劇場公開日 2023年5月19日

「世界一不幸な男たち」最後まで行く ハンバーグさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5世界一不幸な男たち

2023年5月19日
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藤井道人監督が韓国版のリメイクした作品。
岡田准一さんと綾野剛さんのタッグで世界一不幸な男を描かれていた。

母親が死んだその日に不幸にも人を跳ねてしまった。まさかの事態にその引いた男の死体を隠蔽した事によって、思わぬ事態に巻き込まれてしまう事になる。
その事実を知っているのは、引いた本人とその裏に関わる男だった。

韓国版もシリアスなシーンなのに何故か笑ってしまうくらいにふざけていた。

日本版は、脚本も変わっていたがそれ以上にふざけていた。
思わず笑い声を殺してしまった。

引いた男の仲間の女と電話は、絶対に狙ってるなと思いながら見ていました。笑

日本版では、追われる方と追う男が2人とも不幸という設定でどこか同情してしまいそうになった。

敵の男が無敵なのは、韓国版でも同じであったり、電話からいきなり殴るシーンなどちゃんと網羅されているなと感心していました。

日時の設定が年末というのも不幸が終わり、また新しい年を迎えればいい年を迎えれるという暗示でもあった。
けれども、そこ世界一不幸であるから
それからまた逃げる年が始まっただけでもあった。

全体的にボケとツッコミの様なテンポとシリアスなシーンが相まってめっちゃ面白かったです。
2人の演技も素晴らしく、シリアスなのに笑かしにいってるなと思ってしまった。

深いメッセージを探ってみるよりももっとエンタテインメントとしてみるとただ笑ってしまいそうで楽しかったです!

ハンバーグ