劇場公開日 2023年7月14日

君たちはどう生きるかのレビュー・感想・評価

全2097件中、221~240件目を表示

5.0今この映画を見ることができる幸運

2023年7月19日
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日本人でよかった、と思えるのはどんな時だろう?

この映画を見て、日本人で本当によかったと、自分は思った。
言葉もそうだし、下地になっている歴史も、描かれている時代の空気も、そしてそれが今この現在の日本に向けて作られたのだという、その感覚も、ダイレクトに感じることができるから。
なんて幸運なことだろう。
なんかこう、こんな映画が作られるまで、生きててよかった。

内容は、とても説明できる気がしないし、見てない人に言葉で語っても無駄かもしれないと思う。
ファンタジーといえばファンタジーだけど、イメージが氾濫しているというか、普通にストーリーが展開していく感じではないので、ともすると行き先がわからずにイメージの中に溺れてしまいそうになるかも。。
ただそこで、主人公眞人のあの強い目が、あの視線が、我々を物語の先に連れていってくれる。

タイトルになっている「君たちはどう生きるか」の本とは、少し世間にも流れている情報のとおり、全く関係がないです。
ただ、本を読んだ人はそう感じるのではないかと思うけど、心に伝わってくる感じ、雰囲気は、よく似ているところがあるように思う。

これは、このわけのわからない時代に、まっとうな心で生きていくための道標のようなものを、しなやかに、したたかに示してくれる映画だと思います。
世界中のどこにも、歴史上のどこにもない、そして生涯二度と見ることのできないような、傑作かと思います。
日本人として、この国に生きて、今この映画を見れて、良かった。

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sokenbitea

5.0生命大肯定モノ。作家自身の欲望の掘削作業に付き合ってみたらこれまですべての宮崎作品を一貫するテーマにたどり着いた感動がある

2023年7月18日
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楽しい

知的

幸せ

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popo2

5.0ふつうに大傑作やろ

2023年7月17日
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体育館シューズ

5.0映画に真摯に向き合ってみるとお得

2023年7月17日
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泣ける

知的

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エスケープ

5.0素敵じゃないか

2023年7月17日
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楽しい

知的

幸せ

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Shino

何事も盛りは過ぎ、消える。ジブリも

2023年7月17日
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難しい

本当につまらなさ過ぎて苦しかった。風景の美術は美しかったのだが、ストーリーは意味不明でキャラクターに魅力がなく、感情移入や共感が全くできなかった。寧ろ全てのキャラクターが不快。絵も気持ち悪い。もう随分ジブリは面白い作品が出なくて久しいが本作でもう終わりだなと。眠すぎて苦行だった(=_=;)

宮崎監督と鈴木Pが次代に引き継ぎしたいという気持ちは伝わった。ただ二度とジブリの名前に惹かれて観には行くことはないだろう。黒澤明も最後の作品は夢がテーマだったし、人は老いるとこれまで自身の人生を振り返り心象風景を表現したくものなのだろうかと考えた。個人的にはかなり良くない作品となってしまった。

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遠山の剣さん

5.0宮崎駿はやはり凄い

2023年7月16日
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泣ける

楽しい

興奮

ストーリーが分かり易いわけではないけれど、なんだかんだ凄さがある。
3回くらい涙がでました。岡田斗司夫は、この作品はアートのようなもので、人によって賛否が分かれるといっていました。
分かり易いエンターテイメントを求める人には向かない映画かもしれません。
美術館に行くような気持ちで見ようと思えるのであれば、ぜひ見るべき作品と思います。

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akirakun1919

4.0ずっと作品を追ってきてよかった。

2023年7月15日
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難しい

幸せ

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しゅろりん

0.5無の感情を味わえる

2023年7月15日
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おそらくこじらせた作品だろうなと予想して見に行ったら想像を超えてきた。
喜怒哀楽どの感情もわかないまま帰宅出来る。

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たまり

5.0タイトル通りの映画でした!

2023年7月15日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

様々な解釈をして、多方面から楽しめる作品でした。
鑑賞した人はきっと誰かと話し込みたくなるはずです。(このサイトのレビューやコメントも含めて…)

パンフレットが(情報管理のため)販売されていませんでした。発売時期は未定だそうです。

売り切れではございませんのでご安心くださいませ。
パンフレットを買いにいくときにもう一回映画を見直してみようと思います。

ああ、ジブリの鈴木プロデューサーの高笑いが聞こえるようです。

補足:
パンフレットを買いました。
内容は巷で語られている通りでした。
でもこれはパンフレットの体裁をとった『絵本』だと思います。一緒に映画を観に行った人同士がこれを見ながら話し込む(とくに子供たちと一緒に)ものではないかなと勝手な想像してみました。なので声優がどうとかは絵本であればあまり関係がないのでしょう。
お値段も割りと抑えられているようですしこれはこれで『あり』だと思います。
細かいところが気になる方は『ジブリの教科書(っていうシリーズだったと記憶します)』が発売されるのを待ちましょう。
次回作の公開まではまだまだ遠いですからね。せっかちにならず。

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すれの

2.5一流の材料で作られているが、自分には美味しさがわからない料理

2023年7月14日
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鑑賞方法:映画館

難しい

宮崎駿作品に関しては、申し訳ないが「古い作品ほど好き」という典型的な懐古厨なので、おそらく自分はハマらないだろうなぁ…と思っていました。
でも、これはやはり観に行かねばと。

音楽は最高。久石譲の音楽は神がかっている。
歌も良い。米津玄師は、作品の訴えたいものを組み込んだ音楽を練り上げる能力が素晴らしい。
作画も隙のないクオリティ。安定した美しさ。ジブリならではの建造物の描写が大好きです。
声優、菅田将暉はけっこう良かった。キムタクあんな上手かっただろうか?それ以外は、正直イマイチだと思いました。懐古厨という時点で察してください。
それにしても、特に群を抜いて下手な女性が1人いたが、アレはなんだったんだろうか…。

ストーリー、どうにも理解が難しいなぁ…。
眞人の心理にこちらの理解がついていけないというか、えっそこ新しい母親でいいの?とか、心理含め理由がわからないことが多くて、難解だなと。

自分は、申し訳ないがよくわからなかったとしか言えません。
ジブリの世界観が好きな人が、ジブリを思う存分浴びるための映画という感じがしました。

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さかもと

4.0極めて珍しく男の子主演で10年ぶりの宮﨑駿作品に刮目せよ!

2023年7月14日
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知的

難しい

幸せ

 『風立ちぬ』以来10年ぶりの宮﨑駿監督作品、ということで久しぶりの映画鑑賞。御年82歳の監督作品を有り難く拝見しました。

 ジブリ映画を、宣伝しない、ワクワク感に共感しながら、予測不能な展開に身を委ねました。

 私の映画に対する期待は、見た事の無いものを見せて欲しい!
であるので、今回の作品は当たりでした。

 宮﨑駿監督作品を全て見た方は、ご存知のように、ファンタジー映画です。

 次回もおおいに期待しています。ありがとうございました。

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shimajirou

4.0宮崎駿監督お疲れ様でした。

2023年7月14日
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chai

5.0僕は僕なりに生きてゆきます

2025年7月23日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

驚く

本当に素晴らしい体験でした!!!

そして、僕は僕なりに、生きています。

誰になんと言われようと、なんと思われようと、間違いがあろうと、非難されようとも、見解の相違があろうとも、苦しくても、哀しくても、寂しくても、葉が枯れることがあっても、、、

※約2年前に観た、追っかけレビューです。

追記

この貴重な体験はもう2年前のことになるんですねぇ。

情報が溢れかえる複雑なこんがらがった
現代においてしずかにひっそりはじまった物語。
(公開後、WEBでは賛否両論で盛り上がってたみたいですね、リアルタイムで参加したかったぁ ^_^)

大の大人が決断したその清々しさよ。

宣伝広告等事前情報を
ほぼシャットアウトして、やりおった。
もうそれだけで見事じゃ、見事じゃ、
してやったりじゃ!

ちょっと想像してみましょう、
巨匠映画監督の宮崎駿さんが目の前にいて
窓外の樹木を眺めながら座っている。
Pの鈴木さんもそこにどっしりと座っている。
まわりにはスタッフが囲み、
新作映画についての話し合い(戦略)が行われる。

宮崎駿さんが言ったのかなぁ、
それとも鈴木さんが考えたのかなぁ、
今回は事前情報無しで、ひとつやってみませんか?
えぇ〜!?とか、まさかぁとか、スタッフみんなが思う。
しかし、なんやかんやあって結局、決定される。
その現場をこっそり覗いて見たかったなぁ。

というわけで、
何もわからないまま、
テレビCMもネット広告も一切無いまま公開され、
だから、自分は早めに劇場へ。

開始から約30〜45分の緊張感。
アオサギの不気味な行動と怪しい屋敷に塔に
おばあちゃんたち。
ちょっと「アイズワイドシャット」みたいな
最高の音楽・音響が場を否が応でも盛り上げる。
(みなさん、目を大きく見開いて閉じましょうねっ)

もう自分としてはそれだけで充分でした。
始まって1時間くらいで、もう大満足でした。

話しの展開?ハイライト?結末?内容の意図?
コンセプト?教訓?
それは、人それぞれが感じればよいのですよねっ

追記2(2025年7月24日)

みなさん、どしどし共感やコメントいただき
ほんとうに本当にありがとうございます。

公開当時にレビューできませんでしたが、
おかげさまで
公開頃の気持ちになることが出来ました。
(バックとぅザぱすと)

こんなことがむっちゃやりたかったんですぅ
うれぴぃ〜〜〜 😂

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ゆっき

0.5何も伝わってこない

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館

最近上映された他のヒット作品に比べ、各映画館における一日の上映回数が少なく、さらには映画サイトでの評価も低いので、期待はせずにハードルを下げて観賞したのですが、それをも下回る内容の作品でした。

何がダメだったのかというと、とにかくストーリーがつまらない上に分かり難く、終盤近くまで何をやっているのかよく分からなかったです。さらにはテンポも悪いため、つまらなさをより強調することとなっています。そして、これが本作をつまらなくしている大きな原因だと思われるのが、主人公に魅力がないことです。主人公以外のキャラにもあまり魅力的なキャラはいないのですが、特に主人公には魅力を感じませんでした。

以上の理由から、当然物語に引き込まれるはずもなく、終始スクリーンをぼぉーっと眺めているだけで、この作品からは何も伝わって来るものがありませんでした。正直なところ、途中からは早く終わらないかなと思ってしまいました。期待していなかったとはいえ、ジブリ作品を観てこんな気持ちになるとは残念です。

最後に、本作からは、こだわり過ぎたが故に観客を置き去りにしてしまった庵野監督作品と同類のニオイを感じました。作品にこだわりを持つのは良いことだと思いますが、その大前提として観客を楽しませることを忘れてはいけないと思います。たとえ本作にどんなに深い意味やメッセージが込められていたとしても、つまらないものはつまらないです。

追記>
内容とは関係ないですが、事前情報を全く公開しなかった点や、分かり難い題名やポスターの絵、パンフレットの後日販売など、客目線ではなく、上から目線に感じてしまいました。そういった点においても本作は失敗していると思います。

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alias

5.0終わってみれば

2023年7月31日
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泣ける

エンドロールを見ながら、死んだじいちゃんを思い出した。

四国のお百姓だったじいちゃんは、生まれてから死ぬまでずっと田んぼと畑を作っていた。ぎりぎり戦争に行かない歳だった。兄ちゃんが二人兵隊で死んだ。あの八月には対岸の雲を見たらしい。補助輪の取れた自転車で畑に行くと、いつも手を振ってくれた。肥料の中から転がり出た鶏の足に驚いたら、笑われた。
どんなことを考えて農業をやってたのか、ついぞ聞かなかったけど、今でもじいちゃんを思い出そうとすると、いつも麦わらと地下足袋で、鍬を持っている。
じいちゃんが耕していた畑の藪に、田んぼの水路に、別の世界を感じることがある。
その先には晴れた青空と夏の日差しがあって、風が土手の草と稲を波にして、今でも畑を耕しているじいちゃんが居るような。

みんなもそういうの、思い出したりしていないか?

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43

2.01回じゃ理解不能

2023年7月29日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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アスカシン

2.0主人公の言動に感情移入が難しい

2023年7月28日
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宮崎駿さんの晩年の作品ということもあってか、やはり自身の哲学的な表現に終始していて、それがうまく伝わる人は少ないように感じられた。
伝えたいテーマは分かる。でも、それは宮崎駿さんを通じなくても、もう誰もが知っているテーマ。それを少し周りくどくジブリのフィルターを通して表現する必要は無かったようにも感じた。宮崎駿さん最後の作品として、これでは個人的には納得できないので、もう1作品頑張ってもらいたい。
この作品は、元々子供と一緒に観に行こうかと思っていたが、ひとりで行って良かった。恐らく何も感じずに映画館を出ることになるはずです。

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ginchan

4.0君が、誰か他者ではなく、君自身を生きるヒントにと

2023年7月26日
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tohru hayabusa

5.0雑音に惑わされず見て欲しい

2023年7月25日
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米津玄師の歌目当てで、初めてジブリ作品をまともに鑑賞。
普段アニメ自体見ない私でも、決して忘れることのない作品に出会ったと確信している。
彼らの一切宣伝しない戦略は大当たりし、現代人がいかに情報過多社会により心のままに感じる機会を逸しているか、実際に映画を見てわかった。それは興行成績以上に制作者が欲しかった気づきだと思う。
それだけに、鑑賞中に評判が芳しくないのはナゼ?などと余計な逡巡をして、作品に集中出来なかったのが悔やまれる。
世間の雑音に惑わされず見てほしい、そんな映画でした。

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ハリー