巣くっている物は大きかったりする
ラストシーンは
泡沫(うたかた)のような人生を終えて去っていくようで寂しい終わり方です
さて、これから何が待っているのやら
人生100年時代
まだまだあるようで
健康年齢はとても短いし
あした死んでもおかしくは無い歳でもある
ひと仕事終えた偉大なクリエイターと一緒には出来ないけれど
自分の人生を思う
なんにもしてないから、ずっとあがき続けていくんだろうな
そして知らないうちに死んでたりするんでしょう
後悔もあるだろうけれど、納得のいく人生を終えようとしている者の心情はいかばかりや
野生の思考による高畑勲越え
まさにブリコラージュの映画。
部分と部分のいい箇所を繋ぎ合わせた野生の構造。
宮崎駿の最後の長編映画で最も期待した事。それは終生のライバルであった高畑勲超えである。近代合理主義の権化でもある高畑作品の完璧な構造と作品性。それを超えるには、対極にある野生の思考しかないと、辿り着いた着いた作風だと感じる。
元来、全体を決めずに、漫画を連載する様に徐々に絵コンテを積み重ねる宮崎作品。もともとブリコラージュの様な作風が、さらに拍車がかかっているのは、いつもの鈴木敏夫の手綱が無い状態で本作が描かれていると感じる。観る側を想定した、いわゆるエンタメ要素を含んだその手綱が、今回は何故か見受けられない。
その手綱からの解放によって、高畑越えを実現させたかったのではないか。
神話はブリコラージュで作られたと言うが、まさにそれを狙ったのではないか。
鈴木敏夫のそんな考えが伺える。
本作を理解できなかった私には、高畑越えが出来たかどうかの判断は出来ない。
しかし40年弱ジブリのファンであった私は、好きか嫌いかの前に、宮崎駿の最後の問い掛けを解き、受け入れたい気持ちである。
君たちはどう生きるか・・・??
パヤオを知らない人にはおすすめできない
宮﨑駿監督の集大成…でもまだまだ観たい!
途中まで、あんまり…という印象でしたが、最後まで観て、やっぱり観て良かった!という感想に変わりました。ネタバレして詳しく書くか迷いましたが、止めておきます。
宮崎駿監督最後の作品、というような触れ込みでしたが、たしかに今までの宮崎アニメの名シーン名キャラクターを彷彿とさせる場面も多く、それでいて絵の綺麗さ動きの滑らかさはどんどん進化していて美しかったです。場面転換が多くわかりにくいところもあり、黒澤明監督の「夢」みたいだなとも思い、炎の描写のあまりの美しさに、同じ金と手間を掛けるなら「ナウシカの続編を作ってくれたらよかったに」と思ったりもしましたが、最後まで観ると、しっかり娯楽作品に仕上がっており感動しました。
正直「ラピュタ」とどっちが好きかと言われたら100%ラピュタですが、ああいう娯楽超大作は若い時しか作れないと思います。今作もヒロインは可愛かったし、とにかく宮崎監督が好きなことを詰め込んだみたいな感じがしてとても嬉しい後味でした。
詰め込み過ぎ、端折りすぎでわかりにくい、という批判があるのも理解はできます。最高の宮崎アニメか?と言われたら、私的にはラピュタ、ナウシカ、トトロの後にはなりますが、十分面白い作品だったとは思います。宮崎監督の新作を劇場で見る機会がもうないかも?と思うと、是非劇場でご覧になった方がよいかと思います。個人的にはもっともっと、紅の豚みたいに、好きなことを詰め込んだ映画を撮ってもらいたいと思っています!
簡単なカタルシスに流れてない
感じた後のもの
産む生まれるということ
絵がとてもきれいでした
ジブリらしい美しい映像に初めから感動しました。「あっこれはあの映画の場面に似ている」というところもたくさんあり、宮崎監督の集大成といわれるのもよく分かります。ただ、途中で眠くなってしまい、どこから面白くなるんだろうと思っているうちに終わってしまいました。評価が分かれる作品かもしれませんね。
なるほど。あえてプロモーションしなかったのか。
ジブリとは思えない難ストーリー
とりあえずわけわからなかった。
🎵他の人には分からない
せめて劇場だけでも予告して🙏
とか思いながら、
今回の斬新なプロモーションに、
まんまと掛かった自分は、
映画好きと言うより、
ミーハーなんでしょうね🤣
他人に言われると腹立つけど😁
主役はマヒトくん。
昔友人にマヒトくんが居ました。
年下なんだけどいつも落ち着いてて、
岡山出身で笑いのセンスもあり、
彼女は切らした事なく、
男子にも好かれる存在。
ギターが上手くて作曲もして、
一緒に弾いたりしてました。
20年は会ってませんが、
今でも妬みの的です🤣
会いたい様なそうでも無い様な。
時代背景から、直ぐに前作、
「風立ちぬ」を思い出す。
リアルなの❓
ジブリはファンタジーじゃないと❗️
程無く怪しい青鷺。
喋ったら急に魅力ダウン😂
鋭く威圧的に見える人ほど、
近くに居るとダサく見える。
大量の腹ペコなインコ。
食べてはいけない分別はあるが、
割と何でも食べる雑食な、
とても日本人的な風刺なのか。
禁断の門の前に大量のペリカン。
学ぶと死ぬ、その門を、
強引に開けて傾れ込むのは、
身勝手な世論の様にも見える。
とまあ、「見える」様な場面ばかりで、
実際には訥々と進むだけ。
眠気すら覚えた作品だったが、
終わった後、前作の、
「ひこうき雲」が頭に流れた。
🎵他の人には分からない〜
映画って観客のものだと思ってるけど、
やっぱり作者、監督のものであって、
それを興行にするのは周りの話。
これが面白く無いからって、
駿が悪い訳ではない。
コミュニケーションは、
伝わらなければ発信者が悪いが、
映画はコミュニケーションでは無い。
その中で伝えたい事があれば別だが、
基本的には、自己満の世界。
それを覗かせて頂いただけ。
でも今作を高評価出来る方は、
やはり尊敬せざるを得ないですね。
さて、
その後マヒトくんに連絡してみました。
「呪術廻戦」にもマヒトくん居るそうで、
最近忙しいらしいです。
二週目の鑑賞、ようやくですね
どんな作品なんだろう
事前情報無し、公開から1週間経っても音沙汰なし、ようやく映画館に足を運ぶことができた。
80代となった天才、宮崎駿監督の最新作で、心情的にはおまけみたいな感じだった。
監督らしいファンタジーで、年齢を感じさせる作家性が心に響いた。
こんなアニメを作るのは、今後、難しいかもしれない、と思うと寂しいような。
自分の目と耳で劇場鑑賞しましょう、是非とも。
公開初日からのレヴューには、分からない、期待外れ、面白くない、ストーリーが矛盾?、破綻?しているを理由にしたネガティブ意見に溢れていました。
映画コムの星平均も徐々に上昇してきましたが、ネガティブ意見のあまりの多さ、とりわけその意見の過激さに辟易して劇場鑑賞を止めてしまった人が少なくなさそうな現実を残念に思っています。
制作者▪配給者側ではありませんが、是非とも劇場で本作を見て、自分の目で見て耳で聞いて、レビューの真偽を確かめてみて欲しいです。鑑賞した結果、付ける星の数は人それぞれでしょうが、星の数にかかわらず(個人のネガティブ評価にかかわらず)、本作は鑑賞するに値する映画、損はない映画と思います。劇場に足を運んで本作を見た上で、多くの人と建設的な批評を交わし合いたいです。
追伸 比較的好評価なレヴュー動画が出てきたことは嬉しい限りです。岡田斗司夫チャンネルとかBlackHoleチャネルとか。今日、「おまけの夜亅チャネルを見て、意外な見落としに気付かされました。これなどは見落として思い込んだままの鑑賞者は多いのではないでしょうか。確認をお願いします。
ジブリ版「幻の湖」。迷作というより奇作。
ストーリーの骨子は、非常に単純で過去のジブリ作品の何かに似ていると誰もが思うと思う。全体を包む雰囲気はジブリにあるようなそこはかとない明るさはなく、ホラー映画感である。
また、他の方が書いてるように、ストーリー中のイベントやキャラクターの言動も過去のジブリ作品で見た印象を強く受ける。
作中の唐突なシーンの切り替え、心理描写が描かれないキャラクターの行動の変化、異質な世界観を一つの作品に入れたために発生しているだろう、唐突な感じのするキャラクターの謎めいた台詞。
私は突然出てきた新キャラクターのある台詞を聞いた時に、過去に受けた似た感覚を辿って行って奇作と呼ばれる「幻の湖」の以下の台詞を聞いた時の感覚を思い出した。
「ファントムではなくイーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている。」(「幻の湖」より)
軍事物でもなくスパイものでもない映画で唐突にキャラクターが独り言を言い、その後の話につながりもしない事で、不可思議な感情を巻き起こす、よくネタにされるこの台詞だが、「君たちはどう生きるか」も同様で、世界観の繋がりが(それを説明する設定があったとしても)異質なのである。
「幻の湖」も最高のスタッフを使った過去~現在~未来に渡るストーリーで、当時のヒットしそうな題材を一つに詰め込んだ映画だが、結果として奇作と呼ばれる作品となった。幾つかのレビューでジブリの過去の映画のパレードのようだった。というコメントがあったが「君たちはどいう生きるか」も要素の詰め込みの点で類似性がある。
映画の随所に出てくる唐突感、ごった煮感、異世界感を「パプリカ」の感覚に似ているとか、「2001年宇宙の旅」に似ている。などと評している人もいるが、パプリカの方が独特の世界観はスムーズに表現していて、2001年の方が壮大で流麗で整っていて、個人的には比較の土台に上げられるものではない気がする。この映画はただただ散文的でカオスである。
この散文的カオス感を「現実の世界では無いので」と一言でOKにしてしまう事もできるが、好意的に捉えれば、敢えて整理をしない形で、現実の世界の出来事の矛盾や内面の表現にチャレンジしてみたのかな。という気がするが、自分で書いてかなりこじつけ感はする。
舞台の切りかわりはあるのだが、話は自体は大きく進まないので、眠気を誘ってきて何度か寝落ちしそうになったものの頑張って最後まで付いて行く感じだった。
多くのレビューが、過去のジブリ作品や監督の生い立ちなどを紐付けて解釈しているが、逆に言うと、もし宮崎駿以外の人間が撮っていた場合、それらのレビューは成り立たくなるわけで、監督の過去作や生い立ちという映画外の情報が解釈に必要という事になると思う。
いろんな考察を付けられる余地があり、どれも正解でありえる映画だが、後から考察を読みたいほどの映画とも感じられなかった。
宮崎駿という権威がなければ、この映画はここまでヒットする事はなかったと思う。
もちろんこういう映画も存在していいと思う。ただ、迷っている人は、自分がよほどのカルト映画ファンでなければ、見なくて良いと思う。
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