「最後の話し相手に…」サバイブ 極限死闘 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の話し相手に…
ある女性が飛行機内で自殺を計ろうとしたところ、飛行機が墜落。生き残った男性とともに極寒の雪山から下山する物語。
死のうとしていたにも関わらず、あろうことが自分が生き残ってしまった。
そんな苦悩を抱えつつも、ポールに励まされ生き延びる道を選ぶジェーンだったが…。
災害モノの物語としてシンプルな内容ではあるものの、死のうと思っていた人が、本当に死を目の当たりにして、やはり生きようとする展開は良いですね。
また、互いに弱気になったり勇気づけたり…この流れも王道ではあるが、自分がこんな状況になってもジェーンを気遣い励ますポールの姿にグッとこさせられますね。
また、山頂から見下ろす谷底の画はホントにヒュンとしますね…。下を見るな!とよく言いますが、実際に見ちゃったら吸い込まれるような感覚なんだろうな。。
思いの外、ラストは目頭が熱くなりそうに。
最後の…ならなくて良かった、かぁ。。
実際にはそうはならなかったけど、危うく乗務員さんが最後の相手になるところでしたね。
繰り返しになりますが、シンプルで読める展開が続くけど、ひとつひとつの言葉選びなんかにググっとこさせられた作品だった。
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