「つか、これもタイムリープ!?!」しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
つか、これもタイムリープ!?!
子の幼なじみが毎日来る。
外は暑いし、出てけとも言いにくい。
毎日家の中で大騒ぎだ(°▽°)
子3人、共通してしんちゃんは見ているので、映画行こうと誘ってみた。
全然観たくなかったけどw
子らは盛り上がり
「行きたい!」と即答。
はい。じゃ。行きますか。ブーン。
いつもは朝イチ、レイトショーなどお得に観ているので、久々の正規価格での鑑賞にひるむ。。
しんちゃんを、
2000円で、
観る、
絶望感。。。w
プラス、ジュースジュースジュース。。
大根仁監督。
最近だと「エルピス」ですよね。
内容もキャストも好きなドラマでしたが、今回はしんちゃんですか!
振り幅よww
さて、
18時〜だったから?
私ら4人、ちびズ&ママさんの計7人。
「楽しくなっておしゃべりするかもしれません。注意するけど、うるさかったらごめんなさいね」と声をかける。
「うちも大きな声出しちゃうと思います」とママさん。
他に観客もいなかったし、
「うちは大丈夫ですので、楽しく観ましょ」と言って席に座り、
子らに「あんまりうるさくすんなよ」とクギをさす。
しかし、冒頭のチャリ疾走から皆な大盛り上がり!
スピード感のある臨場感抜群のシーンは私でもドキドキワクワクしました。
でも、平和なのはここまでで、以降は中々難しいテーマを組み込んでいました。
(筋はシンプルです)
今作のキーマンとなる非理谷(桃李君)は、幼少期にいじめ、親の離婚を経験し、大人になっても社会に適応出来ず、、、
推しの結婚で絶叫w
ひねくれ者となった彼は悪の力でエスパーとなり、自分の鬱屈とした感情から世界を滅ぼそうとする。
それを止めるべく、正義のエスパーしんちゃんが奮闘する。。というお話し。
エスパーしんちゃんが目玉焼きを浮かせていたのを見て「イノセンツ」じゃん!
まさか、熱々目玉焼きを、みさえ目掛けてベチン!!
なんて事はせずw
野原家は平和で良かったです♪
私はTVのしんちゃんも見た事がないので比較できませんが、本作は、若者の、
一般社会の一員になれない焦り、
将来に対する不安、家族愛、友情、
いじめ、親の離婚などなど、、
わりと社会派な内容でビックリ。
子供でも大丈夫かなと、少し不安になりましたが、、
子らは、バカバカしい所では笑い、敵キャラにはツッコミを入れ、しんちゃんを応援し、かなり面白そうでした。
後ろのちびズもずっと喋っていて楽しそうでした。
内容に関してはネガティブな意見もあるかと思いますが、子供はその年代なりに感じ、受け止め、受け取り、楽しめるんじゃないかと思いましたよ。
しんちゃんのストレートな言葉は胸に響きました。
しんちゃん。。「漢」だったw
しんちゃん家のような、家族一緒に笑って食卓を囲む。みんなで運動会の応援に行って盛り上がる。なんて、当たり前の光景も、実は今の日本では特別な事になっているのかもしれません。
そう考えるとちょっとホロリ。。
鑑賞後、子らの感想は
「エスパーになっても悪い事に使ったらダメ!」
「仲間は大切。いじめはダメ!」
「非理谷、きもかったけど、いじめられて辛かったからかわいそうだった」
「いじめられている人を見たら助けたい」
「しんちゃんが頑張っていてカッコよかった」
「フシギなパワーを手に入れたらみんなを楽しませたい」
「推しが結婚しても祝う」←爆(≧▽≦)
と、割と優等生的な事を申しておりましたw
でも3人とも1番笑ってたのは、、
「大根仁」監督の名前。。
「だいこんじん」ってなんだヨォ〜!!と笑い転げておりました('◉⌓◉’)
いや、あの、えっと。。。
はい、現場からは以上です!
今晩は。
家人から”クレヨンしんちゃんは実は大人の方が刺さるよ!”(子供達が幼い頃、映画に連れて行ってくれた。)と言われていたのですが、テーマ的には大根仁が脚本、監督を手掛けたからか、完全に大人向けでしたね。
そこらへんが評価が分かれるのでしょうが、ベタな展開ではありましたが、私は面白かったですね。後は、客層がアベック、オジサン、高齢のご夫婦、そしてチビッ子と多層に渡っているのも、人気があるんだなあ、と思いました。では。