「なんともふんわか」きみの色 ちえべさんの映画レビュー(感想・評価)
なんともふんわか
「ぼっち・ざ・ろっく」を劇場に観に行ったときに、予告編で知った「きみの色」。
作品名は忘れたけれど、別の予告編もアニメでバンド・音楽モノが流れていた記憶がある。
だからなのか、最近またバンドブームなのかな、って思った。
バンド映画というと「リンダ!リンダ!リンダ!」(2005年公開)かな。
ティーンズ音楽系だと「スィングガールズ」(2004年公開)を思い出す。
その辺のキャラクタの熱量と比べると、「きみの色」に出てきたトツ子、きみ、ルイというのはおとなしいなぁって思えた。ミッションスクールが舞台になっているせいもあるのかな。
主人公たちの葛藤のようなものの熱量が、昔の作品と比べると抑えられている感じ。
これは演出の意図なのかもしれない。
トツ子の世界においての世界観自体がおとなしいモノなのかもしれない。
テルミンが使われたのも そんな演出の一つなのかもしれない。
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