「圧倒的に劇場版クオリティ!」「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ やまちょうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5圧倒的に劇場版クオリティ!

2023年2月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

TVシリーズを再編集したものがここまで劇場版としてのクオリティを維持し、しかもかなり上質なものを提供しているという事実に驚きを禁じ得ません。これをひとつの劇場公開作品として打ち出してきた製作陣の自信みなぎる様に驕りは微塵も感じられず、むしろファンにとって説得力のあるものでした。

遊郭編の宇髄天元とゆかいな仲間達(笑)対 上弦の陸(妓夫太郎と堕姫)との血で血を洗う死闘は、これTVシリーズだけの公開じゃまさに心血注いだ制作スタッフも浮かばれないだろうよ・・・って小ちゃいスマホ画面閲覧しながら思っていました。なので映画で大画面公開され、スタッフの苦労が報われて本当に良かったと思いましたよ。

劇場公開する意義はまだまだあります。

作品全体のストーリーを俯瞰した場合、鬼殺隊のお館様が「兆しだ!」っておっしゃってた通り上記の激闘の末、113年ぶりに上弦の鬼が鬼殺隊に倒されたシリーズの潮目、転機となる重要な時期であることが挙げられます。
特にこれを機に招集された「社長 鬼舞辻無惨のパワハラ会議2(取締役会篇)」は吉と出るか凶と出るかなど・・・心理描写が大画面映えするっのってかなりレアな経験でした。
最後に、温泉は素晴らしいね、そして美しいものは良いね、とだけ伝えておきます。これだけでも鑑賞する価値あるんじゃ・・・ごめんなさい、そんなつもりはないです(笑)。

ファンならぜひ、ご鑑賞ください。

やまちょう