「宮崎流身勝手の極意!」君たちはどう生きるか 博さんの映画レビュー(感想・評価)
宮崎流身勝手の極意!
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宮崎さんは最後に高畑勲さんみたくわがままし放題をやりたかった。
かぐや姫の物語みたいに金と時間とスタッフを贅沢に使いまくり庵野さんから超有能なスタッフを引き抜きファンにもスポンサーにも忖度しないわがまま作品をつくったんだなと思いました。
その結果はかぐや姫の物語と同じくなんとも言えないつまらん作品に仕上がった。
それでも宮崎さんのコアなファンは評論や分析や解釈のしがいがあって大喜びですかね。
ネタバレなのかな?
主人公の母親は、「君たちはどう生きるか」を大人になった息子へ贈ります。この作品は本来は青年に成長する前の子供向けに書かれた作品。自分で考え行動する習慣を持ちなさいってね。
一般に物語の主人公は作者の分身であり読者の分身でもあります。
つまり宮崎版「君たちは〜」は、これまで忖度しまくった作品を残してきた宮崎さんの過去の自分への決別宣言であり、さらに大人になっても子供向けアニメみたく分かり易いストーリーを期待してわからんぞと憤ってるファン(私)への説教かなと。
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