「こういうお話なので仕方ない」青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない スキピオさんの映画レビュー(感想・評価)
こういうお話なので仕方ない
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鴨志田一の「青春ブラ野郎」シリーズですね。藤沢〜湘南を舞台にした、ちょっとSFのラブコメもの。アニメが6巻の「おるすばん妹」までやって、私は観ていないけど牧之原翔子の7,8巻は映画化されていたのですね。
アニメを観ていた人は続きで意味が分かるけど、原作やアニメを観ていないと、さっぱりだと思います。ちなみに、前作の映画は観ていなくてもok。牧之原翔子はチラッと会話で出てくる程度です。
何というか、原作がこうなので仕方ないのですが、盛り上がらない話ですね。ずーっと、角川ドワンゴ学園のPRを聞いているような感じでした。まあ原作が電撃文庫(=KADOKAWA)ですからね〜。
私は鴨志田さんの前作の「さくら荘のペットな彼女」の大ファン。この作品もアニメ化されたあたりまでは原作読んでたんですがね〜。
アニメも好きでした。Clover WorksがA-1から独立した初期の頃の作品ですよね。数話たって、オープニングの作画のクオリティがグッと上がったのを覚えています。
皆んな暖かく優しい世界に包まれて、って心地よい作品であることは評価できますが、物足りない。でも、仕方ないですね、そういう話なんですから。
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