「江戸時代が循環型社会」せかいのおきく myzkkさんの映画レビュー(感想・評価)
江戸時代が循環型社会
であるのは歴史を学んでいれば大多数の方はご存知かと思いますが、昨今SDGsエスディジーズと叫んでいる方達はまさか江戸時代に戻れ、と思っている分けもないだろう。だが、かの時代は人々の労働単価がひどく低いから成り立っていた側面もあろう。身分制度による差別もその中に大きくあるが、それを踏まえての映画なのだろうが。
そんな事はともかく、映画の中身。
汲み取り式のトイレが周りにあった人となかった世代の人では、この映画の印象が違うだろう。
「目が沁みる」など、最たるものだろう。
白黒で私はよかった。カラーになる一瞬の情景を見ると、あの映像をずっとでは話が頭に入ってこない。
黒木さん一人の場面でのカラーは実によかった。素敵な着物姿。
男だけの場面は自分的にはいらない。入れるのなら、雪が降ってきてまわりに積もるまでの下りをカラーにして欲しかったかな。
おきくさんもはじめは、おわいやに偏見があり、言葉にも表れていたが、イケメン?には別なのかな?
自分に起きた事件の後は和尚の訪問の後変わったようですが。
恋しい人の名前を書いて転がって喜ぶ姿は可愛い。
90分と短い時間なので描き込まれていない部分がたくさんあるようで、残念です。
最後の山の中の散歩?いる?晴々とした三人の心象を表すためなのか?ようわかりません。
今晩は
コメント有難うございます。
私は今作、とても面白かったのですが、阪本順治監督作なのにTOHOシネマズ系でしか上映しておらず・・。何故?。今朝、朝一で会社の傍のTOHOシネマズで鑑賞しましたよ。では。