マイ・エレメントのレビュー・感想・評価
全192件中、101~120件目を表示
余計なことも気になりつつ……
最初の方に表示されるコメントで「人種差別の映画じゃない」と書いてる人がいましたが、「差別」を露骨に描いていなくても、エレメントが人種のメタファーであることは明らかですね。
水はおそらく白人(高層マンション住まい)、火が監督の出自も反映してアジア系(韓国系)なんでしょうし、それ自体が階層の差、貧富の差としても描かれていました。ここでも、「パラサイト」や「天気の子」のように、流れる水が押し寄せる低い場所(底辺)に住んでいるのが主人公家族であり、そこに火たちが住む街もあります。
ただし、この映画は、たとえ差別される側にいる人も、そこで他者に壁をつくるのをやめよう、もっと柔軟になろうと、マイノリティの側の意識を問題にしていることです。
だからこそ、差別の記憶(火は立入禁止!)はあっても、「差別された!」と叫ぶ映画ではないのです。
意思の通じない他者に怒り(癇癪)を持つことではなく、気持ちを通わせることが何度も強調されますし、それを主人公は水の男から教えられるわけです。
一つ、誰でも気になると思うんですが……
火と水の二人の間に子孫は生まれ得るのか?という点です。風と土でもいいですが。
エンドロールに小さく小さく描かれていたのはそれですか?
思ってたより対象年齢高め
水の三態
水は0℃で氷(固体)、0~99℃で水(液体)、100℃で気体(水蒸気)になる。常温でも飽和水蒸気量に達する温度(いわゆる露点ね)になると蒸発する。また、蒸発した水が雨を降らすように、水は循環して地球上の水分量を保とうとする。だから、ウェイドは決して死なない。ん~うまくやりよるのう~
あと、命の火はなぜ青いのか?それは恒星の一番高い温度が青白い星だからだよ
子供がいない時間帯などを鑑みたら、字幕になってしまった。やはり正解でしたね。オリジナルのヒロインはハスキーボイスで、吹替だったら差し詰め二階堂ふみといったところか。
4つの種族?が何とか上手くやれているから、世界平和を目指そうというテーマももはやお約束。
ディズニーアニメは「シュガーラッシュ」以来。この作品を見るきっかけは、スタンプラリー。折角だから、全部集めてから観てやった。たまには良いよね、こんなベタなのも。
四元素の格差社会
デザインや表現は斬新ですごい!ただキャラクターにはあまり共感できなかった
火と水の心のふれあいに感動
前情報もほぼなし、それほど期待も持たず…で見に行ったけど、さすがのディズニー×ピクサー。ファンタジーな世界観とそれを輝かせる映像美で没入できました。水要素の強い街並、そこに移住してきた火の家族の拠り所のない心細さから、徐々に火の町並みが発展していく様子、火と水が心を通わせる場面など、感動的なシーンの美しさはさすが。火の力で草が燃えたり、水が泡立ったり、水が泣き上戸だったり…と言うエレメント同士の小さなネタもちょこちょこ面白い。
ストーリーは想像の範囲を超えないが、飽きることなく最後まで楽しむことができる良作でした。
小さな子から大人まで鑑賞に耐えうる話
テーマ設定もばっちりさすがディズニー、PIXAR
今の問題、環境問題で火、水、木などテーマにしたアニメは見事。色々考えさせられたし優しい気持ちにさせられた。さすがディズニー、PIXER。ムビチケカードをあえて前売りしたのもプラス。観て良かったアニメです。カールじいさんのショートアニメも楽しめたのがまたいい。
やさしいきもちになりました
連休中ということで見に行きました!
ストーリーは王道展開でキャラクターも多くなく本筋になぞって描かれていて良かったです
良かった点は吹き替えで見たんですが玉森くんの声優違和感なく というかほんとにキャラに落とし込んでいて凄く良かった!
何と言っても映像がハチャメチャに綺麗で水の表現が実写か!?と思うほどビックリです
キャラクターはシンプルですが苦悩してる表情などよく描けてました
それぞれのエレメントが魔法みたいな感じで属性の特色出して色々やるのディズニー・ピクサーっぽさ全面ですきです
気になったとこは水をせき止めてたガラスがクライマックス辺りでエンバーとウエィドの距離が遠くなりそうで亀裂が入ったの表現したなら最後結ばれたとこであのヒビも修復して街も平和みたいなの挟んでも良かったのでは…
多様性や人種差別的なことがメインになるかなーと思ったけど最後は家族の話になるだな…と思って予想外でした!
最後の水に流されるシーンは津波思い出して切なくなりました😢
ウエィドの家族が火にも優しくて救われました
主題歌合ってたな~ エンドロールで曲にウルっときましたの
心が温かくなる
こういうのでいいんだよ!な作品
これにケチつけたくなった人は、映画館を出たら誰かに抱き締めてもらった方がいい。
ストーリー、キャラ設定、なんやかんやのバランスが抜群にいい。ディズニーに求めてるポリコレのさじ加減とかまさにこれじゃんって思った。
擬人化されてるおかげでメッセージ性もストンと心に入ってくる。その為の表情の作り方や絵の抜き方など、さすがピクサーだなと。
大きな世界の本当に小さな恋物語。それはまさに等身大の私達が色んな人が行き交うこの世界では見向きもされないような話。でもその2人の産むエネルギーが少しずつ家族や周りを変えていく。これで世界が変わるなんて誰も思わないけど、こういう小さな営みが少しずつ世の中が変わる…そんな綺麗事のような、夢のようなモノが心に宿る映画です。
そして最後の吹替あるあるのダサい邦楽テーマソングが感動を冷ますんだけど、今回はめざましTVで流れてた「やさしい気持ちで」がやたら感動します。
自分の幼かった頃の家族との朝の風景が頭にふと浮かんでしまったりしてね。
そしてエンドロールの最後の最後に監督のファミリーの写真が出ます。
あぁ…そうなのか、彼の物語だったのね。魂こもってる感じはそこからなのね。
もう中年のおじさんは映画館でぶわぁ(T-T)ってなりました。歳ですね…笑
とっても素敵でした♡
アメリカの分断から
心あたたまる作品です。
elementとは元素という意味なんですね。この作品に登場するキャラクターは人間ではありません。
火、水、土、風を擬人化したもので、冒頭からしばらくはその設定がどういうものなのかを理解するのに頭を使いました。
人間ではない存在を扱うところがさすがピクサーです。小さいお子さんのほうがアレコレ頭で考えないかもしれないですね。
かんしゃくをおこしやすい火の女の子と、なにやら理屈っぽい男の子。
はじめはこの2人の難ありの性格に少しイライラしながら観ていましたが、話が進むにつれ作品のテーマらしきものが見えてきます。
なかなか深いテーマで、しかし難しくは語らないところが良いと思います。
期待して館に行きましたが、それ以上に素晴らしい作品でした。
子供から大人まで楽しめると思います。夏休み映画にぴったりですよ。
思い込みを捨てよう
全192件中、101~120件目を表示