マイ・エレメントのレビュー・感想・評価
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3Dおすすめ!
予告編を見て、あまり好みじゃないかなと思いつつちょうど良い時間帯に上映があったのでなんとなく3Dで鑑賞。
最初のカールじいさんでワクワクさせられ、本編を見終わった後はテーマパークでファンタジー世界を体験したような、高揚した幸せな気分になった。
まず、エレメントたちのキャラクター描写がすごい。
いつも体のどこかしらが泡立ったりなびいたり揺らめいたり、こんなキャラクター見たことない。
ポスターの静止画ビジュアルで見るのと、動き回るキャラクターを見るのでは大違い。
キャラクターの内面が細かく描かれているのも相まって、ウェイドもエンバーもこの上なくかわいく愛しく思えてくる。
エレメントとしての独特の楽しい表現に驚きワクワクしながら、私たちと同じような悩みに感情を揺さぶられる姿に自然と共感できて、それに違和感がない。不思議。
映像が綺麗で、花のシーンは映像だけで心震えた。
3Dで観て良かった。
「ディズニー、ピクサー」
今年140本目。
ディズニーとピクサーによるアニメーション映画。火の女性と水の男性の恋愛のお話し。少しウトウトしてしまいましたが最後がいいですね。ここじゃないどこかへ、コンフォートゾーンを抜け出す、自分の気持ちいい所から飛び出す。ディズニー、ピクサーは最後に人生訓を目覚めさせてくれる作品が本当に多い。
水もしたたるイイ男の映画
子供、恋人、老夫婦全ての年齢にフォーカスされた愛の物語。これぞピクサーの安心映画です。
この映画の主役は、本当の意味で水のしたたるイイ男の彼。見た目だけでなく、その優しさに癒された人も多いと思います。
ストーリーは伏線を予想通りにキレイに回収していく、比較的、裏切りのない映画。
自己犠牲の愛、多様性、親との関係、自分の心に正直に生きることなど、どのような立場にある人でも心を打つような設計はさすが。
世界中の人間の悩みや、愛は共通なんだなぁということがわかり、見終わったあと、ほっこりできる。そんな映画です。
ぜひ映画館で!
火と水、相容れない存在の二人の行く末は。
エレメントシティに訪れた火の一族から生まれた少女エンバー。
彼女は生まれた時から父の店を継ぐことを約束させられていた。
そんなある日、水のウェイドと知り合い価値観を一転させられることに。
ディズニー映画らしく人種差別を精霊に置き換え
火と水はお互いが接触できないという認識で鑑賞させられることに。
これは現代社会での黒人と白人の恋愛のようにも思える。
今でこそ珍しいカップルでもなくなりましたが、ある地域では
黒人と白人の差別は著しく存在する。
あくまで家族を大事にしようというテーマは一環としてあるが
その価値感を強要すべきでないという道徳的な物語。
精霊が出てくるというテーマはありつつも
風や土の精霊は陰に隠れていたので、彼らにもフィーチャーしてあげたかった。
メッチャ泣けるディズニーの恋愛映画。 本年度ベスト!!
あまり期待してなかったけど自分好みの作品で泣けた!
ほぼ満席状態の中、遠慮しながら泣いたので完全燃焼が出来なかったのが残念(笑)
火、水、土、風の4種のエレメント達が暮らす街。
エレメント・シティーで火の属性のエンバーと水の属性ウェイドの2人を中心に進むストーリー。
他の属性はあまり登場しなかったけど全然問題無し(笑)
本作で一番びっくりしたのはエンバーのCV、川口春奈さん。
声優でもやって行けそうな感じで違和感無し。
エンバーの声に終始釘付け(笑)
本作はほぼエンバーとウェイドの二人の物語って感じ。
異なる属性同士が触れ合う事も出来ない中、エンバーとウェイドの距離が近づく感じが良かった。
エンバーとウェイドの家族達の相手に対する考えが反している感じが印象的。
火の属性が怒りっぽく、水の属性が涙脆い設定も良かった。
触れ合う事が出来なかったエンバーとウェイドが初めて触れ合うシーンに泣ける。
エンバーの家族愛も素晴らしい。
終盤の家族と別れる時の挨拶も伏線もあってなのか泣けた。
映像は流石のPIXAR。
やっぱり映像は安定の美しさ。
エンバーがウェイドと水中で幻の花を見に行くシーンが自分的にとてもエモかった。
作品で流れる音楽もジャンルに拘らない多様な音楽が作品を盛り上げていた感じ。
主題歌は今さら感のあるSuperflyの「やさしい気持ちで」だったけど、これが良かった!
エンドロールで流れる時の字幕が余韻に浸れた。
ウェイドが涙脆くなかったら、あの絶体絶命なシーンはどうなっていたのか?
気になります( ´∀`)
万人受けしそうな良作。
設定は作り込んでいるが、ストーリー自体はわかりやすくシンプルだなといった印象。
台詞一つ一つにも深くメッセージ性が込められていて、受けての感受性を揺さぶってくる感じがします。
笑いどころもあるし、上映時間の長さの割には全く間延びせずいいテンポ。
これなら子どもにも楽しんでもらえそうな感じ。
アニメーションは美麗で、さすがの技術。
全然字幕やってないので吹き替えで見ましたが…川口春奈の吹き替えはちょっとイマイチかな…。
玉森裕太は案外良かった。演技がめちゃくちゃ上手いというよりは、今回の主人公の優しさにピッタリの声というか。役にハマってる感じがしました。
洪水のシーンは、苦手な方は注意した方が良いかもしれません。
とんでもない設定なのに感動してしまう(いつものピクサー)
ピクサーはたまにとんでもない設定の映画を作ってくる。ネズミが人間界の名シェフになろうとする「レミーのおいしいレストラン」や人が住めなくなった地球でごみ処理を続けるロボットの恋を描く「ウォーリー」、一人の女の子の頭の中にいる感情たちを描いた「インサイド・ヘッド」なんかは、個人的にかなりとんでもない設定だと思っている。そして本作。火、水、土、風のエレメントたちが生活する世界で出会い、恋をする水の男性と火の女性を描いた物語。最近のディズニーが推し進めるポリコレに最適の設定と言える。
案の定、冒頭はエレメントシティに移住してきた火の夫婦の話から始まる。なるほど、これ移民の話なんだな。他のエレメントからはちょっと煙たがられる火の人たち。たしかにあの4つのエレメントなら火は危険すぎる。だから火の人たちが居住するコミュニティができていき、他の住民とは距離を置いてしまう。まさに移民の話だ。
とんでもない設定なのに、どんどんエレメントシティの世界観に浸かっていく。風景もキャラクターも、水と火の表現がとてもリアル。水浸しになったときの水は実写なの!?と疑うくらい。それぞれのキャラクターの特性とか、エレメントシティの自治とか、細かい矛盾点をいろいろ考えるとキリがないから、あまり考えずに鑑賞するのが得策だ。
だって、最終的にはあんなに心が揺さぶられるんだよ。橋の下のあのラブシーンは最高だった。観る前から、2人の恋物語だけでなく、親子の絆や、自分たちとは違う他者を受け入れるという要素も含む物語になるのだろうと予測していたはずなのに。
ディズニーだけでなく、ハリウッドが推し進めるポリコレの要素も、この程度だったら大歓迎。直接的な表現ではないから、説教くさくならずにとても見やすかった。やっぱりピクサーはとんでもない設定を、最終的にはいい話に仕上げてくる。次のとんでもピクサー映画は何になるんだろう。今から楽しみだ。
※字幕版を鑑賞
期待以上!
なんとなく主人公のキャラクターデザインが好みでなく、観に行くのを悩んだけど、行ってよかった!
ウェイドの声優、玉森裕太さん優しく涙脆いウェイドによく合ってました!川口春奈さんの勝気なエンバー役うまかった!
最初はエンバーの癇癪にはこちらもハラハラしたし怖い子だなあ、って思ったがだんだんとウェイドに会ってから性格が可愛くなっていく。
エレメントを擬人化している世界観がとても美しく、
電車や駅や町の様子にワクワクしました!
笑えるシーン、ジーンとするシーン様々あり飽きなかった。子供でも大人でも楽しめると思う。
ネタバレを避けたかったのでストーリーに触れずにレビューしました。
いやあ、本当久しぶりにアニメ映画に見入って感動しました!
色んな人に見てほしい
Pixar映画を劇場で鑑賞するのは初めてです。
3DCGアニメーションが苦手で敬遠していましたが、今の技術が凄すぎて驚きました。
同時上映のカールじいさんのデート、犬の毛並みに肌の質感。
これがアニメーションなのか?と思うくらいにリアルで、同時上映のショートムービーから驚かされましたがその後の本編も描写の細やかさ、発想、物語の描きかた、正直ディズニーピクサーなんて子供向けと舐めていた分感動してしまいました。
実際にエレメントシティがあったなら、そう思わせるだけでもワクワクしてしまいます。
因みに私は吹き替え声優を担当されている方のファンです。
勿論吹き替えを担当されているのでヒットして欲しい気持ちも、贔屓目もありますが、アニメーションの出来栄え、物語、ひとつの作品として見に行ってみてほしいと勧められる作品です。
2D、3D両方で鑑賞しましたが3Dはオススメです。
ある程度の精神年齢が必要
家族3人で見に行ってきた!
私と夫は面白かったけれど、小5の息子には刺さらなかったよう…。
キャラクターは可愛くて、世界観が色彩豊かでキラキラしていて…さすがピクサーと言った感じ。
それぞれのエレメントが“らしく”、色調にしろ、住む家、使うアイテムにこだわりがあった。
とにかくどこを見ても見応えがあり、目が忙しい。
情報過多で、気持ちの揺れ動きがバタバタと忙しく感じる映画だった。私個人的には、もう少し落ち着いた感じで、画面のどこに集中すべきなのかわかりやすい映画が見やすかったのかなと思う。
しかし、細かいところまでのこだわりや、ストーリーの奥深さなど、ディズニーらしさは健在で、たくさんの方が楽しめる映画だと思う。
ウェイド役の玉森裕太は声優に向いている。
上手すぎて驚いたくらい。夫は最初から最後までプロの声優だと思っていた。
川口春奈は川口春奈だとすぐに分かった。
小さな子供向け、よりは中高生から大人向けだと感じた。好みが別れると思う。
ガールミーツボーイ
考え事しながら見てたので、あれよあれよと話が進んでいた(-.-)
ボーイミーツガールならぬガールミーツボーイ。
火の玉突貫少女が、属性から中身、家庭環境まで真逆の水ドバドバ少年と出会い、成長する物語。
ドラクエ的には火の真逆の属性は氷だから水だと真逆ではない?…どっちでもいいや。
縦軸が少女の成長、横軸が恋愛。
いや、縦軸が恋愛で…これもどっちでもいいや。
そこに家族も絡み、人間ならぬエレメントドラマが繰り広げられる。
エレメントシティが美しく、そこは一つの見どころ。いや、最大の見どころ。
3Dで見ても良かったかも?と思ったり。
考え事しながら観てしまった割には、最後は結構ウルッと来た自分は単純なのか子供なのか!?
推せるキャラが一人…いや、一エレメントもいなかったのが残念。
火のエレメントに煉獄さんみたいなキャラがいれば…いる訳ねえ!
ユーモアたっぷりのキャラ達が魅力的
きらびやかで美しい映像と音楽、そしてユーモアなキャラクターたちが織り成す世界がとても楽しかったです。自然に笑顔になって見てる自分がいた。
属性じゃなく個としてみることで人生が豊かになった、エンバーとウェイドのカップルに癒された。硝子で水路の亀裂を補強したのには「そりゃだめだろ」と心の中で突っ込んだ。まぁそういうのは置いといて、劇的なクライマックスがある訳じゃないけれど、いろいろ考察とか声優の良し悪しとか考えずに見れる作品でとても良かった。主人公二人の声は全く違和感なくてキャラそのもののように感じた。
同時上映の「カールじいさんのデート」も久しぶりに彼らが見れて嬉しかったです。
玉森ウェイドが可愛い
久しぶりのディズニーピクサー映画はストレスフリーで鑑賞出来たシンプルな物語。それぞれのエレメントの表現は綺麗な極彩色に彩られてスクリーンがとても美しかった。
ウェイドとエンバーは見た目年齢が分からないからこそ声優さんに注視してましたが、玉森さん川口さんそれぞれ違和感なく演じてましたね。
正直もう一捻りのお話の展開は欲しかったけれど、色々なことを考えると人の気持ちに寄り添うって大事なことで初心を改めさせられました。
安定のディズニー映画
吹替で見ましたが
普通に面白かったです!
ストーリー展開は読める感じで、
面白味はめちゃある訳ではなかったですが、
普通に見れる安定のディズニー映画だと思います。
多様性の今の社会に合う感じでした。
作画も綺麗でした。
火と水の擬人化
だんだん良い男と良い女に見えました笑
そんなに期待しないで観たマイエレメントで久しぶりに最高に好きだしな...
そんなに期待しないで観たマイエレメントで久しぶりに最高に好きだしなキャラに出合えた映画。水のエレメントのウェイド!涙もろくて、やさしくて、宣伝文句じゃないけど、思わずウェイドに恋しちゃいそうになった。それぞれが得意な事を見せる場面が本当に美しくて、これは映画館で見るべき作品だと思います。
なんかよく観るパターンだな
違ったモノ同士が交流するうちに、なんか困難に力合わせて立ち向かい、異文化の壁が取り払われるというストーリー?かなと思って観る。でも手垢が着きまくった、テーマではある。結局、恋愛ものになりました。ものすごく典型的だ!
やたら泣き虫でウザイキャラのウェイド君のキャラ設定が伏線だったのは面白かったですが。映像もキレイでした。
余計なことも気になりつつ……
最初の方に表示されるコメントで「人種差別の映画じゃない」と書いてる人がいましたが、「差別」を露骨に描いていなくても、エレメントが人種のメタファーであることは明らかですね。
水はおそらく白人(高層マンション住まい)、火が監督の出自も反映してアジア系(韓国系)なんでしょうし、それ自体が階層の差、貧富の差としても描かれていました。ここでも、「パラサイト」や「天気の子」のように、流れる水が押し寄せる低い場所(底辺)に住んでいるのが主人公家族であり、そこに火たちが住む街もあります。
ただし、この映画は、たとえ差別される側にいる人も、そこで他者に壁をつくるのをやめよう、もっと柔軟になろうと、マイノリティの側の意識を問題にしていることです。
だからこそ、差別の記憶(火は立入禁止!)はあっても、「差別された!」と叫ぶ映画ではないのです。
意思の通じない他者に怒り(癇癪)を持つことではなく、気持ちを通わせることが何度も強調されますし、それを主人公は水の男から教えられるわけです。
一つ、誰でも気になると思うんですが……
火と水の二人の間に子孫は生まれ得るのか?という点です。風と土でもいいですが。
エンドロールに小さく小さく描かれていたのはそれですか?
全190件中、81~100件目を表示