しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司のレビュー・感想・評価
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若者に未来はないのか。
ギャクセンも薄いし、寒い。
あとしんちゃんにしては、かなり現実を突きつけられる内容だった。
ネガティブ?というのかダークというのか。
全体的にトーンも暗いし、これは見ていて辛かった。
子供たちに未来はない!って言い放つのはいいけど、それを覆すハッピーエンドが薄い。
今回の悪役の人は、恋人もおらず、子供の頃からいじめられっ子で、親が共働きで、一人ぼっち。今回はしんちゃんがいたから、少年期の記憶を変えることができたけど、
実際のこういう生い立ちの人間はそうはいかない。
エールを送るならば少し、ファンタジックにしすぎではないかと思った。
ひろしみたいな、家庭もあり、家も車もあり、定職のある人に、最後は頑張れと言われるだけ。
力強く何度も「頑張れ」と言おうと、中身は薄っぺらで、なんのエールもないのである。
やはり見下されているのだろうか。
この終わり方は、ハッピーエンドではなく、見捨てられたんでは?と感じてしまう。
結局、私たち若者は、見捨てられてしまったのか。
全体的になにか臭う作品
この映画を見る子どもたちに向けて作ってほしかった
「この国はお先真っ暗」と言い続ける大人たちばかりが印象的なストーリーでした。
「俺らが若い頃はいい時代だったけどこれからを生きる君たちは大変だね」と伝えられて観客の子どもたちはどう受け止めればいいのか。
自分たちが勝手に諦めてしまった世界への希望を子どもたちに押し付けてほしくなかった。
原作が子ども向け作品でないことは承知ですが、やはり映画館では子ども連れの家族がメインの客層でした。
脚本家が今の社会や未来に絶望していることは十分伝わってきましたが、観ている子どもたちに向けて作ってほしかったです。
例え大人向けの作品だったとしても俺たちは逃げ切りました!という無責任なストーリーだと思いますが・・・。
ラスト、サンボマスターが歌うエンディングが良く救われました。
「君はいたほうがいいよ」というメッセージが映画本編から伝わらなかったことが残念です。
いままでもこれからもしんちゃんはしんちゃん
確かにキツイ場面はあります
そこはクレヨンしんちゃん
おバカでお調子者で優しく思いやりがあり超前向きで子供も大人もほっこりさせてくれます
観る前に否定的な評価がかなりあって気になってましたが個人的にはいつものクレヨンしんちゃんでした
そして決めてはもはや鉄板の靴下🧦ネタ(笑)
深キョンネタもサンボマスターも良かった
平日の昼間の上映、赤ちゃんが泣いてました(お母さんが困って途中で退席されたり)
赤ちゃんの泣き声の中で観るしんちゃんも悪くなかったです
(p.s)
最近は「がんばれ」という言葉を総じて否定的に捉える風潮があります
人と時と場合によるのであり一律に考えることはおかしなことだと思ってます
なのでなおさら終盤の「がんばれ」の連呼にジーンときたのかも
純粋さを突き進むしんちゃん
3Dアニメにしたことでいつもと違った角度からの描写を加えて描くしんちゃん。
音楽もそうだがしんちゃんの前向きな思考が起こす行動に観てるものの共感をもたらす。(純粋な子供のエロさも)
そして挫折や失敗により悲観することなく前向きに進むことの大切も子供たちに伝えることを忘れない点も良かった。
ヒロシの靴下は世界を救う
しんちゃんの集大成
今までクレヨンしんちゃんを観てきた社会人の層から小さいお子様まで刺さる作品だったと思う。
クレヨンしんちゃん特有の面白いギャグや小ネタも多く劇場のお子様の笑い声も聞こえてきた。やはりクレヨンしんちゃんは面白いイメージがずっとあり22歳を手前にした自身も笑そうになっていた。
また、終盤のしんちゃんが幼少期から中高生の充くんに対して仲間と言い切り守るシーンには涙を流してしまった。
しんちゃんはずっと5歳児のままでずっと僕等の仲間で居てくれる。その事実が時に優しく僕等を守ってくれるし、共に頑張る味方で居てくれている実感をくれる。
その点でしんちゃんの集大成の作品と言っても過言ではないと思う。
充の生い立ちと現代の社会情勢を絡み合わせて映画のテーマにしてくるあたりが国民的アニメの劇場版の深い部分だと改めて実感した。
松坂桃李さんの声優も非常に良かった。
ロボとーちゃん以来のガチ泣き
面白かった!
クレヨンしんちゃん久しぶりに見たけどこんなに大人でも楽しめる作品だったっけ、最高!
•日本の課題とかがテーマになっていて良かった。
•普通に笑えるシーンも多かったし感動もめっちゃした!
•運命は変えられる!
•カンタム好きだからめっちゃ良かった!アクション仮面出るかなと期待しちゃったけど出なかった、ちょっと残念、
これから毎年映画館で見ようと思った!
深キョンの曲リピートしよー
未来は僕らの手の中
今までのしんちゃんとは違う
セリフ過多と他人への強要はちょっと……
やや怪獣映画のフォーマットを意識しながら、オーソドックスなクレしん映画には収めて作っているように装っていたが、セリフ過多が気になりました。
本作は、TVドラマ出身の方に多い「わかりにくいところは全部セリフ説明が親切なわかりやすさ」と誤解したようなところが多々あって。
実はあまり名言を言ってないのに、SNSで妙に煽てられた父ちゃん(野原ひろし)に、名言っぽいことをやたら言わせたがったし。
映画クレしんは、セリフで感動させるのではなく、しんちゃんの大人が忘れていた純真な心と、大人より大人な優しさからくる「行動」と「子どもにも理解できる短いメッセージ」で感じさせるイメージが、個人的には強い。
それはおそらく、(本郷・原・水島・ムトウら:敬称略)歴代監督たちの、子どもを子どもとしてよりも、ちゃんと人間として扱い、面白いものを提供しようという真摯な姿勢から来ていたように思っていました(勝手な個人のイメージですけども)。
だから、しんちゃんって映画ではいつも「がんばれ」はたいてい自分にしか使わない。
たまに他人に言うのは、重くない場面で両親やかすかべ防衛隊へ冗談交じりで。
本作みたいに、がんばれなくて悩んでる青年に、がんばれを執拗に強要するキャラじゃないと思うんですよね。
だったら、自分ががんばる姿を見せて、自発的にがんばりを引き出すのがしんちゃんではないでしょうか?
また、3D CGアニメにしたメリットがあまり感じられなかったのも、ちょっと残念。
本作監督は、実写ドラマで俳優の存在感やイメージを活かした作品作りに向いていて、あまりアニメーションには……と思ってしまいました
しんちゃんなのに
予想以上に泣かされました!
クレヨンしんちゃん劇場版では、期待せずに行き高確率で泣かされますが、今回はここ数年のクレヨンしんちゃん作品でも、けっこう重めで泣かされた回になりました。
実際、現代の子供は家庭の中や外で孤独を感じていたり、幸福感が不足していたり、矛盾や押し付けでストレスを溜めていたり…ネット上でネガティブな思想や動画の誘惑に流されてしまいがちな危うい環境に置かれていると言うのは、中学生の子を持つ親として不安を感じていましたが…しんちゃんの映画は、それを、しっかり表現していたと思います。
こんな時代だから大人は子供をしっかり見守り生活パターンや癖や次に何を言うのか、好きなもの嫌いなものは何か、どんな友達が周りにいるのか、その子達は本当に自分の子供を友達として付き合ってくれているのか、自分の子は友達を大切に思っているのかなど…いざという時、子供の疑問や悩みをしっかり聞いて共感して説明して前を向いて一緒に頑張ろうと言える関係性が本当に今は大事だと思います。共感と共闘なく頑張ろうは無責任で、まさに、しんちゃんファミリーは無自覚に毎回、共感、共闘できている、素晴らしい家族だなって見習う点は多いと思いました。父の足の臭さは時に武器になったり…本当に笑えるところもあるし、最近見たアニメで巨大な真っ黄色のタツノオトシゴを見たんですが、それっぽいのが出てきたりで、キャラデザ怖すぎず良かったと思います。
自称非リアと言っている人が多くいる気がする昨今トレンドになりつつあるこの時代に、なかなかの挑戦的な脚本になってるとは思いますが…問題から目を逸らさず、助け合って頑張れば今より明るい人生がみんな歩めると言う応援メッセージが発信されている気がします。子供と向き合う時間が少なくなっている現代、家族の時間の充実が社会の人間関係の充実と結び付いているのではないかとも取れるし、自分は愛されていると感じる事が多いひとであれば、他人に嫉妬したり、己のエゴのために平気で相手を傷つけたりという事が少なくなるのではないかと思ったりもする。いろいろ考えさせられる映画でした。
子供は春日部防衛隊は今回は出番少なかったねって言ってました。確かに、そうだね〜なんて言いながら、でも子供なりにいろいろ感じていたようで、面白かったし、考えさせられたと言っていました。
若者もお父さんの立場も分かってないおじさんからの説教
ひろしの立場ですが、家族で見に行くようなものじゃなかったです。結構批判されている弱者男性が犯人なのが問題って言うところより、弱者男性自体の描き方自体が浅すぎて、アニメ見てるやつは全員ロリコンで犯罪者っていうイメージのままなのがキツイ。
いじめとかグロテスクな表現は多いのに解決方法はなく、頑張れ!で終わるのもキツイ。何でこんな作品になったのかこの監督・脚本の名前はだれだ?と思ったら大根仁さん54歳か
54歳っぽいなーwそんな感じの脚本でした
すごく良かった、3Dの使い方も
何回も見なおしたら気が付かれる凄さが詰まってる
確かに登場人物のターゲットが悪いから叩かれてるが、そこまでひどくないのでおすすめします。
3D面は特にすごかった、いろんな経験やゲームを得て3Dの技術を活かしきれていたのが高評価、次にアクションの激しさも誤魔化しのない激しさでさらに良く可愛さもあいまって素晴らしかった。
意外なとこで音楽も怖さを演出するのに使われた元の音楽が鳥肌でとても良い。
ストーリーも、最初に述べた件は全く気にならなかったし、見返すと俳優の声のマッチしてる。
レビューこんなにあるけれども、技術面はとても素晴らしいので、そういった意味でも見に行って損はないでしょう
考察を試みます
この作品の感想を見ているとなんとなく誤解が多いように思えるので作品の意図について自分なりの解釈での説明を試みます。以後映画視聴済みの前提で記載します。
この作品のテーマを一言でいえば「仲間とともに厳しい現実に立ち向かえ」です。
本作の悪役である充くんですが、彼は友人や彼女もおらず、アルバイトで日銭を稼ぎ、日本や自分自身の未来に絶望する若者です。そんな彼が空から降ってきた光で悪の力が増幅され、復讐行為を始めます。
少し話が飛びますが、映画を観た方ならご存じのように、最終的に充くんはしんちゃんと友達になることで救われます。当然ながら、充くんの社会的な立場や日本の未来については何も問題が解決していないにも関わらず、悪の力が失われるのです。
つまり、監督は年収のような社会的なステータスや日本の経済成長・高齢化などは重要な問題ではなく、信頼できる仲間や家族がいないことこそが問題であると主張しているのです。
充くんの両親は仕事で帰りが遅く、充くんが寂しい時に側に入れなかった描写が充くんの過去の中で重要なイベントとして描かれています。また、いじめの描写も同様に充くんの中で見ることになりますが、重要なことはいじめられていたということではなく、いじめられた際に助けてくれる人がいなかったことです。
そのためしんちゃんが充くんを仲間と呼んで一緒に戦ってくれたことで充くんの抱えていた問題が解決します。当然、充くんの後日談は描かれませんが、仲間がいればそこは重要ではないのです。充くんにはアイドルのような存在でなく、困ったときに助けてくれるような仲間が必要だったのです。
さて、ネット上でしばしばひろし達が充くんに「頑張れ」という最後のシーンに対する不満が見られます。大抵の意見は所謂「勝ち組」のひろしが充くんに説教をしていると捉えられていますが、あまり正確ではありません。
まず、今回の作品のテーマを考えれば最後に充くんにかける言葉は絶対に「頑張れ」ではないことがわかります。充くんが悪の道にそれてしまったのは仲間がいないことが問題であり、断じて充くんの努力不足ではありません。たとえひろしでも仲間がいなければ充くんと同じようなことになっていたと言えるでしょう。
つまり充くんとしんちゃんが仲間になったラストシーンでは「頑張れ」というような問題を充くん一人の責任にする他人事の発言ではなく、日本の未来は厳しいかもしれないけど一緒に「頑張ろう」が正しい言葉であり、充くんに声をかけるならこれが正解です。しんちゃんと充くんは仲間なのですから「頑張れ」とは言わないでしょう。
ではなぜ「頑張れ」なのかというと、これは充くんへのメッセージではなく観ている人たちへのメッセージだからでしょう。ここからは私見が濃くなりますが、監督は視聴者の一部ないし多数は適切な信頼関係・仲間関係を醸成できていないと判断して、未来が暗いと感じるならば重要なことは年収や経済ではなく仲間であることを説いた上で、視聴者に「頑張れ」とメッセージを送るのです。頑張る内容は仲間づくりであり、明るくない未来を生き抜くことです。しかし、仲間とともに前を向けばこんな世界でもやっていけると監督は主張しているのでしょう。しんちゃんと充くんのように。
この作品でのメッセージには一貫性があり、キーワードは仲間です。年収や家庭をもつという一般的に幸福とみなされる事柄は重要視されていません(家族は仲間とも見なせますが、充くんの家庭が幸せでなかったように家族がいることが重要ではないのです)。日本の未来は暗いかもしれませんし、きっと苦しいことも多いでしょう。その中で「仲間とともに厳しい現実に立ち向かえ」と監督は伝えています。そうすることが幸せになれる方法なのかもしれません。
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