「不快感なほど雑」君たちはどう生きるか O家の主人@マンUさんの映画レビュー(感想・評価)
不快感なほど雑
自己満足の世界で万事が雑。地に足がついていない。絵もそんなに綺麗だろうか…自分には絵も雑な印象だ。世の中のアニメのレベルも上がっているから、見る側の目も肥えてきている。作り手として一切の妥協を許さず、試行錯誤して練りに練ったと言う情熱も伝わってこない。最初に決めた通りに、周りも口出しできずに計画通りに製作が進んだに違いない。大企業病に罹ってしまったような映画で、王者のおごりを感じた。周りが見えていない。残念だ。カリオストロの城を初めて見た時の、新鮮で痛快な衝撃を味わえる宮崎映画はもう期待出来ないのか。やはりアレはラッキーパンチで偶然の産物だったのか。
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