「「最後まで行く」ではなく「最後まで行こう」だった。」最後まで行く 山田あゆみさんの映画レビュー(感想・評価)
「最後まで行く」ではなく「最後まで行こう」だった。
「最後まで行く」ではなく「最後まで行こう」だった。
韓国のオリジナル版とは趣向を変えてコメディに振ったのは、正解!岡田准一演じる追い込まれる男のコミカルさったらほんとうに笑えるし、笑わせにきててちゃんと面白いのは流石。
対して、綾野剛演じる追い込む男。彼が登場してからさらに面白さが増す。キャラ設定、おもしろい…。
地獄から"人生の墓場"への破滅の道をとことん見せられ、とてもハラハラして楽しめました。
ただ、オリジナルと比べずにはいられなくて。やはりあの狂気と衝撃の展開には及ばなかったかと…。
特にクライマックスの格闘シーンと結末については、演出含めかなり違うので、日本版も面白いけど、これは最後まで行ってはないなぁというのが正直な感想です。(ネタバレになるので詳しくは書きませんが)
ただ笑ったし、不謹慎シチュエーションオンパレードですご〜く面白かったです。
お気に入り★★★★★★☆☆☆☆
おすすめ ★★★★★★★☆☆☆
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