「除夜の金」最後まで行く Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
除夜の金
酒気帯び運転で人を轢き遺体を遺棄しようとする刑事と、それを知っていると脅す刑事の話。
オリジナルは最初から葬式帰りだった気がするけれど、危篤の母親のもとに向かうところで始まる設定だったり、当然土葬じゃなかったり、脅す警官も監察官だったりと細かい設定は異なるものの、概ねオリジナルと同様に展開していたけれど、矢崎のキャラや設定がだいぶ違ってこれはなかなか狂ってますね。
そして義父の行方を見せなかったり、車をぶつけた意味も薄くなってたり、水商売の女お残ししてたり、寺でそれは無理あり過ぎだしとモヤモヤはありつつも、オリジナル版とはまた違った結末で、最後まで行くの意味も違って随分コミカルさも増してエンタメ寄りになった感じかな。
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