「「最後まで行く」というタイトルに相応しいラスト」最後まで行く ゆづさんの映画レビュー(感想・評価)
「最後まで行く」というタイトルに相応しいラスト
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漁夫の利という言葉が似合う映画だと思う。
最初は刑事・工藤が轢き殺した人を隠し通そうとする話から始まって、その次に監察官・矢崎の回想シーンが入る構成だったのだが、その回想シーンで「あ、そういうことだったんだ!?」と驚くことが多々あって面白かった。
矢崎は、工藤よりヤバい奴という印象だったが、意外と上司から圧をかけられたりしてて苦労してるんだなって察した。
最初は工藤が追い詰められて矢崎が優勢って感じだったし、矢崎は結婚して出世コースなのに工藤は離婚する寸前っていう対比があったけど、終盤ではお互いトカゲみたいに四つん這いになって追いかけっこして殴り合ってたから、割と似た者同士だったなと思った。
矢崎の生存能力が高すぎることと、仙葉組長が策士すぎることにビビッた。
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