君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価
全2066件中、801~820件目を表示
ジブリワールド炸裂。
予備知識無し、公開されてからレビューも動画も何も見ずに行きましたがよく分からなかった、、
絵の良さとか世界観とかは「あ、今ジブリを見ている」とはなるんだけど内容が全く掴めなかった。
多分原作を見てる人は理解できるのだろうか???
今までのジブリはゴールを設定しないという危ない手法を突っ走ってきたけど引退作で失敗しちゃったかな。。
こりゃ考察サイト必須。明らかに子供向けアニメとは掛け離れちゃってると思う。
ただ、やっぱり絵の良さや音楽、ジブリ特有のキャラなどがいいんよな。。これの要素のおかげで退屈にはならない。見て後悔はないと思うけど2回目は別にいいかもって感じでした。
完全に賛否が真っ二つになる作品
観客のことを一切考えてない、自己満映像集でした
映画館で放映されたジブリ作品はすべて視聴済み。なかでも一番好きなのはナウシカで、ポニョまでのジブリ作品は大好物です。以下、そんなアラフォーがレビューさせて頂きます。
他の皆様も書かれている通り、ストーリーは難解…というより観客に「理解させよう、面白がってもらおう」という気がまったく感じられない、監督の自己満足でしかないものでした。
私にとって映画は、高いストーリー性とこだわりの映像技術、卓越した演出など多岐の要素によって成り立つ、大衆向け総合エンタメの最たるものです。ですので、ストーリー性が著しく欠如し、演出がまともに機能していない本作は、私にとっては「映画」ではなく、「ジブリが得意とするシーンを詰め合わせた映像集」でした。
「この映像集に高い鑑賞代と時間をかけるのはコスパ悪いな」という印象で、「映画館で観る価値はない」というのが最終的な感想です。
本作に関して絶賛レビューをされている方々に伺いたいのですが、この作品が宮崎監督・スタジオジブリの作品でなくても同じようなレビューを書けていましたでしょうか?
このサイトで書かれるべきは「作品に対するレビュー」であって、監督や制作会社云々「クリエイターに対するレビュー」ではないと思っていたのですが…もしも私が本サイトの趣旨を見誤っていたのであれば、それは申し訳ないです。(「宮崎監督の〜」とか「スタジジブリが〜」という主語を使った、映画作品に対するレビューとは思えないものが多数散見されましたので、質問したくなりました。)
ジブリ教信者の方々は教祖様の頭の中が覗けて満足なんですかね?
物語・エンタメが好きという普通の人は観に行かないほうがよいと思います。一応話の種に…というのであれば、年末ぐらいに放送するであろう金ロー版を録画し、4倍速ぐらいで観るで十分です。
これが宮崎駿の最後の作品…
見る事ができて良かった!
これが本当に宮﨑駿監督、最後の作品なんだなと、
エンドロールを見ながらひしひしと伝わってきました。
これまでのスタジオジブリの皆さんの名前があって、
涙を堪えるのに必死でした。
(我慢しないと鑑賞後も止まらなそうだった為)
田舎に避難してきてからは、随所に過去の作品を思い出させる場面がありました。見ていて懐かしく感じる瞬間が何度かあり、巡り巡って宮﨑駿に辿り着いたと思いました。
色々と意味があるんだろうなと思うシーンはいくつかありましたが、それよりもタイトルである「君たちはどう生きるか」というテーマが伝わってきました。
映画館には老若男女いて、改めて宮﨑駿監督の偉大さを感じました。
これから生きていく中でふとした瞬間、このテーマを思い出し、考えて生きていきたいなと思います。
飽きない面白さ
宮崎駿作品をシアターで見れる喜び
宮崎駿渾身の魂の叫び❗
これはもう「1986年のマリリン」ならぬГ2023年のハヤオ」の熱いメッセージ!
文句がある人は早く忘れてトランスフォーマーかミッションインポッシブルでもみたらいい!
まずもって80才も過ぎてよく頑張られましたよ。並の老人じゃないですよやはり。わしはわしの思い通りにやったった!お前らも思い通りに好きにせい!
的な熱いメッセージを受け取りましたよ私は。高畑ももういないしやりたいようにやったる!鈴木のことなんかしらん!富野も押井も庵野もしらん!めっちゃやったるど的な!!!
とはいえ転生物やマルチバースや天国や地獄や輪廻やようわからんけど後々また観たくなる観た人と話したくなる風にちゃんと作ってますよね❤
「私の後継者になれ」「断る」でお馴染みのワイズマンとキリコ(by装甲騎兵ボトムズ!!!❤)的シークエンスもありです!!
宮崎さんは作品毎に仮想視聴者を想定してらしたとお聞きしました。ハイジやコナンは実の子に。ボニョはスタッフの子供さんに。今回はどうだったのかなぁと思います聞いてみたいです。
今後もしTVのインタビューで出演されることがあるならNHKとかニュース23とかではなく金スマとかさんまのまんまとかバラエティ番組のハヤオさんを拝見したいですね徹子の部屋も可❤
まあしかし世知辛い世の中で文句言いたい人の多いこと!それが悪目立ちすること!
もっと寛大になれないものか?
もっと優しくなれないものか?
もっと許してあげられないものか?
許しや赦しがこれからのキーワードだと思っています❤
私はそう生きようと思っていますよ
ミヤザキハヤオさん!!!❤
すごい睡魔と闘ったけど
最近話題になった同名のコミックとは(ほとんど)関係ありません
宮崎駿監督の健在ぶりを実感でき、楽しく鑑賞しました。
引退撤回は今回に始まったことではないので置いておいて、7年かけて制作、は巨匠ならではですね。前作「風立ちぬ」から前面に出てきた(大人の)情愛(エロス)が全編にプンプン香っていて、このあたりを子どもたちがどう感じるのか、興味のあるところです。
前回の引退の理由の一つに「ファンタジーが成り立たなくなった世界」を挙げられていた宮崎監督ですが、今回のファンタジーへの入り口も戦中の日本という、今となっては一種のファンタジー世界であるところが、現代からファンタジーへとダイレクトにつなげることができる若い監督ら(新海誠や細田守など)に比べて物足りない点ではありますが、歴戦の勇士のようなアニメーターたちを従えて、手描きで描き出すイマジネーションの坩堝のような宮崎世界の新作を享受できることは、いち映画フリークにとってこの上ない幸せです。
今回は鈴木プロデューサーの計略もあって、未だ宮崎監督の言葉が表に出てきませんが、いろいろと蘊蓄を語りたくてウズウズしていると思うので、それらが溢れ出してくるのを耳にした後で、再び鑑賞したいなと思います。
ひとまず、パンフレットはいつ発売になるのかな?
ジブリの印象が変化した
公開後すぐの評価が別れていたことが気になり見に行きました。
今生きる人間はゼロから積み木を増やしていく訳ではなく、先人たちの失敗や愚かさを受け入れた上で積み木を増やし、安定させていくことが使命であるのだけれど、君たちはどういうふうに積み木を増やしていくんだい?
という問いかけだと受け取りました。
今までのジブリを彷彿とさせる表現が散りばめられていて、本当に最期の作品にするつもりなのだろうかと感じさせました。
特別ジブリが好きなわけでも、今までのシリーズを全て見たわけでもありませんが、自分の中にあったジブリのイメージが変わった気がします。
天才である宮崎駿の頭の中を、ジブリという作品を通してもっと見てみたいなと思いました。
ものすごい直球
一度だけ鑑賞。
謎の鳥や謎ワールドに行くなど細かな設定はわからない。
しかし終盤で主人公が大叔父に言うセリフこそがこの
「君たちはどう生きるか」という問いの答えなのだとしたら、これほどわかりやすくストレートな表現はないと思った。
そのクライマックスの場面でちょっと感動してしまった私にとっては、それまでの謎ワールドでのよく分からない事もよく分からないなりに積み重ねになっていたのだと思う。
そういう意味では現実の社会でも同じなのかもしれない。
また、小さなお子さんを連れた家族も多かったが、絶対に理解できなかったと思う。しかし、そんなちびっ子が大きくなった時に宮崎駿の新作映画を劇場で観たことがあるというのは大きな経験になるかも知れない。
見る者を選ぶ映画だが名作
端的に言うと見る者を選ぶ映画。
映画に単純なエンタメだけを求める人には向かないかも知れない。また子供向きでもない。
壮大なファンタジーの世界観で魅了するナウシカやラピュタ、可愛い子供向けのキャラで魅了するトトロやポニョとは全く異なる。
勿論そう言った要素もない訳ではないのだが、例えば、クリストファー・ノーランやデヴィッド・リンチの作風が面白いと思うタイプの人には名作だと思う。個人的にはツボの作品であった。
つまり、時間軸を行ったり来たりできる設定、抽象的なセリフ・描写を鑑賞中に自分の脳内で組み立てて1つのストーリーやイメージを作り出せる人にはこの上なく面白い作品で、何回も見返したくなる作品なのだと思う。
物語の展開やメタファーの散りばめ方は、千と千尋やもののけ姫に最も近いものを感じるが、あちらは本作よりもよりストレートな展開の作品である。
ここからは、本作のテーマやストーリーについての個人的な解釈ですが、ずばり本作のテーマは文明対自然というジブリ作品の一貫したテーマに加え、輪廻転生、死生観を感じさせる作品であった。文明という言葉の中には戦争や争いと言ったことを当然含む。
まず、文明対自然についてだが自然保護のテーマ、自然に生命が宿るアニミズム的な発想はジブリ作品が一貫して描いてきたものだ。トトロあたり迄は単純な自然保護であったのに対し、複雑性を帯びてきた最初の作品がもののけ姫で、あの作品では最後にアシタカはタタラ場でサンは森で別々に生活するが共に生きようということになった。初めて文明の存在を肯定しないまでも認可し共生するとした作品であった。
本作では、石が文明の象徴(人類の象徴)で 、木が自然の象徴として描かれています。石が悪意があり、木には無いと話していた。そして、最後は悪意のない石を並べることも拒否し、自分の世界へ戻るという結末となっている。
また、文明の象徴としては、戦争や争いが含まれる。冒頭太平洋戦争下を舞台とした場面と母の死から始まる点や大叔父の争いのない世界を作れというセリフからも表現されている。
次に輪廻転生や死生観という点では、天国と地獄の行ききの表現や、ワラワラが人間として生まれる過程などに加え、メタファーという点で、実母の妹であり継母である夏子との仲を取り持ち眞人を救ったのが"火"術を操るヒミであり"火"事で死亡した若き日の実母であったことにも表現されている。
このメタファーの手法や救出劇の展開は、千尋を救ったハクが擬人化した過去にも千尋を救った川であった千と千尋に類似している。
本作が素晴らしいと感じるのは、千と千尋同様に、霊が愛をもって助けてくれたこと、眞人や夏子に対する愛、母の愛を感じるので感動するのではないかと思う。
そして、最後の場面、眞人を産む為に火事で死ぬとわかっていながら、ヒミは元の世界に戻っていくのである。
そして、眞人の母が大きくなった眞人に向け残した本が吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」だったのであり、この本が夏子の捜索や塔と塔の中の時空世界に誘い、名前の通りまっすぐに生きることを教えてくれるのである。
本作は要約するとそういう作品である。
あのアオサギ、誰?
宮崎駿監督作品だから多くの人が賛否し、様々な考察あり、何やかんや話題になってヒットしている作品ではあるけど、あまり名の知れてない監督の作品だったらここまで話題になるのだろうかね?的な内容だとおもいます。
なんていうか身内ウケ作品だと感じましたね。明らかに大衆には向けてはいないですね。最近、こういう有名監督の視聴者置いてけぼり自己満作品が多い気がします。
業界人や余程のジブリファンでないと、この作品から意味やメッセージを読み取るなどは難しいとおもいます。私はさっぱり何が描きたかったのか?何を伝えたいのか?わからないままです。そもそも何かを伝えようとしていたのかもよくわかりません。
とは言え映画の品格というか作画、動画は文句なしの最高レベルだとおもいます。描写の仕方も。流石はジブリ。
特に何の意味があるの?って思うような真人がズボンを穿くシーン、ものすごく細かで丁寧な描きは見事だと思いました。でもただズボン穿くシーンなんですがね。
アニメーションで実写並みの何気ないシーンを描くのは宮崎駿監督の性癖なんでしょうね。
そのくらいですかね注目したのは。
実は途中で眠くなりました。私にとってはそういう作品でしたね。
過去の宮崎駿作品ではそんな事無かったのに。
作品の品質は高いのですが私には向いていなかった作品ということで2.5点にしました。
結局楽しみました
娘と観に行った。
宮崎駿が新作やっているの全く知らなかっし、タイトル見て、本屋に並んでた漫画のアニメ化なのかと思ったら全然違った。で、面白いか面白くないか、というのもなかなか言えない映画だったよ。
冒頭の火事のシーン、子供の記憶のなかの風景がそのまま映像になったようで、アニメーションの作り手として、やっぱり宮崎駿は凄いと思った。しかし逆に中盤以降、舞台が非現実的になると幻想味は薄らいで、いつものジブリになっていたけど。それと全編、いつもよりダークな雰囲気があったので、今回は久石譲以外で音楽でやって欲しかったとも思った。
で、今作はわりと冒頭からリアルな路線でキャラクターたちも描かれていたので、今回は遂に萌え少女が登場しないのかと思っていたら、やっぱり登場した。しかも、萌え少女でありながら母親でもあるという二重に中年の幻想の気持ち悪さが投影されたキャラクターになっていて、良くも悪くも宮崎駿らしくてヤバいと思った。
それと今作で1番引っかかるのはストーリーで、神隠しや魔法的設定、少年(少女)の成長譚などこれまでの宮崎駿作品と同様のモチーフが散りばめられているのだけど、結局それらがまとまることなく、感情の着地点もよくわからないまま終わってしまった。直接目に触れない場所での死に支えられた軍需産業の恩恵で裕福に暮らす主人公という構図も、主人公がヒロイックに見えるので、子供には伝わりにくそうだし。それで「君たちはどう生きるの?」って問われても…という気分になるんだけど。しかし引退宣言したけど、やっぱり好きな素材、ファンタジーも美少女も戦闘機も全部詰めて物語が破綻していようが構わず好きな物作るのが俺の生き方で、あんたたちはどう生きるのかよ、ということなのかと思えば、タイトル通りだな、とも思えるが。
それにしても、宮崎駿新作なのに、教えてもらうまで公開されていることすら知らなくてびっくりしたけど、ネットでも情報あまりないし、またもや鈴木敏夫の戦略なのかと考えると滅入る。宮崎駿は追うけどやっぱりジブリはイヤだな。結局楽しんだのだけど。
戦前生まれの方特有のノスタルジーと負の遺産
監督と同年代の父から聞かされていた昭和初期の様子にそっくりでした
父もお屋敷に住んでいて侍女が複数いる環境で育ち戦争で疎開しました。
晩年は煌びやかなその頃の話ばかりしていました
年齢を重ねるとそうなるのでしょうか
1度目の視聴での私の解釈です
・大維新の前に落ちて居座った隕石⇨アメリカ
・石⇨フリーメイソン
・石をカモフラージュする一族⇨アメリカ擁護する一族が日本にいるのかな?
・インコ⇨ナチ
解釈できなかったところ
・なつこは石の中で子供をうみたがり、インコが規律にうるさかった⇨選民思想を表していた?
・ひみが火事で事故死したように現世で偽装されていたこと⇨眞人を産むために成長し、役目を終えたので石に戻った?
フリーメイソンは海外で地方議員をしている知人も所属していたり
本当にあるんですよね。
グループのヒエラルキーに差はあれど。
欧米のように古くから隣国との争いがある地域では
利権を守るために上層部の結託は必須なのでしょう。
国内の問題だけで済んでいた時代に戻りたくなる理由もわかります
原作があるようですので読んでみたいです
全2066件中、801~820件目を表示