劇場総集編 SSSS.DYNAZENONのレビュー・感想・評価
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これは合わなかった
街に怪獣が現れた時、ガウマの持っていた竜の置物が巨大ロボット・ダイナゼノンに変身した。ガウマと麻中蓬は南夢芽や山中暦とダイナゼノンに取り込まれ、怪獣と戦った。この事をきっかけに、ガウマ、蓬、夢芽、暦、に飛鳥川ちせが加わり、チーム・ガウマ隊を結成した、という話。 ユニバース公開に向け、初めて観たが、なんか入り込めず、合わなかった。一見さんお断り、って感じかも。
初見さんお断り
前提として ・「電光超人グリッドマン」本編未視聴 ・「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」本編未視聴 初見が見るべきではない総集編。復習というべきか。 本編はめちゃくちゃ面白いんだろうなって感じはする。 けれど"観よう"という気になれないほどのストレスがある。 2時間にまとめようとした結果、ダイジェストに次ぐダイジェストになってしまった作品だと思う。 3時間ぐらいになってもいいからもう少し要素要素の積み重ねを見たかった。 個人的には、ロボットのバトルシーンを削ってもいいから人物の描写が観たい。最後の激盛り上がりシーンで疲弊してしまったのがなんか悔しい。冷めた目線で観てしまう。 なんか色々物足りなかった。
アニメ既に観てる人向け
アニメはグリッドマン、ダイナゼノン共に視聴済み、グリッドマン総集編は観てないです。 ダイナゼノンはかなり前に見たため記憶が少し曖昧ですが、総集編なのでかなり内容が省略されていると感じました。 パンフにもありますが主人公、ヒロインの関係を丁寧にやるために他(怪獣優生思想たちとの絡みや戦闘シーン、チセの友達周り)がかなり犠牲になってる感じです。 かなり丁寧にやっててそこはよかったですが戦闘シーンサクサクしすぎだと思ったのでそこしっかりやってくれればなぁ…… アニメを既に見ている人にはいいと思いますが、観ていない人にはお勧めできないなと思いました。アニメ面白いので観て!!!
ストーリーがよくできている
グリッドマンユニバースに向けて復習のために観ました。 通しで観るとグリッドマンよりストーリーは上かもしれません。 総集編は蓬と夢芽を中心にして、うまくまとまっていました。 2人が打ち解けていく感じが堪らなかったです。 ますますグリッドマンユニバースの公開が楽しみになりました。
焦点すっきり
総集編では焦点がすっきり。 蓬と夢芽の二人の青春ラブストーリーを軸に展開する形に。 (おかげで暦がすっかり影が薄くなりましたが) おかげで最後まで観られました。 テレビ放送時には、「誰が主人公で、何を目的とした話なのよ?」ってのがわかりにくいのがもどかしくて。 特に「ダイナゼノンに選ばれた若者たちの話」なのか、「ヒロインの亡くなった姉の話」なのか、「ガウマの求める姫の話」なのか、「怪獣(遣い)と優生思想の話」なのか… 要素詰め込みすぎで今ひとつ狙いがわからず。 そのせいでか、グリッドナイトが登場する前に、私は番組を見なくなっちゃったのですけども。 これで新作『グリッドマン ユニバース』の予備知識は摂取できたので、スムーズに観られそう。 エンドロール後に新規エピローグがついていて、そのまま『グリッドマン ユニバース』に繋がるみたいですから、『グリッドマン ユニバース』を観る予定の人はできれば観ておいた方がよいですよ。
まさに「総集編」と呼ぶにふさわしい一作
3月公開予定の劇場長編アニメーション作品『グリッドマン ユニバース』を控え、その前身シリーズとなるテレビアニメの総集編という位置付けの本作、先行した公開した『SSSS. GRIDMAN』(以下『グリッドマン』)が初見だったため、当然「ダイナゼノン」というシリーズについても全く無知だったのですが、そんな初心者でも『グリッドマン』と同様に、超絶技法かつ美麗なアニメーションを堪能することができました。 ただし『グリッドマン』が総集編でありながら、一つの映像作品として見通すことが可能なほどに入念に編集されていたことと比べると、本作は物語の描写に明らかな省略やジャンプが多く、ハイライトの連続をつなぎ合わせた、という意味で文字通りの総集編という作りになっていました。そのため本作は、あくまでもアニメシリーズの『グリッドマン』を観た人が復習用に観るべき作品として捉えるべきで、初心者が『ダイナゼノン』の世界を知る手段としては少し難しいかも、と感じました。 とはいえアニメ制作を担当したTRIGGERの作画は見事の一言で、結末に向かうにつれどんどん加速していく疾走感と縦横無尽の動きにはただただ圧倒されました。物語は完全に理解しきることは難しくても、この映像をスクリーンで観る事ができる、それ自体に十二分の価値がある作品です。
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