劇場公開日 2023年2月3日

バイオレント・ナイト : 特集

2023年1月23日更新

【R15のサンタ映画が最高すぎたからみんな話聞いて】
「ブレット・トレイン」「Mr.ノーバディ」好きは
絶対に映画館で観て!な斬新アクション サンタが
やって来た豪邸は、武装強盗に占拠されてました――

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やばい! 痛快! 大喝采! 2月3日から公開される「バイオレント・ナイト」が映画的快感スポットを刺激してやまなすぎたので、こうして記事を書いてます!!

ジャンルはバイオレンス・アクション、ぶっ壊れそうなほど過激にフルスロットル! サンタが主人公のクリスマス映画なのにR15だし、公開日も12月じゃなくて2月だし、いろんなところにツッコミどころが満載ですさまじく面白かったんですよこれが!

この記事では、映画.com編集部が実際に鑑賞して、“ぶっ刺さりまくった”ポイントをレビューしていきます。忖度なしで!


【物語は予告編でチェック】リアルサンタ・アクション・エンターテインメント、開幕!

【忖度なしレビュー】ツッコミどころ満載、超最高…!
実際に観てわかった“面白すぎた6つのポイント”

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もともと観たい映画だった「バイオレント・ナイト」。が、映画館(試写室)で実際に観てきたら、期待に違わず最高だった……。そんな映画.com編集部の感想をお伝えしていこう。


★【バカ最高①】過激すぎアクション気持ちええ!
87ノース・プロダクションズが放つ、112分のぶっ飛び&斬新&痛快&爽快体験!
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むちゃくちゃ振り切れたアクションがまず最高! スイッチが入ったら一気呵成、クライマックスまで止まらずに駆け抜けるドライブ感が、とにかくイイ!

ハイスピードかつハイセンスで、ガンアクション、ナイフ、格闘となんでもござれ。血は吹き出し、人は派手にぶっ倒れ、真っ白な雪が真っ赤に染まる! 重たいブーツが肋骨を折る音が、乾いた空気に響き渡る!!

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カメラワークもダイナミックそのもので、臨場感あふれる手持ちカメラがサンタvs武装強盗の乱闘に接近。しかもほぼワンカット。あたかも自分もそこにいるみたいなシークエンスの数々に息を呑まざるを得なかった。

ぶっ飛びっぷりもそのはずで、製作はあの「ブレット・トレイン」「Mr.ノーバディ」などで知られる87ノース・プロダクションズ。これらの作品、あるいは「ジョン・ウィック」が好きな人は、絶対に観たほうがいいですよ!


★【バカ最高②】マジかよサンタが“本物”という設定!
コスプレじゃなくてガチ! そしてクズ! 意外性だらけで面白い!
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今作がただ面白いのではなく、最高に面白い理由のひとつは、サンタがコスプレじゃなくて本物であり、しかも“クズ”寄りの性格であるところだ。

普通、サンタは穏やかでいつも笑って余裕、子どもの喜びのために苦労もいとわない、みたいなイメージだが、今作のサンタは違う。いや、違いすぎるのがすごい。

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まず、すげー酒飲む。1回の量が多いのではなく、1日中ずっと飲んでるから酔っ払ってない瞬間がないタイプ。おまけにモラルも低いので、空中から嘔吐するわ戸棚から酒をくすねるわ……。

「帰ってくれマジで!」と面罵したくなる最悪親父っぷりで、もはや観ていてゲラゲラ笑えてくる。そして主人公が“サンタのコスプレをしたおっさん”ではなく、本物のサンタという設定なのが、ここまで面白くなっている秘訣。愉快を計算し尽くした“ツッコミどころ”に、全力で乗っかっていくと楽しさ2000倍だ!


★【バカ最高③】想像以上に絶体絶命でやべえ!
サンタの武器は“プレゼントが出る袋”だけ! 攻撃力ゼロ! どうしろと!?
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“主人公が持っている武器が殺傷能力ゼロ”という点も、緊張感をピンと張り詰めさせ、先の展開への興味を引き出していて最高だった! プレゼント配達中のサンタだから銃とか刃物とかはもちろん携帯していない。あるのは“プレゼントが出てくる袋”。ドラ○もんの四次元ポケットみたいなアイテムだ。

じゃあ、主人公はどう戦うか? 良質なアクション映画には必ずある“武器じゃないものを武器にして戦う”が繰り広げられるのだ……! ステッキ型のアメ、スケート靴、ツリーのオーナメントなどなど、いわばクリスマス自体が武器と化し、そうくるか!次は何がくる!?と楽しさが無限に連なっていく。

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次第に“ナメてたサンタは殺人マシーンだった”的な展開にもなり、クリスマス・ムードたっぷりなゴキゲンソングにあわせて、強盗たちがギッタギタにされていく様も素晴らしい。観れば観るほど、設定と展開が巧みだったわこの映画!


★【バカ最高④】サンタ役の俳優にご用心!
「ストレンジャー・シングス」“ホッパー署長”がハチャメチャに大暴れ!
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強盗たちも「サンタが屋敷内をうろついていて、仲間を1人1人消しているらしい」という冗談みたいなクライシスに直面することに。そこで疑問なのは、なんでこのサンタ、こんなに戦えるんだ?ということ。脱いだらタトゥーびっしりだし、腹の裂傷を自分で縫ったりしている。(右手の人差し指を突き出して素早く左右に振りながら)何者~?

サンタ役で主演したのは、デビッド・ハーバー。マーベル映画「ブラック・ウィドウ」のレッド・ガーディアン役や、超人気作「ストレンジャー・シングス」のホッパー署長役、といえばピンとくる人が多いかも(特にホッパー署長には思い入れが強い人も少なくないはず!)。

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そんな彼が、今作では上述のサンタに扮する、と考えたら、もう観る前から期待値がグンと上がってきませんか? 実際、筆者はそうでした。で、観たら思っていたよりもハチャメチャに暴れているし、想像の倍はボッコボコにされてケガしまくってるし……。

サンタ役、デビッド・ハーバーにご用心! もう一挙手一投足が面白いので、お覚悟を。


★【バカ最高⑤】名作オマージュだらけじゃん、大好き!
「ダイ・ハード」「ホーム・アローン」好き、絶対に映画館で観て!
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映画好きとして「細かいけど、最大級にグッときた」ポイントも挙げておこう。クリスマス映画の名作へのオマージュもちりばめられていて、幼いころの記憶の扉を開けられたように感じてこれまた最高だった!

筆者は、多くの方と同じように「ホーム・アローン」が特に好き。「バイオレント・ナイト」は同作オマージュがふんだんに盛り込まれていて“ガチの強盗が、少女が屋敷内につくったブービートラップに挑む”シーンがあったりする。

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「ホーム・アローン」オマージュを隠そうともせず、開けっぴろげに描くため、さすがに「『ホーム・アローン』すぎるだろ!」とツッコんだが、同時に胸のトキメキも抑えきれなかった。同作を最初に観た感覚を、思い出させてくれてありがとうございます――!

さらに武装強盗が屋敷内にスタッフとしてあらかじめ潜入しており、計画実行となるや正体を現すなど、「ダイ・ハード」第一作の趣も強い。あちらもクリスマス映画ですもんね。名作オマージュだらけで、改めてこの映画、好きだ!と快哉を叫びたくなった次第だ。


★【バカ最高⑥】いや、“物語もイイ”のかよ!
世の中、大事なのは愛じゃよ…あったけえ結末に感動と最大のツッコミ!
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アクションに目を奪われがちだが、物語も意外と(失礼)よくて驚かされたし、不意をつかれてグッときまくった。ぶっ飛んでいるだけじゃないのが、本当にすごいと思う。

金こそが絆をつなぎとめると信じていた富豪ファミリーが、強盗事件を通じて、“お金よりも大切なこと”に気がついていく。まさにクリスマスの贈り物のように……。普遍的で王道ではあるが、だからこそ真に迫った感動があり、目頭が熱くなったりもした。筆者はギリ泣かなかったが、試写室では鼻をすする音が結構聞こえてきていた。

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しかし、屋敷内では家族がハグをする一方で、窓の外ではサンタが強盗たちの頭をかち割っていたりする。結末にも「あったけえ、人の気持ちってあったけえ」と涙をこらえつつ、「いやでも待って、これでよかったのか!?」とツッコミ衝動も抑えきれない。鑑賞後数日経った今も思う。あれでよかったのか!?と……。

この“ただ感動じゃ終わらせねえよ”みたいな洒脱っぷりに、「この映画好きだなあ」と愛着を感じてしまう。アクションとしてもクリスマスものとしても、一粒で何度美味しいんだこの映画!


★まとめ
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アクションの興奮がバリバリで、キャラクターや物語展開も面白くて、最後まで飽きがこない。そして不覚にもドラマに感動させられて……。

予想していた以上にハチャメチャに振り切った作品だったが、予想以上に“土台”もどっしりとしていて軽々しくなく、満足度もとても高かった。

お家で映画もいいけど、こういった作品は映画館の大スクリーンで観て、魅力を1200%堪能し尽くしてほしいと強く思う。2月だけどクリスマス気分も味わえちゃうので、この機会にぜひ!!!

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