「お前もサイコパスかい」ガンズ・アンド・キラーズ bionさんの映画レビュー(感想・評価)
お前もサイコパスかい
ニコラス・ケイジ目当てに鑑賞したんだけど、娘役のライアン・キーラ・アームストロングにやられちゃった。可愛い上に演技が上手くて、コメディセンスもある。泣き真似して、保安官捕を止めるところなんか、笑ってしまう。『炎の少女チャーリー』が黒歴史になってかわいそう。
20年たって若返って見えるなんて、どんな演出なんだよ(笑)。まあニコラス・ケイジ作品に文句を言う人はいないと思うけど。
ニコラス演じるブリックスは、凄腕のアウトローだったんだけど、ステキな女性と恋に落ちて家族を持ち、穏やかに過ごしている。だが、目の前で父親を殺された男に復讐の手始めとして妻を殺されてしまう。
ここから先は、昔のブリックスに戻って一本道かと思いきや、ブリックスと同じ感情が欠けている娘のブルックに自分を見出したのか、ブルックを連れてのリベンジツアーへ出発。
ニコラス自体が面白いんだけど、サイコパス的なブルックが強烈なスパイスになって、ニヤリとしてしまう作品に仕上がっておりました。
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