「おもしろいかつまらないか以前に、意味が分からない」君たちはどう生きるか プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
おもしろいかつまらないか以前に、意味が分からない
................................................................................................
戦争時代、病院の火事で母を失った主人公の少年。
戦火を避けて父と田舎へ。ナツコと言う新母親と同居。
ナツコは多分、実の母の妹。父親何考えとんねんw
である日、ナツコが森の方へ行くのを目撃した主人公。
その後でナツコが消えたと大騒ぎになり、主人公は森へ。
そこで言葉をしゃべる不気味な青サギと殺し合い開始。
ところが「お館様」が少年を案内しろと言い、青サギは味方に。
で地底の国?「下の世界」で紆余曲折の末、生還。
................................................................................................
とにかく意味が分からんかった・・・。
おれの見方が甘いのか?みんな分かってたのか??
下の世界に行くまでは良かったが、そっからが意味不明・・・。
・キリコ
キリコという老婆の女中も一緒に下の世界に行くのだがはぐれ、
主人公はまず最初の危機を若い女漁師に救われる。
でこの女漁師=キリコらしい。顔も年齢も性格も全然違うのに。
女漁師キリコが老婆キリコの人形を持ってたのも意味不明。
あとゆるキャラみたいなのが大量に天に飛んで行ってた。
その先の現実世界で赤ちゃんとして生まれる命らしい。
それをペリカンが襲い、食いつくす描写があった。
何かを暗示してるっぽいが、全く意味が分からん・・・。
ストーリーともほとんど関係ない・・・と思う・・・多分。
・ヒミ
次に主人公は、キリコの知り合いであるヒミに救われる。
このヒミが主人公の実の母親らしい。え?どういう展開?
あまりにも飛躍し過ぎてて、全く意味が分からんかった。
ラストシーンで、今から主人公を生むって言ってた。
将来火事で死ぬよと聞いても「私は火に強いから」と言う。
確かにこっちの世界のヒミは火を自在に操れる。
じゃあ現実世界での火事の時、母は死んでないの?
だとしたらどこへ行ってしまったの??
そのへんが全く語られてない、少なくともおれは理解できてない。
・ナツコ
ナツコは結局、下の世界の分娩室?みたいな所にいた。
自らそこに行ったみたいやけど、そもそもそれは何で?
しかも助けに来た主人公に、アナタなんか嫌い!帰れ!とか言う。
継母とは言え、現実世界ではそんなこと言う人ではなかった。
多分何らかの事情があるんだろう、でもそれが全く分からず。
・お館様と王様
主人公らは知能の低そうな鳥たちから逃げてた。
その鳥の王様みたいなのがいたが、誰なの?何がしたいの?
あと「お館様」は主人公の先祖で、訳の分からん積木をしてた。
それで世界のバランスが保たれてるだのなんだのって話。
そして主人公に、積み木をする後継者になって欲しいらしい。
それを聞いた鳥の王様が、裏切り者!って急にキレる。
で積木を叩き壊したせいで下の世界が崩壊・・・。
えっこれ何を見せられてるの?話の筋が全く分からない・・・。
でお館様が結局どうなったんかも謎。多分死亡やろけど。
あと序盤に主人公が自分の頭を石で叩いて大怪我したのも謎。
自暴自棄になってるようにも見えなかったが・・・。
こんだけストーリーの分からん映画も珍しい・・・。
家で何かやりながら見てたらこういうことも時々あるけど。
映画館で集中して見てるのに、2割ほどしか分からんかった・・・。