最後まで行くのレビュー・感想・評価
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一番悪い奴は誰!?
ある独りの男を隠したい刑事と、その独りの男を追う刑事の話。
雨の中、危篤の母親が入院してる病院へ向かう工藤(岡田准一)、道路を飛び出してきた男を跳ね、その男をトランクへ押し込んで逃げてしまう事で始まるストーリー。
韓国映画のリメイク、韓国版はNetflixで観れるんだけど岡田君と綾野剛君のリメイクで観たいと思いスルー。
跳ねてしまった工藤、跳ねられ、追われてた尾田(磯村勇斗)、尾田を追ってた矢崎(綾野剛)、そこに警察、ヤクザと絡んでくる話なんだけど伏線が色んなシーンへ織り込まれており楽しめた!
綾野剛演じる矢崎が結構いちゃってる奴でオマエはゾンビかい!と思う位しつこい!
車に乗り込んで爆破のシーンは流石に死んだでしょ!と思ったけど、その後もシーン変わってまた追ってくるから怖っ!て感じでした!(笑)
ある意味一番怖いと思ったのは尾田の女と思いきや実は仙葉の女だったって事と、裏で尾田を操ってた仙葉組長(柄本明)。
岡田君の主演作品ってホント外しないねー!楽しめた!綾野剛君の怪演ぶりも良かった!
追い詰められた岡田准一がこっけいでもある。
追い詰められた岡田准一のヒリヒリする緊張感と不安感が伝わってくる。なのに事態を何とかしようと一生懸命にもがく岡田准一の姿が喜劇的で滑稽でもあり思わず笑ってしまう。
ラスト、おそらく日本映画史に残る綾野剛の不気味さとともにホントに最後までいく。
観賞後、オリジナルが韓国だと知って、エグさとしつこさに納得した。
韓国色が強く、いろいろな要素が入ったてんこ盛り映画
最後の笑顔にゾクゾクした。
予告編だけ情報入れて観賞しましたが、
全体的にテンポがいいです。
クライムサスペンスとして魅力的な作品でした。
上映時間が2時間半越えなどがザラにある昨今ですが、
これは二時間以内に収められているので比較的見やすいのもありがたい。
結構血を見る作品なので苦手な方は注意。
いわゆる都合のいいシーンや
「それで生きてるの!?」なシーンが何度かあって、シリアスな映画のためそこは賛否分かれるかも知れませんが個人的にはそういう所も映画の魅力だと思ってて、なによりも面白いのでアリです。
ネタバレかどうかは微妙ですが
ラスト、アノ二人の笑顔にはゾクゾクしたし、上がりました。
タイトル通り、最後まで行く作品です。
岡田さんや綾野さんはもちろんですが
やはり柄本明さんは最高です。
汚職は続くよ何処までも... 小悪党二人が人生最大の危機にエゴと保身の火花と血飛沫を散らせ、諸共突っ込むバニシング・ポイント映画!!
剣豪,狂犬刑事,凄腕殺し屋等の超人がすっかり板についた岡田さんが怯え泣き喚く姿を観られるだけで尊い‼
藤井監督の奉じる肉感的暴力性に加え、二転三転のコンゲームとホラーまでてんこ盛り…原作と全く異なる結末に刮目せよ!
2014年の韓国映画のリメイク作品ですが、既に2017年に中国版、2022年にはフランス版のリメイクが製作されており、今回の日本版が3回目ということのようです。
それだけ何度も下敷きにされるということはさぞや名作なんだろうというところですが、原典の韓国版は長いものに巻かれて小さな不正を重ねてきた小狡い公務員がモラルに惑いながらもあれよあれよという間に罪を重ねていってしまう展開が日常のリアルと非日常のスリルを上手いこと包摂しており、たしかにどこの国に置き換えても普遍的なドラマとして機能しそうです。また、韓国映画にしては珍しく丸2時間で収まりどんでん返しも多用されず比較的ストレートに話が進んで蛇足が無いため、リメイク時に物語展開のアレンジがし易いのもあったかと思います。
【”砂漠の中の蜥蜴たち。悪徳VS凶悪。”拝金主義の人々を強烈に揶揄するハード・バイオレンスムービー。狂気性を帯びた綾野剛は矢張り凄い俳優である。最後に嗤う”極悪”の掌の中で踊る人々を描いた作品。】
ー 綾野剛は好きな俳優の一人であるが、今作の県警本部の矢崎監察官を演じた姿は凄かった。「日本で一番悪い奴ら」が脳裏を過った。ー
◆感想
・年末年始の4日間に凝縮されたストーリー展開が、面白い。工藤刑事(岡田准一)が危篤の母親の元に駆け付けていた時に、突然道路上に出て来た男(磯村勇斗)をはねたところからの怒涛の展開。
ー それを日付を12月28日に戻す、中盤の見せ方。
序盤は、オリジナルに忠実に工藤刑事の行いをコミカル要素を交え描いているが、後半、藤井監督は複数の黒幕の暗躍が際立つ人間ドラマにしている。-
・”金があれば何でも出来る”と言う拝金主義思想の矢崎と娘を結婚させた極悪県警上司の関係性も恐ろしい。
ー 娘と矢崎の結婚式で、自分が関わった裏金を保管してある金庫の指紋認証を矢崎が使っていた男の仲間の女に騙されて取られた事に対し、ゴルフのドライヴァーで矢崎を打ち付けるシーンや、にこやかにギリギリと矢崎の靴を踏みつけるシーン。
だが、矢崎も一線を越えて義理の父である極悪県警上司の頭を車に何度も打ち付けるシーン。そして、矢崎の顔に頻繁に現れるチック。
何故か、綾野剛が人を何度も何度も殴打するシーンは、狂気性が迸り、重いパンチの風合が漂うのである。ー
・特に、寺に納められたマネーロンダリングした金を隠していた墓地での矢崎と工藤との金を撒き散らしながらの一騎打ちからの、屋外での壮絶な肉弾戦シーンは凄い。
ー 満身創痍の中、工藤刑事が矢崎に放ったバックドロップ。新年の朝日が差す中、ピクリとも動かない矢崎。ー
■で、新年の朝、血だらけの工藤刑事が離婚寸前の妻(広末涼子)に”もう一度、やり直さないか・・。”と車内から電話して、良かった良かった、と思ったら、死んだと思っていた矢崎が、腫れあがった顔で物凄い笑いを浮かべながら、追突して来て・・。
ー あの矢崎の物凄く気持ち悪い、笑い顔は凄かった。暫く夢に出て来そうである。
”自分にはもう先が無い。後はお前を道連れにするだけだ・・。”ー
<今作は前半は、人を轢いてしまった工藤刑事が何とかしようと藻搔く姿を、ややコミカル要素を絡めて描き、中後半からは様々な黒幕に弱みを持つ工藤と矢崎の姿を、悲哀感も仄めかしながら描いたハードバイオレンスな人間ドラマである。>
■最後に一言。
・愛知県は砂漠じゃないぞ!藤井監督。
こんなサイコな綾野剛見たことない
ダメダメ刑事の工藤と、エリート監察官の矢崎、対極にあるように見える二人の本気の追いかけっこがめっちゃ面白かった!
沢山笑ったし文字通りびっくりしすぎて震えた(いや、数センチ飛び上がった)場面も笑。
始まりから終わりまですごいスリルと疾走感でドキドキが止まらん。
どれが味方で敵かわからないから、信用できる人が良く分からず、ずっとハラハラしっぱなし。
綾野剛ってこんなんだったんだ、と思うくらい迫力の演技、岡田君はコミカルな役がとても上手だなと改めて思った。
ラストシーンがすごい好き。
ヴィレッジでも思ったけど、始まりの掴みと音の使い方が上手くてカッコいい。
ヴィレッジもこれも音楽は同じ人が担当してるのかな。
どちらもズゥゥンって音が心をざわつかせてくれて、次に何が来るかドキドキしながら世界観に入り込んでしまった。
藤井監督いいなあ。
他の作品も観てみたくなりました。
世界一不幸な男たち
藤井道人監督が韓国版のリメイクした作品。
岡田准一さんと綾野剛さんのタッグで世界一不幸な男を描かれていた。
母親が死んだその日に不幸にも人を跳ねてしまった。まさかの事態にその引いた男の死体を隠蔽した事によって、思わぬ事態に巻き込まれてしまう事になる。
その事実を知っているのは、引いた本人とその裏に関わる男だった。
韓国版もシリアスなシーンなのに何故か笑ってしまうくらいにふざけていた。
日本版は、脚本も変わっていたがそれ以上にふざけていた。
思わず笑い声を殺してしまった。
引いた男の仲間の女と電話は、絶対に狙ってるなと思いながら見ていました。笑
日本版では、追われる方と追う男が2人とも不幸という設定でどこか同情してしまいそうになった。
敵の男が無敵なのは、韓国版でも同じであったり、電話からいきなり殴るシーンなどちゃんと網羅されているなと感心していました。
日時の設定が年末というのも不幸が終わり、また新しい年を迎えればいい年を迎えれるという暗示でもあった。
けれども、そこ世界一不幸であるから
それからまた逃げる年が始まっただけでもあった。
全体的にボケとツッコミの様なテンポとシリアスなシーンが相まってめっちゃ面白かったです。
2人の演技も素晴らしく、シリアスなのに笑かしにいってるなと思ってしまった。
深いメッセージを探ってみるよりももっとエンタテインメントとしてみるとただ笑ってしまいそうで楽しかったです!
悪
久しぶりに公開初日に鑑賞🎬✨
韓国の映画は見てないので新鮮な気持ちで見れました
これがリアルだと笑えないんだけど、作り物だと思ったら面白い
最初は岡田くん演じる工藤パート
警察なのに、人をひいてしまい、車のトランクに隠す、しかし検問やら、署内の人達にバレそうになるハラハラ感が岡田くんの鬼気迫る演技がもうコメディなんだよ笑
音楽とかめっちゃハラハラさせてるんだけど、岡田くんの演技がめっちゃ笑かせる
なので、最初、これはコメディ映画なのかと思った笑
しかーし
綾野剛演じる矢崎パートから方向が変わる
冷血な酷い警察官を素晴らしい演技で演じてる👍
こうゆう役とても上手いですね
前半ではわからなかった矢崎の事情が分かってくる
2人のぶつかり合いが続く、続く、、、
この人達、人間なの?ってくらいのやり合い笑。なかなか死なない。
最後はおそらく、柄本明を倒しに行くのではと思ったが、どうだろう
こんな悪に染まった警察ばかりだと嫌だなぁ
日本版も良かった!サスペンス好きにお勧め‼️
藤井道人作品は他人脚本で撮った方が好き
間違いないです。圧倒的に、「脚本・監督=藤井道人」より「監督=藤井道人」の方がクオリティー高いです。今回は韓国映画のリメイク。脚本は平田研也さんとの共同。やっぱり、複数の人の目で見て叩いた方が結果的にクオリティーは上がると思うんです。いわゆる「作家性」は薄まるかも知れませんが。
藤井道人監督と言えば、売れっ子だしビッグネームと言える立ち位置だし。もはや「作家性」じゃないだろうと。クオリティーが大切だと思います。
本編は、滑稽さを漂わせるノワールです。伊坂幸太郎的世界観。不良刑事のドタバタ劇からのネタバレパートが楽しい。
尻ギレの悪さがタイトルに繋がる、純粋な娯楽作。右も左も悪いヤツだらけと言うシニカルさが、割と好き。
藤井道人らしい画力の高さも随所に見られて良かったです。と言うか、広末の登場場面、撮影気合い入り過ぎてへん?他と、一味違う気がするんどすがw
面白かった。
結構。
秒で終わる。観る人を選ばないエンタメムービー。
信じられないくらいあっという間に終わった。心拍数が上がりっぱなし。とにかく画と音楽のノリがいい。なので本当はもっと音響がいいスクリーンで上映してほしかった。終わって外に出た途端に誰かと話したくなる衝動にかられるので、一人で行くとちょっと寂しい。なので誰かと一緒に行くのがおすすめ。観る人を選ばないエンタメムービー。
構成力、笑い、アクション、全部揃ったエンタメ
邦画の枠を振り切った超楽しいエンタメ!とんでもない行動がどんどん積み重なってダメ男岡田准一がどんどんピンチになっていくのが面白い上にそれを超ゾンビみたいな綾野剛が気持ち悪さ全開で追いかけてくるの、もう笑うしかないでしょ。
アクションもほんと流石で凄い!全てに完成度が高い。
ほんとに冒頭からあっという間に最後まで行く!
待ってたよ!綾野剛!
日本のものでもこんな映画が観れるんだとびっくり
元の韓国映画鑑賞した上で見に行きました!
死体を引いてしまった警察官 工藤が、なんやかんやで監察官 矢崎に何故かバレてしまい追いかけっこ?する作品
予告から気になっていた作品!!かなり期待度高めでしたが、想像以上でした……!!
最初から怒涛の展開で、絶対バレるだろという瞬間でドキドキしました。工藤の慌てる表情は思わずクスッと笑いそうになりました!
工藤のオーバーリアクションはどう見ても隠せてないのに隠し通しつくすし、極限まで行くとそんな表情・行動をしてしまうんだなと面白かったです!
矢崎は冷静な態度の裏にある、イライラしているようなちょっとした仕種がとても印象的でした。矢崎のサイコパスが隠せなくなってるところも面白かったです。
終盤は原作と違う展開になっていましたが、まさに「最後まで行く」ことになっていて、この解釈もあるんだなと!
元々自分は洋画の疾走感が好きで、洋画ばかり見ていましたが、日本でもこんな疾走感のある怒涛な映画が観れるんだとびっくりしました!
映画館で見るからこそというのもあると思うので、また映画館で観ようと思います!
合計4回観賞(メモ用です)
最後 がなぁ
展開は次々と変わって面白かった。のだが最後やくざが一人勝ちの終わり方でいいのかなぁ。できればあの刑事たちの復讐みたいなかたちになればなぁと思いました。
インファナル・アフェア的な感じになればもっと面白いのに 3部作くらいで
しかし岡田君こういう感じの役多くない?
もっと違う感じで松田優作の羅生門みたいなやつやって是非ハリウッド目指して欲しい。それだけのポテンシャルはある!
柄本明は悪役がよく似合う
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