君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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とんでもなく好きな作品
線で絵を描いて動きを作るのがアニメーション。最高のアニメーターが集結したのだろう。オープニングから度肝を抜かれ涙が出た。
マヒトが四つん這いになって駆け上がる階段の肌触り。火事の火の粉を物ともせぬ疾走。夏子が輪タクから降りるときの下駄と地面のあの感覚。肉体を写しとったような夏子の官能性…。古い家の描写に唸り、サギの完璧な身のこなしを堪能しているうちに、7人の小人婆さん登場で、ファンタジー感全開。で、もう、ここからが凄すぎる。
一見無抵抗な従順さの中に、決して自己の領域を踏み外さない“距離感”を感じさせるマヒト。自分の頭を石で割るような悪魔的な少年は、最初から矛盾を内包していた。
魚の内臓、ペリカンの埋葬、わらわらを通して、命は土に還っていずれまた新しい命が生まれる土壌となることが描かれる。それを受け入れた上で、「じゃあこの与えられた命をどのように生きよう?」って考えるのが人間。
自分の弱さが過ちを犯させたことを正面から見つめ、より良く生きたいという思いの中から、新しい自信を汲み出していくことを学んだコペルくん。
マヒトもまた自分の悪意を見つめ、ラストに自発的に生き方を選んだ。
ストーリーは解釈がいろいろだろうけど、私は自分なりに腑に落ちたから大満足。
宮崎駿(なぜか今回は宮﨑だった)は、なんかこう、わかりやすく話をまとめてしまうようなことは決してしないよね。
わからなくても面白い
噂の映画を
たった今観に行ってきました
私はすごく面白かった
レビューを色々と見てたら
わけがわからないという
レビューが多かったけども
わけがわからないとは私は全く感じなかった
ストーリーもシンプルで
表現は美しい
造形や配置は自然にあるものにすごく近く無駄なものがない
他の誰にも造られないだろう
この表現は何かで感じたことがあると思ったらフェリーニだった
フェリーニよりもはるかにエンタメかな
子供には2時間は長いけど
その時々のシチュエーションはキャラも魅力的で子供にも楽しめるかもしれない
特に小さい子供には
わからないといって面白くないと言ってる人は多い
私はわからなくても面白い
どんな意味があるのかとか知らないし
知ろうとも思わない
わからない音楽や
わからない映画や
小説とか前はいっぱいあった気がする
自身の心が動く時に
意味や解釈を伴っていなければカタルシスを得られない時代になったのかな
間違いなく傑作
見応えのある素晴らしい映画
渇望、そして消化不良
「風立ちぬ」(13)から10年の渇望感!事前情報がなくてもあっても、きっと多くの人が劇場に押し寄せたに違いありません。パンフレット発売まで先送りとは驚きましたが(汗;)。関東大震災からの復興をモチーフに描かれた前作と似ているのかなと思いきや途中から「えっ、そっち系?」という展開でした(笑)。そこの分野は宮崎監督の得意技なので、「よし、きたぞ!」という感じでした。といっても過去のエンタメ作品にあったようなグイグイと冒険に出かけていく感じとは違って、心の奥へ潜っていくような感触でした(個人的な感覚です)。ある種の成長譚には通過儀礼が描かれることが多いと聞いたことがありますが、今作でもそれらしき描写があったように感じましたが、正直なところ、消化不良でした(汗;)。たくさんの登場人物間の関係性や様々なキャラクターに当てられたメタファーの意味するところがよくわかりませんでした。「君たちはどう解するか」という夏休みの宿題ですか?(苦笑)
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映画館で宮崎駿監督作品を観ることができた。
よく分からない、監督の老いを感じる、万人受けしない...色んな意見をお見かけしますが、満員近い映画館のスクリーンでこの作品を観ることができて私はとても満足です。祝日最後に滑り込んで正解だったなと思います。
宮﨑駿監督作品を最後に映画館で観たのは20年以上前で、5歳の時に観た『千と千尋の神隠し』以来でした(当時は立ち見販売もされていたけどそれすら埋まるほど人気だったのを覚えています...次の回待つ間にセレビィ観た記憶ある)。
コロナになる以前から足を運ぶことが全くなくなった映画館。観に行こうと思ったのはTwitterで見かけた映画のポスター・事前情報が全くない・宮﨑駿監督作品という3点に魅力を感じたからです。正直、チケット買う時には「今ってこんな高いんかい」とか思っていましたが、見終えたあとは「もう一回映画館へ観に来たい」という気持ちでいっぱいでした。
この映画が伝えたいことは何なのか、自分なりに解釈できたので満足です。でも、あまり深く考えなくてもこの作品の見所・魅力・好きなところはたくさん見つけられるかと思います。良いアニメーションです。
評価が分かれているのをみると、人により求める部分が違うんだな...という感想を持ちます。そりゃそう、確かになと思います。
私個人としては何より、青サギポスターとタイトル以外何も知らない状態でこの映画を映画館のスクリーンで観られた...という一連のことが、映画という思い出において一生のものになるだろうと感じています。
お盆に帰省した際には、20年前に『千と千尋』を観た地元の映画館へ、母と姉と共に観に行こうかと思います(上映されていると信じて)。映画館で観られる内に、堪能したいです。
タイトルの意味は?
この作品の評価は、作家宮﨑駿の死後に定まる
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80歳を超えた宮﨑さんには、新たに何が見えているのだろう?
この世とあの世のあいだにある世界は確実に近づき親しみのある形で見えているのだろうか?
すでに老いた人たちにとって、未来に生まれてくる子どもたちは本当に希望なのかあるいはぼんやりとした絶望なのか?
宮﨑さんは引き潮の砂浜に城を作っては壊し
そしてまた新しい城を作る
その時にしかできない閃きと感性と新しい素材で作りはじめては、完成する頃には「これではない」とどこかで悟ってしまう
だから哀しい
でも刹那に見た夢だからこそ作品は美しい
滅びの予感の中でまた新しい光を放つ
今はそれがどんな形であれ、われわれは作家宮﨑駿の新作を見ることができたということを寿げばよい
新たな作品が生まれたのだ
そしてこの作品の評価は、作家宮﨑駿の死後に定まる
これは同時代の私たちに向けたメッセージだったのか、まだ生まれてもいない未来の人々に向けた問いかけだったのか?
いずれ彼の旅を辿る中でわかるだろう
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見終わって隣のヤングな男の子3名が意味わからない…と頭を抱えていた
わからないまま持ち帰ればいいのだ
すぐにわからなくてもやがてじわじわとえも言われぬ滋味を感じられるかも知れない
他人と共感できる言葉を探す必要はない
自分だけでその味を密かに噛みしめればいいのだ
映画はSNSのネタでもなくコミュニケーションツールでもない
個人的な経験なんだもん
おじいちゃん謹製。良く解らない、だがソレがイイ。(ンな訳ない)
宮崎駿氏、御年82歳。満を持しての公開に際し、PVもチラシも前情報皆無で14日金曜の公開まで、まさに蓋を開けなければ何もワカラナイ状況で観賞の時を迎えました。唯一の情報はタイトル『君たちはどう生きるか』は、1937年の吉野源三郎の小説から用いたとの事で、中身とタイトルの関係性を探るテーマでしょうか。
まず作品を観て思った事は、正直あまーり良好には思えません。生命の誕生と終焉のネイチャーファンタジーと解釈でき、いわゆる宮崎駿式『はたらく細胞』とでも言いましょうか。(←※追書きに訂正あり)
ただソコは題材にしただけで、ソコが解らなくても『お話』としての理解だけで充分事足りる筈です。当然ながら「根本までシッカリ味わうべき」と創り手や取り巻きが圧力をかけるのはNG、受け手の理解と感想に委ねるべきです。
ですので、説教全開・解らない観客が悪いのだ!的な創作者エゴ丸出しの作品を、自分は全否定してます。本作品はサスガにそんなお高い作品ではないので、自分の感想はそう云う訳で★3です。
一番ダメに思ったのはダレ気味のストーリー展開、設定。主要キャラの魅力もイマイチ、一昔前の古臭さすら感じます。真人は昭和の若造風情で、ヒロイン不在?ながらも中盤登場の『火娘』は微妙‥‥
そして相変わらずの婆ぁサン好きときたら。氏が昭和の御仁だから致し方ないとしても、原作を別の作家の良好なストーリーを扱った方が良かったかも知れません。
で、氏の声優嫌いは今更ですので『丸太上等』覚悟の上です。あの父親がキムタク? キャストの発表すらなかったので鑑賞中誰が誰やらですが、ソレこそが氏の狙いで、個人的には一番受け入れがたい、偏屈の最たる部分です。
そうは言うものの、アニメーターとしての動かす力・感性の鋭さ・芸の細かさは衰え知らずで、CGではない手描きの動きの自然さ・細やかさ・キレイさの演技には魅せられます。この辺りはまだまだ一目置かれる『職人魂』で、動画だけは刮目に値すると思います。
そして随所に、ジブリ・宮崎アニメならではのカオス『ワラワラ』感が展開されるほか、趣味の飛行機ネタ・船ネタ・軍や車ネタなど。加えて脇役のスットボケキャラは絵面をヒョウキンに盛り上げています。あとチョイグロも少々。しつこくてウザい演出が1点ありましたがソレは無視します。
結局、これぞまさに『ジャパニメという文化芸術』の真骨頂と言えるでしょう。
しかしながら肝心のお話がアレ‥‥ ハードほぼ満点、ソフト赤点スレスレ、でしょうか。
(パヤオサン、アニメで実写を追求したかったのかなぁ。。。)
以下余談ですが、氏は観賞者の満足や好評を一切期待してないかも知れません。観たきゃ観れば良い、別に観なくても良い、観客の評価なんて知らん、興行成績なんかドーでも良い、世間には興味ない、なーんて斜に構えてそうな。
加えて興行作品と言う認識も薄そうで、制作に7年もかけた事から自身の哲学を可視化したに過ぎないとか。息をする様にアニメを創った、意味も理由も目的もなく本能的に、縁側で茶をすするかの如く‥‥
ソレを『鑑賞者は○○しなければならない』的な内側の圧力を感じるならば、いわゆる信者サン以外には比較的敷居が高い作品です。
年齢的に次作は期待できませんし今度こそ名実ともに完全引退かと思います。ただしその際は自身の初期の原作のアニメ化を、庵野監督に託してはいかがかと‥‥w
【追書き】他のレビュアーさんの多くに『アニメとジブリと私(駿氏自身)』の解釈があり、目からウロコが取れました。でもアニメ業界・ジブリにとってもソレは生命活動の輪廻のレールに乗ったものだと思います。
ジブリファンタジーを求めているならオススメしません
あなたがもし『千と千尋の神隠し』や『ハウルの動く城』などの"あの"ジブリ作品を求めているのならばおすすめはできません。少年の冒険活劇を謳ってはいますがドキドキワクワクファンタジーモノではなく、終始どこかジメッとしています。
説明の少ない描写、突然現れるキャラ、場所、独特の場面切り替えから『ゲド戦記』を思い出しました。
メタファー表現で多くを語らないスタイルだからか、超越した次元から語りかけられているような感覚で、一度鑑賞しただけでは物語の核を理解できないだろうなという感想です。
他の方の考察で宮崎駿さんから近しい方々へ向けたメッセージなのでは、というものを見かけましたが、私もそうだと思います。この作品は盛大な身内ネタなのかもしれませんね。
正直、ストーリーではなく映像美や音楽を賞賛するコメントが大多数であることに安心しています。頭の良くない私にはエンドロール後「いや、ムズい…!」しか残りませんでした。何度か観たら分かるようになるのかな。
老舗ラーメン屋の最後に出された新作が極上のチャーシュー丼
所見時のレビューでモヤモヤしてたものの正体がわかったので頭に追記。
この映画
有名になる前から贔屓にしていた行列の絶えない老舗ラーメン屋が、
いよいよ店閉めるから最後の新作食べに来いと言われ、
期待値マックスで首を長くして待ち
初日に飛び込んで出されたのが極上のチャーシュー丼
美味い。でもこれじゃない。
以上。以下の初期レビューは読まなくて良いです。
まだ初見ですが、やはり様々な細かい演出、小技が散りばめられて、クオリティはかなり高いと思います。ただ、
駄目な所
・主人公が男(少女じゃない)
ポニョ、ハウル(ソフィは実質熟女)、紅豚、風立ちぬのラインで観る人が偏る。※ラピュタとルパンはヒロインが目立つ
・宮崎メカ無し
最後の作品で宮崎駿の大きな魅了が発揮されていない
・情報を隠した事による跳ね上がったハードル
「ナウシカ2じゃないのか?」「キムタクが出るらしいからハウル2じゃね?」みたいに様々な憶測が飛び交い、一部で盛り上がってたけど、結果いつものジブリの域を超えず、何故隠したのか不明。
物語の構成的に、新海誠にライバル心を持ったのかもしれないと感じました。確かに地味に凄い事やってて、作画等熟練の演出手腕は感じます。でも正直若いクリエイターにライバル心を持って同じジャンル作ったはいいが、令和の若い世代にキャッチーな部分が無く、むしろセンスの古さが目立ちました。おそらく私のような宮崎駿マニアにとっては大きく期待外れ。鬼滅やスラムダンクのようなメジャー作品しか観に行かない人には地味な昭和のアニメ。
クチコミで伸びる映画じゃないよこれ。いつものように大量宣伝かまさないとまじでやばいと思う。どうした鈴木敏夫。ここから頑張れ、日テレ!
よく解らない
公開まで情報を遮断していた作品。
ジブリファンの私は公開と共に観に行きました。
結果、何が何だか良く解らない。
印象に残った場面しか頭に残らないでした。
それから金曜ロードショーで再び観ました。
初回よりはあらすじは解りました。
でもやっぱりよく解らない。
現実の世界が長く、戦争中の日本をリアルに描写していて、それが長く、異世界(彼岸?)の中はまさにカオス。
宇宙からの飛来した塔だからあの世に繋がっているのかもしれないが、義母を探して、若い自分の母と再会する。
題名の「君たちはどう生きるか」は現実世界で主人公が母のメッセージが書いてある本から取ったのかと思ったら、番組の最後に監督からのメッセージがあり、あの世に母を探し、この不正の世界のでどう生きるかにある様で、少し納得しました。
でも作品内で、もっと君たちはどう生きるか問う、考えさせられる映像になっていたら、この作品を観て「自分たちはどう生きるか」を考える作品になったと思うし、自分の気づきにもなったと思うが、映像からは何も伝わらなかったです。
ファミリーヒストリー
駿おじさん、こんなに鳥が好きなんて、知らなかった。が、アオサギ、ペリカン、インコ、種類のセレクトは謎だ。鳥まみれ、紙まみれ、わらわらまみれ、数に圧倒される表現が多かった。
戦時中は、死んだきょうだいの後添に入ることはよくあったと思うが、なーんか生臭かったなあ。夏子は妙に色気あるし。彼女の心の底には姉への呵責があると感じたが、夫は妻の妹でも何ともないみたい。打算的で強引で、現実主義。そんな人物に見えた。でも、男として魅力はある…なかなかやっかい。木村拓哉の俺様な雰囲気も重なる。ただ、鳥の糞だらけになっている姿は、唯一スキがあって親しみやすい。
昭和の戦争中だが、ずいぶん景気のいい家で、ベッドで寝たり、車に乗ったり、ハイカラだった。異世界でパンにバターとジャムをてんこ盛りにして食べるシーンは、あまりの贅沢さにお腹が鳴った。甘じょっぱいの最高だよね。はちみつもいいけどね。
主人公の声は、よく知らない若い俳優さんだが、調べたら最近ドラマで見ていた人だった。これから期待できそう。観る前に情報入れないようにしていたので、菅田将暉にはびっくり。イケメン臭を一切感じなかった。本人も楽しんで演じていたのではなかろうか。あと、あいみょんも硬さはあるが、上々の出来じゃないかな。滝沢カレン…もいい仕事してた。おじさん達はみんな小林薫に聞こえてしまい、もう一度観れば、たぶん聞き分けられると思う。
宮崎駿が今まで観てきた映画、読んでいた本、聴いてきた音楽、語り影響を与え合った友、愛し生活を共にした家族、など、自分の内にあるものをぎゅっと詰めこんだ作品。宮崎駿という人物そのもの。そんな印象を受けた。簡単にわかるわけがない。人間は多面的で、常に変化するもの。この人の全てを知りたいと願っても、100%理解することはかなわない。一端を覗き見ただけでいい。ちょびっと何かがわかればいい。受け止められるものが、一つでもあれば、十分だ。そう思いました、駿監督。
未来に向けてのエール
老いたのは自分か宮﨑駿か
公開に先立って観た『千と千尋の神隠し』以来のジブリ作品『風立ちぬ』が望外だったため、期待に胸踊らせて満席の中を観に行った。
結果、レイトショーだったにせよあくびが止まらず、途中から早く終わらないかと念じ続ける様に。
今のところ今年のワースト2(ワースト1は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』)といった評価。
前半はどうにか観られたけど、後半から「おつかいゲー」の如き敷かれたレールの上に沿った展開が続いてウンザリした。
ラストの選択なども誰だってそうするだろう、意外性のない、既視感にまみれたものだった。
監督は最近の作品を観てないんじゃないか、感性をアップデートできてないんじゃないか、という疑惑が終始ついて回った。
(それでも面白ければ口を閉ざしたろうけど、令和の時代においては古臭さ(もちろん悪い意味での)は否めない。)
作画にしても齢を食った今となってはそのカロリーの高さと味付けの濃さに胃もたれしてしまった。
やたら書き込まれてたりヌルヌル動いたりすればいいってもんじゃないな、、、というのが最近のアニメを観ての感想。
たとえば、規模は比べるべくもないが、『夏へのトンネル、さよならの出口』くらいのあっさりした画のほうが好み。
(このへん、写真の台頭によって絵画の主流が写実主義から抽象画へ移ってった傾向に似てるかも。)
百歩譲って芸術性は認めたとしても、娯楽性がサッパリだったのも評価を低くした一因。
(傑作は、まず娯楽性が来て、それから芸術性が来る、が信条なもので。)
エンドロールの米津玄師の歌も『シン・ウルトラマン』の「M八七」と違って1フレーズも記憶に残ってない。
(もっとも、これまで述べてきたように作品自体がひどくて余韻に浸るどころではなかったからかもしれない。)
あと、監督の生い立ちや人間関係などといったメタ情報を知っ“たら”楽しめる、という評価は論外。
(知らなくても楽しめるけど知ったらなお楽しめる、であればわかるが。)
物語を頭に入れた上で改めて観たらひっくり返るかも、という予感が残された一縷の望みだ。
観るか悩んでる人はこのレビューを観て欲しい…!
正直ポニョ以降、んー?ジブリどうなん?まあ映画はわざわざ2回目は良いかな?と思ってしまった時はありました…!
しかし、この映画は別!また何回も劇場に足を運びたくなりました。
とりあえずトトロ、ナウシカ、ラピュタ、ハウル、千と千尋あたりが好きな人はとりあえず観に行ってほしいなあ。決して後悔はしないと思うよ!! ^^
そしてこれは観るアート作品!宮崎駿監督が作り上げた世界観に圧倒されてしまった。 評価が低いレビューがあるのが信じられない(´⊙ω⊙`)まあ好き嫌い分かれるのかなあ、と思いますが、意味がわからないっていうのは違うと思います。監督も意味を分からせたくて作ってるわけじゃないと思うし、そこにつっこむのはナンセンスです。 頭をストーリーで理解するというより、純粋に映画が好きな方やジブリの絵が好きな方はまたリピートしたくなる大変素晴らしい映画だと思いましたよ。
あと宮崎駿監督の新作を映画館でこの時代でリアルタイムで見れてることにまず感動だし、すでに満足感がある。笑 そして事前情報ゼロで見るって新鮮ですよね、それでもヒットする宮崎駿監督のネームバリューの凄さだからこの宣伝方法が成り立つんだろうなあ。こんな人日本にそうそういないよね。 最初は戦争映画なのかな?と思ったら違った。そこにはすさましい世界が広がっていて映像美にも感動した。 これは何度か見たい映画。 この映画興味がある人は一度観てみることをお勧めします。
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