「後半が素晴らしい!」ヨウゼン mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
後半が素晴らしい!
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中国の3Dアニメ。
はるか昔、戦乱の末、多くの仙人は、落ちぶれて懸賞金稼ぎをしながら生活していた…。前半は、主人公は賞金稼ぎをしている。
前半が良くない。派手なバトルシーンが続くが、設定やキャラなどに既視感があり、興醒め。脇キャラもあまり魅力的でない。
空飛ぶ船はまだ許容範囲かもしれないが、ボート状(ナウシカのガンシップみたいに)の乗り物に乗ったり、ゴーグルを着けていたり、そういえばハーモニカみたいなのも出てくるし。中国の仙人の話だよなぁ?
でも、後半が素晴らしい。
母と子、叔父(主人公)と甥、それに主人公の妹、叔母が絡んで…。
それでお師匠様と戦う。保身に走ったお師匠様をやっつけて、人間たちの世界を平安の世にするために(だったと思う。だんだん話の方向わからなくなるが、なんとなくそんな感じだと思う)。
女仙人の妖艶さや、山水画のような中国らしい風景や、時空を超えてのバトルシーンは、それぞれのキャラが明確になり、その設定と相まって深みが出て見応えがある映像だった。日本のアニメにはない味わいだった。
やはり、中国らしいアニメを見てみたい。
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