君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
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自分の目と耳で劇場鑑賞しましょう、是非とも。
公開初日からのレヴューには、分からない、期待外れ、面白くない、ストーリーが矛盾?、破綻?しているを理由にしたネガティブ意見に溢れていました。
映画コムの星平均も徐々に上昇してきましたが、ネガティブ意見のあまりの多さ、とりわけその意見の過激さに辟易して劇場鑑賞を止めてしまった人が少なくなさそうな現実を残念に思っています。
制作者▪配給者側ではありませんが、是非とも劇場で本作を見て、自分の目で見て耳で聞いて、レビューの真偽を確かめてみて欲しいです。鑑賞した結果、付ける星の数は人それぞれでしょうが、星の数にかかわらず(個人のネガティブ評価にかかわらず)、本作は鑑賞するに値する映画、損はない映画と思います。劇場に足を運んで本作を見た上で、多くの人と建設的な批評を交わし合いたいです。
追伸 比較的好評価なレヴュー動画が出てきたことは嬉しい限りです。岡田斗司夫チャンネルとかBlackHoleチャネルとか。今日、「おまけの夜亅チャネルを見て、意外な見落としに気付かされました。これなどは見落として思い込んだままの鑑賞者は多いのではないでしょうか。確認をお願いします。
良かった。
家族愛の物語!感動で涙。
ストーリーが難解などの評価を見て、どんな難しい映画なのかと構えて見に行きました。
しかし、実際見てみると、内容はすごくシンプルで家族愛や絆をテーマにした心に沁みる作品でした!
難しい難しいと書いてる人は何?と思いました。何がわからないのかが、わからない程、とてもわかりやすく、素敵な作品でした!
少年がトラウマを乗り越える過程や葛藤など、とても心に響きました。
身近な人の死、過去のトラウマ、悪意と善意、家族愛、友情など、誰もが経験する人生そのものが詰まっていました!
今までのジブリ作品で涙した事はなかったのですが、今回の作品は心に響いて思わず涙が出ました。
多彩なアニメーションにも感激しました。
これは、映画館で見て良かったと心から思いました。
米津さんの歌も映画にぴったりで、更に感動しました。
迷っている方は評価気にせず、ぜひ見に行ってみて下さい!
私はもう一度見に行きたいと思っています。
理想的な人
自身の悪事に向き合える人、愛すべき人を愛する人、
守るべきものを守ろうとする人、立場責任を全うしようとする人。
様々なキャラクターが登場しますが、みんな清々しく、自立していて、
それぞれの考え、行動にある種の理想を背負っているように見えました。
どの考え方に同調し、あるいは、違和感を抱き、
そういった反応が自身の世界を作り上げていくものだと感じました。
童話や、おとぎ話のように、
観るべき時に観て、子供でも大人でも、観客、視聴者それぞれのタイミングで、
それぞれの注目点が変わるような映画だと感じました。
良い映画だと思います。
若いころ、どんな人を理想的だと思っていたのか、
何をかっこいい大人だと思っていたのか、
もう覚えていないことに気づき、自分の世界がなくなったようで、
少し歳を取った気になりました。
泣きだす幼児――がいたそうだ
年間10-20本ほどの映画を、映画館で鑑賞する程度の映画ファンである。
宮崎駿監督作品は、トトロやナウシカはテレビで見たかな、という程度だが、それ以外でもそれなりの本数で封切り時に見ている。
千と千尋、もののけ、風立ちぬ、劇場で見た。良かった。感動した。紅の豚、その他でイマイチというのもいくつもある。
本作は、やはり封切り時に見ている「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994年)、「ハウルの動く城」(2004年)と同水準だと思う。キムタクも起用されていたし、ね。
タイトルはあくまで借用。英語タイトル「The Boy and the Heron」(少年と鷺)が正しいが、それでは客は呼べないだろうから、借用したのだろう。
トトロや魔女の――などのように、子供が見て楽しめる映画ではない。
この映画に限らず、極力事前情報を得ずにスクリーンで映画を見ることにしているが、そもそも事前情報がない映画だった。
「君たちはどう生きるか」の意味は、見てのお楽しみ…である。
テレビCMもなく、試写を回していないので映画評も公開後に出てきたくらい。
平日の午後、下町のシネコンでは8割くらいの入り。かなりのものである。
映画終了後、館内が明るくなって3人組の男子高校生と思しき子らが「わかんねー」「じゃなく、感じろよ」などと言いあっていた。アニメファン、映画ファンの若者の素直な感想だろう。
この映画が、宮崎駿以外の監督が撮ったものなら、★は2つ。御年82歳の大監督、日本が世界に誇れるクリエーターの一人の作品、見ておいたほうがいいという意味で私は上記の評価をつける。それだけだ。
7月21日付産経新聞の映画評子は「映画館では途中で泣き出す幼児もいた。『となりのトトロ』のような家族で楽しむ作品とはいいがたい」と書いている、そういうことだ。
正直なところ、新海誠の「すずめの戸締まり」のほうが、アニメ映画としては10倍面白く、理解しやすいね。
声は、木村拓哉はじめ声優ではなく、俳優を起用。過去作品でもある傾向だが。主人公の父親をなぜキムタクにしたんだろ? しかも特別出演。これはいらん。ま、制作時にジャニー喜多川問題はなかったろうけど。
事前情報を出さない、宣伝しない戦略を取ったのはなぜだろう…。
宣伝用の公式サイトもない。
イメージ写真も1点のみ。
パンフレットもまだ発売されていない。…の、ないない尽くし。
そんな出し惜しみせは、あんまり意味ないと思う。コスト削減にはなるだろうが。
難解すぎて
挑戦を諦めた3流ジブリ映画
あーこれ過去の○○ぽい。ジブリで見てしまうとは、、、作品がよくわからない。とかじゃなくて。
過去の○○ぽいを意図的にやってるじゃん。ジブリにもとめてるのは、そこじゃないのよ。知らない世界を観たいのよ。
それが終始○○ぽい。ぽいの劣化だらけ。この映画の象徴的絵が見終わった後に浮かんで来なかった。
話はシンプル。世界の均衡は継がれずに壊れた君たちはどうするのー。だけ、お家騒動とかドヤられても困る。
歳を重ねて自分の原風景をそのまま描いてしまうのは仕方ないとして、自分が作り出した作品にまんまのっちゃうは流石にアレ。
挑戦を諦めたこんなジブリは見たくなかった。
-- 追記
過去のジブリアニメを観るたび、私達は宮崎駿の原風景に憧れを強めていた。ので「原風景なんてこの程度」と描いてくれたのはありがたい。
過去に憧れた作品は、宮崎駿"そのもの"ではなく、宮崎駿という"職人"が綿密に作り上げた構造物だったと再認識できた。そして、職人芸に私達は感動をしていたんだなと。
出してしまったからこその終わり。残された私達はどうするん?とまるできかれてるよう。
ただ、出し方のアイディアが、自分の作品のオマージュってなんつうか流石に俗物すぎてやっぱ好きじゃない。日本に蔓延する後ろ向きをもろに受け止めすぎでしょ。。もっと希望を出してほしいわ
エンタメから鑑賞するアートに昇華させたが故の難しさも(微ネタバレあり)
スポンサーを付けずリミッターを完全に外した純度100%宮崎印のサクマドロップ。。ほぼ手描きのみの映像美、どこか幾何学的で無機質なCGの描写では決して味わえない、夢幻的なのに伸びやかなイマジネーションの洪水を浴びてきました。まるでルイスキャロルの描いたアリスのラビリンスの様な。。詰め込まれた描写と表現の質量にまだクラクラしています。
批判レビュー「映像は確かに凄いけど要は何が言いたいのかさっぱりわかんね😓つまらん駄作」
駿ちゃん「そうか〜わからんか?そりゃそうだワシにもさっぱりわからん!人生なんて大体そんなもんだ、わからん中でワシはこうやってもがきながらも描き続けて生きてきたが、さて君たちはこれからどう生きるのかね?😁」
そんな監督の苦笑が聞こえてきそうな。。なので、観客がわからんモノは駄作だ失敗作だ大人でもイミフなんだから家族子連れで行くなとか余計なお世話な批判厨は論外としても、韻文的な思考の方に長けた人や、美術や創作に子供の時からあまり興味が無いとか得意で無かった人には若干辛い2時間半かも知れません。。
だからと言って、吐いて捨てる様な物言いをする人達の酷評に左右されて観る観ないをも左右されるのは愚の骨頂です。
正に「百聞は一見に如かず」この美しい映像美は頭で考えずに先ずは体感すべきものです。言わば美術館で誰かの美術作品を鑑賞するのと同じ感覚です。
作品のテーマ云々については、敢えて言うならば『風立ちぬ』を最後の作品とするには消化不良とフラストレーションの溜まりまくった宮崎駿監督が、もう一度同じ主題↓で作り直した作品の様にも感じられました。
「まだ風は吹いているか?日本の少年よ」
「はい。大風が吹いています」
「では生きねばならん。」
死が目の前に転がっていた戦争の時代、対照的に美しい里山、飛ぶものへの憧れ、母への思慕と憧憬、富裕な民家や瀟洒な洋館のある風景、周囲に馴染まず孤独の匂いをまとった少年、、主人公には実際の宮崎駿少年そのものの体験した背景がかなり投影されている印象です。火と鉄と暴力と死の匂いが全てに付き纏った時代の中で、一人の少年が、夢を夢見た、その原点の心象風景。。
さて、興行的には完全な無宣伝にもかかわらず公開序盤は圧倒的動員だったものの、最終的には興行成績は伸び悩むのでは無いかとも想像しています。本作はやはり全体が紛う方なきアート作品であって、明らかに決して誰にでもわかり易いエンタメ娯楽作品では無いです。エンタメ娯楽は見る側が受動的に楽しめればそれで良いですが、アートは見る側の鑑賞力が試される部分がありますので、人によってはそれは苦痛でさえあるかも知れません。
公開初期の4日間は元々ジブリに思い入れのある人が多かったと思われ、それだけでも135万人は大した数字なのですが、後発でついてくる世のマジョリティが映画(特にアニメ作品)に求めるのは常にライトで明快な娯楽性だからです。
興収が伸びない事で作品の価値が減じる訳では全くありませんが、アートはそれが解りやすいとか、楽しいとかよりも直感に近い好悪の感性に帰結し、そこから「好」の感性で受け取れた人にはその作品はどんどんと理解や深掘りの探究対象となります。
絵画ならダリや草間彌生、物語なら不思議の国のアリスやネバーエンディングストーリーが、どんなに専門家の評価が高く定まっていても、刺さる刺さらないとかより、兎も角もコレ好きか嫌いか、でハッキリ分かれるのと同じだと思うのです。
もし本作の評判が日を追って鰻登りとなりマジョリティの中のリピーターが増えていき興収が国内だけで軽く100億を超えて行ったらば、日本人全体のアート感応性は想像以上に非常に鋭敏だった!お見それしました🙇♂️という事になりますが、恐らくそうはならないと見ています。
宮崎監督も鈴木Pも関わった全ての制作スタッフも、出来る限り多くの観客に観てもらいたい想いは当然ながら全く同じでしょうが、千と千尋超えとかそんな事まで意図して無いでしょう。それならこういう作品作りはしてない筈。或いは「シン・ナウシカ」でも作ったのではと思います。
自分を偽らず変化し続けたい
宮崎駿作品の時系列を見てたら思ったことが、年を重ねるごとに作品の光と闇の要素の対比が、光→闇へと傾いているように感じました。
より内に内へと自分と向き合うような作品へ変化しているような。
結果今作については疑問だらけでした。
世間の評価や誰かの価値観に合わせることのない自分本位な作品に感じました。
今の宮崎駿はこうなんだと。
宮崎駿さんの生い立ちなどは知らないのですが、作品の冒頭から、あ、この話の主人公は宮崎駿自身なのかな?って感じました。
作品は疑問だらけなのに、見たあとに宮崎駿とは、老いるとは、人とは、生きるとは色んなこと考えました。
作品全体では理解できないのに、断片的には印象的で胸に刺さったりする。不思議です。
作品を見るのか、宮崎駿という人間を見るのか、そこで評価が二分してしまうんでしょうか。
恐らく最後であろう宮崎駿作品。
何にせよ自分はかっこいいと思いました。
20年後、30年後、この作品を見た時どう感じるのか。
楽しみです。
娯楽作品として見たか芸術作品として見たかで評価が分かれた気がします。
君たちはどう生きるか、
混沌、2回以上観るのは必須
集大成
好きでも嫌いでも観てよかった作品
感想を読むよりも映画館に行き体験した方が分かりやすいと思います。この映画の1番のエンターテイメントは「事前情報無し」です。始まるまで、始まってから、観ている時はワクワクで止まりません。
そこからの好き嫌いは知りませんが。
宮崎駿さんだって「よくわからない」のに素人が分かろうとしなくていいと思います。
ただ観に行って損は無いです。
私はもう一度観に行きます
会場の評価も1と5でしたね
事前情報がない=作品の予備知識が全くないっていうところで作品の評価が分かれているような。広告はある意味その世界観に入り込むための共通認識を作ってくれていたんだなーと。
そうであれば広告とかパンフレットが発売された後にまた評価が変わるのかなって思います。鈴木さんのキャッチフレーズとこれから与えられる物語の説明が今は楽しみ。
情報を与えられないと人ってこんなに頭使わないんだ〜って会場が物語ってた笑これもまた作品なのかも笑風刺画みたい。
フィクションなのか実写なのかファンタジーなのかポスター1枚の先入観で自分たちの中で物語と情報を創造し、その先入観と映画のギャップを毎秒ごとに受け入れていかないと一気に置いていかれて椅子から崩れ落ちそうな人ができあがる..笑
開始1秒の絵と音で時代と状況を説明したくせにっっ思わせぶりもいいところでした(先入観。笑)
でもまあ自分の思考の移り変わりを楽しむのが今回1番の目的だったので。めちゃくちゃ楽しかったです。それを含めなくても面白かったな!
ただただ素晴らしい
不親切なジブリ、最高だった!
美術館にいるようだった
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