最後まで行くのレビュー・感想・評価
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お前とオレはよく似ている
オリジナルは未見だが、
韓国映画の脚本は出来がいいとつくづく思う。
日本でこんなストーリー思いつくヤツいないのかね。
前半まではサスペンスだが後半はアクション。
(木更津キャッツアイみたいなノリ)
次から次へと飛び交うピンチとチャンス、
ゆっくり死んでるヒマもない(笑)
ちょい役にしてはビッグネームだなと思っていたら
スイス・アーミー・マンばりの磯村勇斗(笑)
オリジナルの何で!?に対しての藤井監督の脚本が絶妙!
auマンデー『最後まで行く』
オリジナルの韓国版観てからの鑑賞
何かと比較される隣国ですが、さぁどっちが面白かったのか!?
共にテンポ良く飽きさせないシナリオですが・・・・
オリジナルの何で!?を絶妙に脚色して狂気を取り入れた藤井監督の脚本勝ち!
ダメダメ刑事を見事に演じた岡田くんの勝ち!!
いつもより抑え気味のアクションも最高でした。
こういうサイコパス的な役やらせてこそ綾野剛の勝ち!!!
綾野剛演じる矢崎は、T-1000も真っ青な執念で不死身かよwww
同僚刑事の面々も日本版の勝ち!!!!
そして日本が誇る怪優〜柄本明の勝ち!!!!
で、ラスト描写は、まったく違いましたが・・・
日本版はラストシーンは、最後まで行くってより何処まで行くねん!って感じww
汚れた男達
火のないところに煙はたたない
所属事務所の社長と本人の交友関係がいまだかつてないほど燃えている二大俳優主演のサスペンスアクション映画。韓国オリジナル版、フランスのリメイク版ともに視聴したが、別にオリジナル版だけ観れば充分かなというのが正直な感想。
ローカライズに関して最大の興味は物語を動かす鍵である「警察官の腐敗」と「死体処理方法」をどう描写するかだった。より中央集権的な日本の警察ではオリジナル版のような腐敗は現実味がなく、仏教文化の日本では死後の遺体処理方法も大きく異なる。詳しく語るとネタバレになるので感想だけ書くが、まあ無難なところで落ち着けたかなという感じ。特段オリジナル版を超えるドキドキはないし、別に失望もしていない。
最大のがっかりポイントは黒幕の扱いについて。オリジナル版最大の魅力は、隠蔽したはずの殺人を知る謎の脅迫者と戦う崖っぷちの男の恐怖だった。本作ではその敵役が非常に小物になってしまい、なんだったら最初から登場してしまっている。結果、原作が持っていたサスペンス要素が大きく失われ、監督が大好きな政治批判に矛先が向いてしまっているのが問題だろう。これではサスペンスを描きたいのか、警察の腐敗を描きたいのか、それとも政治と宗教の蜜月関係を批判したのかよくわからない。オリジナルが持っていた研ぎすまれたナイフのようなサスペンスドラマが、幅を広げすぎたことで当たり障りのない日本の刑事ドラマに作り変えられたようなものだ。真のサスペンスを描きたいのならもっとドメスティックなものが必要である。その内なる恐怖の前では社会の闇などとるに足らないものでしかない。
本作の感想を一言でまとめると「悪人に休む暇なし」ということだ。
地方の閉塞感、ヤクザが絡んだ金と暴力…、最高だった
オリジナルは鑑賞済。藤井道人監督、岡田准一主演でリメイクされるって知っていたから、これをどう日本映画にするんだろうと考えながら観てしまった。日本は火葬だから死体をどうするんだろうとか。
悪徳刑事が過ごすとんでもなくツイてない日というやつ。その基本線を崩すことなく(崩れようがない設定だが)、エンタメとして面白い映画に仕上げてくれた。地方の田舎が醸し出す閉塞感もいい。地方の閉塞感って事件を演出しやすいし、そこで足掻く人たちの必死さも描きやすいんだろう。
そういえば、藤井道人監督の映画は地方都市が舞台の映画が多い。「ヤクザと家族」「ヴィレッジ」もそうだった。そしていずれも地方のヤクザが出てきて、金と女と暴力が絡んでくる。オリジナルが元々面白いとはいえ、ヒリヒリした状況での人間ドラマをエンタメに昇華させるのが本当にうまいんだな。
オリジナルの韓国映画を超えた面白さを感じた日本リメイクなんて久々。なんなら初めてかも。話の展開もキャラ設定も、そしてラストもオリジナルからの変え方が個人的には絶妙だったと思う。これからも藤井道人監督は注目だ。
ずっとハラハラしっぱなし
観てよかった
最後まで
シリアスとコメディの絶妙なバランス!
韓国映画A Hard Dayのリメイクだから、邦画にはあまりないコメディとシリアスのバランスがよき。絶望感や残酷さはオリジナルの方が長けてたけど、リスペクトした日本仕様には、顔がほころびました。
演者が皆いい!主役の岡田准一さんは追い込まれた汚職刑事の、人間臭さが際立つ。ヘルドッグスとは真逆のキャラが新鮮でした。綾野剛さんは不気味さが凄い。キレ感はブラックレインの松田優作のよう。怪優柄本明さんもヤバいなぁ。広末涼子さんはきれいだし、鶴瓶さんの息子駿河太郎さん磯村優斗さんも上手い。誰がいちばんのワルなのか、ヒリヒリしながら観るのが楽しい。
ホントに最後はどーなっちゃうんだろって、タイトルに納得です。脚本がいいから伏線回収も見事で、どんでん返しも素晴らしい。エンタメ満載のアクション邦画は、やっぱりサイコー!
つかみ良く、アレヨアレヨの展開が・・・
ギャグ映画
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