「【”クレヨンしんちゃん”童夢&AKIRA"バージョン”金言が多数含まれた作品。ムネアツシーンも多くて、面白かったぞ!社会的弱者、苛め、両親の離婚という社会的テーマを軸にした作品でもある。】」しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”クレヨンしんちゃん”童夢&AKIRA"バージョン”金言が多数含まれた作品。ムネアツシーンも多くて、面白かったぞ!社会的弱者、苛め、両親の離婚という社会的テーマを軸にした作品でもある。】
ー 多分、この映画サイトで私のレビューを読んでくれている約3名のレビュアーさんは”あのオジサン、暑さにヤラレタらしい。”と思うであろう。
だが、私が今作をフライヤーもゲットして(今までは、スルーしていた。)鑑賞した理由は大根仁氏が、監督及び脚本も担当すると知ったからである。
大根仁氏監督作は、2作を除いて鑑賞しており、山下敦弘監督製作のエレファントカシマシのドキュメンタリー映画「the fighting men's chronicle」に出演した際に、エレカシへの熱い思いを語る姿や、他作品でもサブカルや社会的問題にテーマを絞ったスタイルが好みに合っていたためでもある。
■ある夜に宇宙から放たれた白い光がしんちゃんに当たり、しんちゃんは不思議なサイコキネシスパワーを得る。お尻に力を入れるとおもちゃが宙に浮かんだりするのだ。
一方、人生で良い事が無かった孤独な青年、非理谷充には黒い光が当たり、彼も魔力を得る。そして、彼は今まで自分を馬鹿にして来た社会に復讐を誓う。
◆感想
・序盤のしんちゃんとお母さんの追いかけっこからスピード感満載である。
ー そして、二人ともお尻が大きい。遺伝だろう。-
・予言者ヌスットラダマスが”天から暗黒の光と小さな光が降り、平和を乱す”と言っていた通り、非理谷充はしんちゃんが通う幼稚園のひまわり組に立てこもるのである。
ー ”予言者ヌスットラダマス”・・。可なり脱力する。そして、しんちゃんはテレポーテーションのスキルも手に入れるのだが、移動先はいつも直ぐそばにいるエスパー研究所のお姉さんの胸なのである。うーむ。幼稚園児ながら、自分の欲求に正直だなあ・・。-
・そして、しんちゃんは巨大化、怪物化した非理谷充の攻撃を受けながらも、家族とエスパー研究所の頼りない博士とお姉さんと戦うのである。
だが、巨大化、怪物化した非理谷充に呑み込まれたしんちゃんが暗黒の世界で観たモノ。それは幼い非理谷充が一人でTVを観る姿や、友達に苛められて居る姿、そして両親の離婚に直面している姿だった。-
■おバカな台詞が多い中、しんちゃんや両親が言う台詞がムネアツである。
・しんちゃんが、一人で寂しそうにTVを観る非理谷充が座るソファーの横に座り、一緒におやつを食べて会話したり、苛めっ子に対し”仲間を苛めるな!”と食らいつく姿など、しんちゃんは孤独な非理谷充を一生懸命励ますのである。
・今作は、社会的弱者、苛め、両親の離婚といった社会的テーマを、面白い台詞に絡めて描いているのである。
・しんちゃんの父も”未来は暗いかもしれないが、誰かを幸せにするために頑張れ!”と巨大化、怪物化した非理谷充に叫ぶのである。
・巨大化、怪物化した非理谷充を倒したモノがお父さんの超絶臭い靴下だったり、(家族の為に、一生懸命働いている証拠である。)今作ではしんちゃんの一家の何だかんだと言いながら、いつも一緒に食事をしたり(今作では手巻き寿司。)深い絆も描かれているのである。
ー 対照的なのは非理谷充の両親が、離婚前に用意した”誰も喋らない”暗い雰囲気での手巻き寿司のシーンである。
だが、倒された非理谷充は常人に戻り泣いて謝るも、親切なしんちゃんの両親の言葉で、一緒に手巻き寿司を食べるのである。-
<今作は、劇場内の子供達は燥いでいたが、(意外と多かった、カップルや年配のご夫婦。)オジサンとしては、結構ムネアツなシーンが多かった作品である。
このシリーズが、人気がある理由も良く分かったよ。>
せっかくの連休予定狂ちゃって残念ですね~
私の住まいは雨が降ったり止んだりって感じの天気です。
私も今日は予定ないんで自宅でまったり配信&ゲームです!
NOBUさんもお出掛けの際は気をつけて~👍️
おはようございます!
もう結構前からだと思いますが“頑張れ”ってワードがダメみたいですね。
難しいですね言葉のチョイスって。
あと、しんのすけの面白さナメてました私。また新作公開されたら必ず観ますわ!(笑)
こんばんは。
正に童夢&AKIRAバージョン
でしたねw
しんちゃんが目玉焼きを浮かせている所、私も「イノセンツ」じゃん!と思い、熱々目玉焼きをみさえ目掛けて、、、ベチン!!
な、訳なくて良かったですw
仰る通りでムネアツでしんちゃんの言葉が刺さりました!
映画クレしんは、「おっと?子ども向けの域超えてない?」と不安になるくらい、大人に向けたストーリーを展開する作品も多々あります笑 過去作と比べれば、今回は割と子ども向け寄りだったかもです😄
お子さんとの団らん、楽しんでください😊
ご覧になられたんですね!!
胸アツなしんちゃんに、思わず涙を流してしまいました。。。これを機に、過去作も是非!2年前の「花の天かす学園」3年前の「ラクガキングダム」は大傑作ですよ〜😁