「タイトルなし(ネタバレ)」いつかの君にもわかること ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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徐々にやつれていく父親役のジェームズ・ノートンの切なく真剣な表情(今作で英国インディペンデント映画賞の最優秀男優賞にノミネート)と子役のダニエル・ラモントの眼差しが印象的。
マイケル君以外の大人達にもドラマがあって、弱音を吐いてる場合では無い父親と、コーディネーターとして協力する若い女性や、それぞれに子供が欲しい里親たち、自身の経験を話すお婆さん、明らかに同情してる知り合いの人達。
ウベルト・パゾリーニ監督は「死を迎える前に息子のために新しい家族を見つける必要があった末期の父親」について読んだ物語からインスピレーションを得てパゾリーニ自身で脚本を書いた。
『死ぬまでにしたい10のこと』(2002)とは雰囲気が全く違う。
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