劇場公開日 2023年7月14日

君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価

全1987件中、1701~1720件目を表示

3.5英語題は『The Boy and The Heron(少年とアオサギ)』

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

私がアニメ映画を評するとき、決まって「自分はアニメ門外漢」と言い訳から入りますが、実際にわかりやすく言えば、ジブリ作品ですら『魔女の宅急便(89)』で止まっていてそれ以来。正直な言い方をすれば、積極的に観てこなかっただけなのですが、そもそもジブリは配信だと観られないこともあり、今回は「むしろ観やすい」という考えから劇場鑑賞に踏み切りました。公開週の土曜午前中、新宿ピカデリーのシアター1は客入り7割ってところですかね。公開館数が多いのもあると思いますが、今作は宣伝を控えたのも影響してるのか意外と空いていました。
それにしても、アニメ作品の映画評は荒れがちですね。昔ながらのファンや、マニアの方の「愛憎」が入り混じった感じもありますが、やや戸惑いを感じている方も多い印象です。
私としても「一度観ただけでは解った気にはなれない」と感じましたが、それでも低評価は付けようがなく、何なら終盤は感情が揺らされる展開も。割とシンプルで小さい話ですが、宮崎監督お得意(?)のスピリチュアルな世界観に移行していく展開と表現に「芸術性」を感じます。
ただ、彼にとってのリアリティなのかもしれませんが、時代をそこに設定するとどうしても「懐古主義」的なものを想像したり(その時代である絶対的な意味はないような気がします)、特にアニメを愛する人って想像力高い人が多いのだし、敢えてその題名にするところに何か「説教臭さ」みたいな思い込みが邪魔してしまう印象も否めません。
出てくるキャラクターたちは全般可愛らしいし、ただ子供が観て怖いと感じる部分無くもないですが、まぁこの題名ですから監督しては「若者」に向けて作ってるのかな?引退宣言撤回してまで作られたわけですが、逆にそのプロセスが余計なハードルになっている気がしますし、予告編はおろか公式ページにおける情報すら一切なしって「若者」に届くのいつになるんだろうって気もするし、何かモヤモヤは否めません。
ただ、一作品としては良作だと思います。まぁ「門外漢」スタンスでいさせてもらい、評価の動向を傍観です。

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TWDera

5.0宮崎駿の遺言

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

期待を裏切らない、宮崎駿の集大成でした。前作「風立ちぬ」より、さらに素晴らしい。
昭和生まれにとってはいちいち懐かしく、宮崎監督の心象風景をともに旅する感じでした。
宮沢賢治風の会話、スターウォーズの感じ、2001年宇宙の旅を彷彿とさせる輪廻転生。
昨日、レビューを読んで、難解だというのがたくさん載っていて心配しながら見ましたが全然難解ではなく、わかりやすく今の若者へのメッセージがはっきり伝わりました。
もう一度見たくなる宮崎駿の最高傑作です。

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オレンジ式部

3.5題名と内容は無関係‼️❓生きる意味は有りません‼️❓

2023年7月15日
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題名は主人公が贈られた本の名前で、映画の内容と関係ありません、よく村上春樹がする手法です。
内容は、千と千尋のリメイクのような、それが綿々と続くてんこ盛りです、深い意味が無いのは、これまた村上春樹のようです。
だから、宣伝することができません、今までの集大成であり、模倣でもあるからです。
でも、だからとゆうべきか、映像も集大成であり、ジブリを何作も味わうような、満腹感があります。
意味を与えるとすれば、正直に真摯に真面目に優しく生きていきなさい、後付けのようですが。
とにかく映像はとても良い、ジブリが好きなら、是非。

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アサシン5

3.5予習が必要なのかな?君たちはどう見るか

2023年7月15日
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ゆうき

3.0私たちはどう受け止めるか

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

興行的戦略なのか、フラットな状態での鑑賞を望んでのことなのか、一切の事前情報を伏せられていた本作。それでも、ジブリ作品で宮﨑駿監督となれば、いやが上にも期待値は高まり、そして迎えた公開当日。仕事を終えて、映画館に向かう途中で見たレビューサイトでは、投稿数がすでに100近い中で、評価はあろうことか3.4!これにはかなりの地雷臭を感じながらも、覚悟して鑑賞してきました。

ストーリーは、戦時中の空襲で母を亡くした少年・眞人が、疎開先で父の子を妊娠した継母であり、母の妹でもある夏子と生活することになるが、なぜか夏子が失踪してしまい、彼女を探してアオサギに導かれるように森の中の塔に足を踏み入れ、その先にある別の世界で不思議な体験をするというもの。

…とまとめてみたものの、正直言ってほぼほぼ理解できていません。終わってみれば、継母を受け入れ、家族も増え、新たな家族として前向きに再スタートできそうでよかったね、というラストシーンだけで得た小並感。これが今のところの精一杯の感想です。

そこに至るまでの過程が、塔の中での不思議体験なのだと思いますが、これが実に難解です。登場人物の語るセリフがどれも意味ありげなのですが、理解できないものが多く、それが疑問につながり、結果として作品のおもしろさを減じているように感じました。ある意味、現実の困難や不満を感じた主人公が、異世界の体験を経て成長し、元の世界に戻って力強く前に踏み出していくという王道展開だと思います。しかし、肝心の変容部分がわかりにくいのがとてももったいないです。わかる人にはわかる奥深さはもちろんあると思うのですが、世代を超えて愛されるジブリ作品には、もっとわかりやすく万人に受け入れられる作品であってほしいです。

とはいえ、いきいきと動き回るキャラクター、細部まで丁寧に描かれたファンタジックな情景は、紛れもなくジブリワールドで、ジブリ作品を観たという満足感は得られます。他のジブリ作品を彷彿させるシーンも多く、宮﨑駿監督の集大成としての意気込みも感じます。それだけに、監督の思いを受け止められなかったことが残念でなりません。今後の監督自身のコメントや他の方のレビューを読んで補完したいし、それでヒントがつかめたら改めて鑑賞してみたいと思います。

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おじゃる

0.5駄作

2023年7月15日
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ひどい駄作。今までのジブリと宮崎駿の遺産(笑)を表現したいからといって駄作として失敗に終わった、典型的なオメデタ作品。表現・主張があるのは良いが、名作を作ってこそでしょう。失望しました。映像は良いが、それだけ。

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ねこ

4.5宮崎駿の自伝的物語・アニメーションの終焉

2023年7月15日
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泣ける

楽しい

興奮

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ひつじ

4.0「桃太郎」を観に行ったら桃太郎も鬼も出てこなかった話

2023年7月15日
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2023年劇場鑑賞168本目。
10年以上前になりますかね、君たちはどう生きるかを漫画化したものが結構ヒットして、自分も読んだのですが、その後宮崎駿が映画化すると聞いてコペル君に会えるのを楽しみにしていました。

あれ?コペル君は?

一瞬、文字でコペル君と見えておお、となりましたが、それよりもなんであのおじさんとの会話で人生の真理を見つけようとする原作がこんなアグレッシブな体験になってしまうのか謎過ぎました。
まぁ千と千尋の神隠しみたいな不思議体験だと思えば独自ルールに基づいた冒険に巻き込まれるのはジブリだなぁと納得はできます。他の作品が明朗快活かといえばそうでもないですから。まぁ風立ちぬほど喫煙シーンなくて良かったです(笑)

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ガゾーサ

3.5何と評して良いやら・・・

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

戸惑いしかないと言うのが率直な意見。様々な読み込みが出来るのはいつも通りの宮崎アニメだが肝心のもっとも表面的な物語に一貫性がない。絵的にもキャラクター的にもあちこち意識が引っ張られる。明らかに引用であってこの物語におけるキャラクタターの統一性はない。そのために混乱する。一節によると宮崎は絵コンテによる演出のみで作画はスタッフ、つまりファミリーに任せたとの報もある。宮崎なきあとのジブリのスタッフたちに君たちこの後どう生きるの?と問うているようでもある。虫プロが大混乱の中、多くの自己限界を超えたスッタフたちが一本立ちの才能を見出したのに対し、ファミリーを形成し東映動画の火を継承しようとする試みなのだろうが、果たしてここから高畑、宮崎、大塚を凌ぐ才能が生まれるのだろうか?如何に外部から優秀なスタッフを注入できるか、その手腕が問われるエポックメイクの標(しるべ)にすぎない様な気がしている。

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mark108hello

4.0遺言

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

「あばよ…友達」

あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
おれは劇場で「地獄の黙示録」を観ていたと思ったらいつのまにか宮崎駿メドレーを観ていた…
な…何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…
漱石だとかガウディだとかヘミングウェイだとかルイス・キャロルだとか江戸川乱歩だとかそんなもんじゃあ断じてねえ…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

宮崎駿が今後引退宣言をすることはないだろう。
しかし、遺言はした。
いや、宮さんのことだからまた「作りたくなったから何か作る」と言い出しそうな気がしなくもないが、年齢を考えるとこれが最後の可能性が高く、本人もそれを強く意識していたようだ。
Twitterでも誰かが書き込んでいたが、今まで僕たちが観てきたものは宮崎駿ではなく「宮崎駿の水割り」でしかなかった。「風立ちぬ」(2013)でさえ彼の中では咬ませ犬だったのだ。あの時劇場で泣いたんだぞ?どうしてくれる?
何よりもまず、宮崎駿だからこそ成立し得たし公開が許された作品で、他の人間がこれをやろうものなら総スカンは免れず、業界からも相手にされなくなるだろう。
それくらい予習が必要な作品。事前予告一切なしだが、これまでのジブリ作品+「ルパン三世 カリオストロの城」を押さえたうえで、かつ仏教を齧らないと到底ついて行けない。初めて宮崎駿を観るならばこの作品から始めるのは絶対にやめろ。
残酷な言い方をするが、これは宮崎駿にしか描けない。少なくとも吾郎には絶対無理だ。
製作者が同じである以上、モチーフが重なるのは仕方ないとはいえ、自分が今までやってきたことを振り返るような作りになっていた。気持ち「もののけ姫」と「ハウルの動く城」色が強め。
これを観たら、ジブリに関しては後戻りはできない、そんな気がした。

追伸:事前予告一切なしだったので声を聴いたりエンドロールが流れた際には劇場でどよめきが起こりました。らしいと言えばらしいのですが。

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ストレンジラヴ

4.0本当に大切なこと

2023年7月15日
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興奮

幸せ

作中のストーリー展開を気にしていては、何も始まらないと思える作品でした。亡き母のあと、新しいお母さんになる夏子さんが突然森の中へ。その夏子さんの行方と亡き母が森で待っていると言う青鷺の言葉を受けて眞人も森へ。そこは生と死が隣り合わせの異次元の世界。でも、予想もつかない出来事って人生の中でも何度も突き当たる。右に行くか左に行くか?近道するか遠回りするか?前進するか後退するか?そんな選択の連続です。時には自分の意志とは真逆の行動を取ったりすることも。明日どうなるかもわからないこの世界の中で、その瞬間瞬間の判断を誤らずに大切な物を守って行く。みんなが生きて行ける、豊かで美しい世界を造っていく為に、本当に大切な物は何なのかを見極める心を持って生きて行って欲しい。だから、君たちはどう生きるか?って問われたのかなと僕はそう受け取りました。それを作中では夏子さんやヒミ、キリコ、青鷺、ペリカン、インコ大王、ワラワラらを通してジブリ作品らしく伝えてくれている。やはり宮崎駿監督作品。素晴らしい映画でした。

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たつのこ

2.0コナンカリ城をピークに面白くなくなり、これが遺作か。

2023年7月15日
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個人の夢想世界のルール説明だけ。
黒澤の凡作「夢」同様、物語る事を捨てたこれは失敗以前に映画でないな。
無理に暗喩を読み解き面白がる気にもなれぬのは、全く面白くないから。
コナンカリ城をピークに面白くなくなり、これが遺作か。
撮らせた鈴木敏夫が悪いのだろう。

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きねまっきい

3.5ある意味でもっとも宮崎駿らしい作品

2023年7月15日
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宮崎駿といえば冒険譚、楽しい作品!というのは宮崎駿の望んだことではない、などと書いてしまうと誤解があるのだが、宮崎駿が「売れる作品」を作ることに対して一定の歯がゆさ、もどかしさを感じていたのはよく言われるでことで、それから脱却すべくポニョや風立ちぬが生まれたのは今更言うことではない。結局、どちらもうまく行かずに監督引退宣言を繰り返すことになったわけだが、本作は本当に引退を考えての内容となっており、売れる売れないをそもそも考えていない、宮崎駿が描きたいものだけを詰め込んだ作品になっている。
言ってしまえば宮崎駿の我儘につきあわされる数時間であり、その覚悟がないとなかなか厳しい内容となっている。
だが、黒澤明から続く名監督とは総じてそういったエゴの塊であり、我儘で自分の世界に周りを巻き込むものであり、だからこそ素晴らしい作品が作れるのだと思う。スポンサーや監修の言いなりになって簡単に脚本を変えるような人物は秀作は作れても名作は作れない。
本作は宮崎駿の、そんなエゴや我儘を大スクリーンで鑑賞するものである、くらいの気持ちで挑んでもらいたい。

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Ko Fu

2.5宮崎駿さんの「仕事」を観に行った

2023年7月15日
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みゅー

3.0本当の宮崎駿ファン向け作品

2023年7月15日
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難しい

宮崎駿が本当に好きな人や映像が良ければ良いって人なら星5~4、そうでない人にとっては3~2って印象。
ナウシカから千尋までのような多くの人にとって楽しめる作品ではなく人を選ぶ作品です。
まぁ映像も声優も主題歌も良くて話も大枠は分かるしハッピーエンドで完結してるのでそれなりには楽しめるのかな?とは思います。ただ意味があるだろう設定や話の展開が多数出てきて作中で説明がないのでどうしても置いてきぼりになるし所見で100%この作品を楽しめる人はいないんじゃないのかな。

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maza

5.0監督、作りたいものは作れましたか?

2023年7月15日
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k.com

2.5ボンボン

2023年7月15日
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単純

難しい

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Bacchus

4.0シン・宮崎駿

2023年7月15日
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事前の宣伝を殆どしないことが逆説的に話題になった宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」を、7月14日の公開当日に観に行ってきました。TOHOシネマズは軒並み完売になっていたので、清水の舞台から飛び降りる覚悟で109シネマズプレミアム新宿で4千円払って鑑賞。普通の映画館の2倍の金額設定であるにも関わらず、7割ほどの客入りでした。流石は宮崎アニメですね。

内容ですが、過去の宮崎アニメの要素がてんこ盛りになった感じで、宮崎アニメファンとしては眼福とも言えるものでした。「ルパン三世カリオストロの城」をはじめ、「風の谷のナウシカ」、「となりのトトロ」、「紅の豚」、「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」、「風立ちぬ」と言った過去の名作を想起させるシーンや登場人物、小道具が満載。大げさに言えば宮崎アニメとともに歩んできたと言っても良い映画鑑賞人生が走馬灯のように思い起こされ、実に胸アツでした。そういう意味で、まさに「シン・宮崎駿」とも言うべき作品だったと思います。

ただストーリーの部分となると、何を言いたいのか、これまでの作品と比べると格段に難解な感じでした。戦時中に主人公の牧真人が火事で母を亡くすことから、初めは反戦映画かと思いましたが、話が進むとそんな要素は露ほども感じらません。形式的には、舞台が日本であり、子供が異世界を冒険する物語なので、トトロとか千と千尋に近い部分があるものの、単純な冒険活劇と言い切れない観客への問いかけ=まさに題名の「君たちはどう生きるか」というメッセージ性もあり、1度観ただけでは全部消化出来なかったというのが正直な感想です。過去の作品に引き摺られたせいか、初見である程度理解できる作品だと思っていたので、その点で意外と言うか、思ったほどの満足感が得られなかったのも事実でした。まあ過去の作品は何度も繰り返し観たので、本作も観るたびに新たな発見があるかも知れません。

いずれにしても、パンフレットですら後日発売となるという異例づくめの作品だけに、現状では★4の評価としますが、今後これが変動する可能性も大いにあるかなと思います。

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鶏

5.0私(宮﨑駿)はこう生きた。さて君たちは?

2023年7月15日
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しゅうへい

3.0インコ

2023年7月15日
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始まる前は、インコが主人公だと思ってました。
なるほど!
おばあちゃんズ面白かったです。
アオサギも良かったです。

声優さん、豪華ですね!

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完