「老いてしまった宮崎駿」君たちはどう生きるか らんまさんの映画レビュー(感想・評価)
老いてしまった宮崎駿
観客のためのエンタメ映画ではなく、宮崎駿の精神的なマスターベーションに過ぎない内容。自らの青春やジブリの仲間等を描きたかったようだが、内容が抽象的、かつ、伝え方が弱いため、それすら伝わってこない。エンタメでもなく、表現・シナリオも中途半端で多くの観客が期待していたであろう『宮崎映画』ではないことだけは確か。
お金を払って期待して観にきたであろう、子どもたちには酷い内容である。勿論、大人たちに対してでもあるが。
これまでの制作委員会方式ではないため、制作過程で客観的な他者の意見を聞く機会がなく、ひたすら個室に閉じこもって作っていたということなのだろう。老人による独りよがりの映画。風立たず、である。
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おいおいあきらさんのコメント
2023年7月25日
今回はジブリの全面出資らしいです
いわゆる宮崎駿の自主制作映画
ジブリは宮崎駿と鈴木敏夫のものですからね。
誰も、これつまらないんですけど、とは言えないよね、そりゃ。