オオカミ狩りのレビュー・感想・評価
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血みどろ
全編の半分以上が血が飛び散るシーンといってもいいくらい。むしろ残虐さは下手なスプラッター映画を遥かに凌ぐ限りなくR18+に近いR15+映画。
序盤は重厚なハードボイルド作品かと思いきや、途中で「アルファ」なる怪人が登場して一気に雲行きが怪しくなり、チープ感が充満するのだが、ここから良い意味で予想を裏切るのが、その辺のB級映画とはちょっと違った。
キーパーソンになると思った人があっさり殺られたかと思えば、ここで殺られると思った人が(結局は殺られるのだが)、その場は逃げ延びたりして、最後にどういうケリをつけるのか全く予想のつかない展開。
そういう意味ではエンタメ性の高い、なかなかの怪作と言ってもいいのかも。
主演か?
1人1人のキャラクターが立っていて、とても魅力的で、
誰が主人公でもおかしくないような、物語が詰め込まれいた。
ただ、推しになったと思ったら死んでいくので1人の推しを作るのはオススメしない。
映画としては大変素晴らしかったと思うのだけど、
海外作品によくある事で、日本のポスターやプロモーションは全てアイドルの方が主演と書かれている。
ただ映画を見ると、上記に書いたように彼は主人公というわけではなくて…主演と名をうって彼のファンを釣ろうとしているのか、有名どころの名前をあげないと認知度が低いののか解らないけど、主演だと聞いて見に行った人たちは疑問に思うだろう。それが残念だった。
彼の演技は群を抜いて狂気で、とても素晴らしかった。
疾走感、血飛沫、イイ男
冒頭からなかなか強烈なエピソードで始まり、一気にメインストーリーへ。息つく間もなく、まさに血で血を洗う殺戮の嵐が吹き荒れる。逃げ場のない、大洋上のタンカーの中での凶悪犯罪者たちと護送の刑事の「死ぬか、殺すか」のやりとりが沸点ギリギリに昂ったところにぶち込まれるのが、謎の超絶身体能力殺人マシン・α、という…。血飛沫、流血の量は『哭悲』もかなりのものだったけど、今作はそれを軽く凌駕してる。でも、疾走感あるストーリー展開とド派手なアクションの故か、耐えられないような重さは感じない。とはいえ、人体破壊度(特に潰す、えぐる系)が描写、音、ともにキツいので何度か目を背けはしましたな。
しかし感銘を受けたのが、イッちゃってるレベルに凶悪な犯罪者ジョンドゥを演じたソ・イングク。本格的な悪役は今回が初のようだけど、狙った相手を喰らい尽くすような狂気と、凄絶な色気がなんとも魅力的。韓国の俳優は本当に層が厚い。
全体としては大変面白く観たけれど、後半がやや単調な感じはしたかなぁ。怪人vs超人になってからは、アクションのほうが前面に出てしまい、かえって恐ろしさが薄れてしまった。
むしろ、怪人相手に刑事と犯罪者がやむを得ず共闘したり、さらに裏切り殺し合ったりと、もっとストーリーで緊迫感を高めてもよかったのでは?
αの存在や黒幕に関しても、謎が残りまくりではあったけど、もしかすると続編作る気満々の仕掛けかもしれないから、そこは気にしないことにします。
誰にでも勧められる作品じゃないけど、私はもう一回観たい。次に観るときは血飛沫に惑わされず、イイ男を堪能しようと思うので。
こんな世界を初めて知りました!
B.O.W.無双
パクリ映画👎️
B級感たっぷりだが勢いと迫力を堪能
「これ、どんな映画なの?」と戸惑いながらも楽しんでしまう映画がたまにある。「ドリームキャッチャー」がそうだった。途中で場の雰囲気が変わるやつ。
本作もそんな転換点が待っていた。フィリピンから移送される貨物船を、犯罪者たちが乗っ取る話とイメージしていた。予告編も観ていたのに。でも怪人アルファが登場してからはテイストがかなり変わってしまう。でもそれが最高に面白かった。
貨物船内でバトルロワイヤルが繰り広げられるような展開なのだが、誰が死ぬのかまったく予想できない。アルファの暴れっぷりが静かなのにイカれてる。この人をこんな段階で殺しちゃうんだ!と驚くことが多かった。こんなの「ザ・ハント」以来の感覚。なるほど、オオカミを狩るんじゃなくてオオカミが狩るのか(違うかな…)。
正直色々と粗い部分もあって、B級感もハンパない。日本兵の登場シーンとか、アルファを移送する理由とか、そこに犯罪者も一緒に移送する理由(少し触れるシーンもあったがそれでも納得しがたい)とか。でも、それを上回る迫力のアクションだったから問題ない。万人受けはしないと思う。でも、個人的には大満足だった。
これ、続編あるな。ラスボス残ってるし。
そして
伏線祭り×ネタバレしたい気持ちMAX
海軍旗?
マニラから釜山まで韓国人の囚人軍団を護送する貨物船で巻き起こる暴動の話。
お約束のオラオラ刑事達にニヤニヤ犯罪者&スカした一匹狼的ヤツの一悶着に始まってフロンティア・タイタン号出航となっていくストーリー。
怪しげなドクターが動き出し、何こいつは?そんなのもいるんすか?これが怪人?
激しい格闘に銃撃戦血飛沫ブッシャーは嫌いじゃないし、囚人の暴動と脱走とコン・エアーならぬコン・シップ?なんて思っていたら、アルファですか…。
ちょっと安っぽさは感じつつもそこまではまだ良かったけれど、あれ?アルファの強さに波が?そういえば焼き印のヤツは…あーそういうこと…そこまで行くと安っぽさ全開だし、何これ?続編かシリーズ化か知らんけどそういうの狙ってるんですかね?
それなりには面白かったけれど、なんか余計なものが多過ぎるというか、そっちがメインで期待していたものとは違うし長いし…判ってみていたらもう少し受け入れられたのかなという感じ。
"韓国の東宝"=ロッテ案件なポスト・"魔女"だった
"アジアのハリウッド"から文字通り"ハリウッド映画"なエンタメ大作を目指す姿勢に舵を取っていることを如実に語るポスト『魔女』!従来の暴力的バイオレンス韓国映画と見せかけて、またもや超能力バトル(強化人間)ものシリーズ系。だけど、その方向に進むとしても「強化人間ばっかりじゃなくて良くない?」とは思うし、まだ完成まで道半ばの発展途上・過渡期であることも本作は大いに語っている。
エイリアン✕オーヴァーロード✕バイオハザード(あるいはストシン/ザ・ボーイズ)?船内が血の海に赤く染まる大殺戮ショーは、ドンデン返しってほどではないが、続編への布石として多少なりサプライズを用意した作り。弊害として続編を見越した作りゆえのタルさ。ナイフ少年の回想辺りから著しくタルくなった…。正直、少し期待外れだった。
良かった点としては、釣餌的に主人公っぽくメインに据えられているソ・イングクはじめ(警察側の班長除き)命の重さが等しく、誰が死ぬか分からない作りから、主人公サイドと敵対する悪役サイドの最終バトルを演じるキャラクター達に至る話の持って行き方。ということで心意気は買った!
勝手に関連作品『魔女』
P.S.『魔女』は面白いです。
すごいの見た。
なんかすごいの見たなー!が見終わった後の感想。
やたらめったら人が死んでくのが、血しぶきとグロさと、あと鈍器で殴ったりするのがほんとに殴ってる感が出ててかなりきついんだけど、何ていうか、これ見よがしに露悪的に残虐に殺害するんでなくて普通に?ぶっ殺す感じなので、あまり嫌悪感を感じない。
例えば哭悲なんかはそこがひどくて途中で出ちゃったんだけど、この作品は全然OKだった。
僕のように、理由なくただ痛めつけて苦しませるとこを見せるのが目的の残虐描写に存在意義を見出せない人からすると、これはエンタメとして、その手の悪趣味なものよりずっとちゃんとしてる作品だと思う。
すっごくグロいのはグロいですけどね。
でもなんかこう、正々堂々としてるというか(笑)、感性がちょっと気色悪いタイプの人が作ってるものではないという気が非常にしました。
警察の隊長とか普通にガッツあって熱いしね。
女刑事の子もシンプルに勇敢で仕事熱心な感じでいい。
結構可愛い子なので酷い目に合わないかハラハラしてたんだけど、ありがちな無駄にセクシーだっり残虐だったりっていう扱いは受けないんで、気持ちよく活躍を見ることができた気がする。
後半出てくる怪物も、無双ぶりと見境のなさがただただ怖いんだけど、殺す側も殺される側も無理矢理感がないというか、変に都合のいい展開にならないのでストレスを感じずに素直に?恐怖に身を委ねられます(笑)。
あと何気に音楽が素晴らしい。
安易にゴアなメタルチックなやつではなく、シンフォニックで堂々とした音楽で、そんなところも本格派な、一級品のエンタメ作品だと思います
もちろんグロいの苦手な人はやめた方がいいというのは言うまでもないです(笑)。
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