「ドンっ!!」オオカミ狩り なつさんの映画レビュー(感想・評価)
ドンっ!!
ふつー、やたらとイキってる奴ってだいたい噛ませ犬
しかしまさかこんな存在感のあるイケメンが噛ませって勿体無い…
舞台は船
逃げ場なし
犯罪者達の脱走劇は意外とスルスル進んでく。
船員として入っていた仲間がワラワラいるし。
なんかお優しいことに仲間だけでなく、他の犯罪者も逃す。
オラつくイケメンタトゥー野郎が無双すぎてオラワクワクした。
でも、他の乗組員や刑事が弱いのか、彼らが強いのかあっという間にほぼ全滅させる
この映画けっこう尺長いけど大丈夫?
そもそも、そんだけの数の赤手配犯乗せてるんだからもっと強い刑事を乗せようよって話
一方で怪しい医者は薬を持って地下へ
謎の怪人アルファ
睡眠薬が切れたのか、滴る血液のせいか突如覚醒!
ドン!バンッ!ドンッ!!!
もうね、歩き方の音だけで強いのわかるのよ。
強者の音よ
そこで行われる修羅場展開
血みどろのぐちゃぐちゃ
弾丸が入ってもポイっ
それが物語の中盤。
…あぁ、船強奪の脱走撃がモンスターパニックに…
シフトチェンジした途端阿鼻叫喚のゴアゴアパニック。
このまま行くと落とし所がさっぱり分からなくなる。
だってみんな死んでくよ?
犯罪者の夫婦?かな?
あの旦那が妻を守ろうと踏ん張る姿は素敵だった
そしてラスト30分頃に本物の主役の登場
あ、登場はしてたけど影を潜めてたから
実は彼も無敵改造人間
そして、応援として駆けつけた内のトップもやはり改造人間。
あっという間にアルファを片付け一騎打ち。
そして2人は海へと落ちていく。
誰もいなくなった船
全ての乗組員の墓跡となった
ナイフ使いと呼ばれていた彼、タトゥー男に「10年振り?全く変わってないな」ってのが伏線なのね。
引っ張るの長いよ。
生存フラグがめっちゃ立ってた人物も死んでくので本当なんなの…
ラストで生き残るのはナイフ使いの彼←名前忘れたんだなぁ。
彼の子供も生きていた
不死身の人間の血を引く青い瞳の子供の能力が気になるところ
ラスボス出てきてるから続編ありそう。
だけど、この作品はいろいろな味変が効いてこその作品なので次作があってもうまく行かなさそう。
脱出撃、銃撃戦、肉弾戦、ゴア描写盛りだくさんの豪華なエンタメでしたね。
さりげなくディスられる日本兵