「そして伝説へ」君たちはどう生きるか Akaさんの映画レビュー(感想・評価)
そして伝説へ
ジブリ作品とともに昭和、平成を駆け抜けて来た中年です。
千代の富士や、イチローでも体力が落ちて引退する日が来たように、永遠に最強だと思っていたジブリ作品、宮崎先生にもその時が来たのではと感じてしまいました。
圧巻の映像は、やはり別格のクオリティでしたが
新しさが感じられない。主人公が少年なのに若さが無い。
メッセージもストーリーもここまでくるとカオス。
ポニョあたりから、エンタメというよりは半分哲学書を読んでいる感覚
全盛期のジブリの、とにかく鳥肌の立つような躍動感、エネルギー、メッセージ
有無を言わさず名作といわしめるパワーがない。
何も考えずに世界観にひきこまれて魅了された、かつてのジブリ作品達は
巨匠宮崎駿とともに伝説となるのでしょう。
若者たちよ!未来の巨匠たちよ!君たちの作品が世界をうならせる時がきたぞ!!
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