マイ・エレメントのレビュー・感想・評価
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若い人に見て欲しい映画です
感想を書こうとしたらYahoo!映画は7/31でサービス終了したんですね。
公開日に鑑賞しましたが、さすがピクサーというべき作り込みに感動しました。
序盤からそれぞれのエレメントが特性を生かした生活を送る様子が描かれ、その世界観に引き込まれます。
複数の元素が暮らす世界をテーマにした作品ということから、多民族共生について大上段に構えたお説教をされるのかな?と少し不安でしたが良い意味で裏切られました。
複数の移民で成り立つエレメントシティはアメリカ社会の比喩と思われますが、多民族共生の素晴らしさを高らかに歌うのではなく、諦めずに自分の気持ちを素直に話すことの大切さや一歩踏み出す勇気の尊さを改めて教えられた気がします。
ロミオとジュリエットのようなラブストーリーの要素もありますが、家族の話でもあります。最後にエンバーが火のエレメントに伝わる最敬礼をし、父も返礼する場面で最も感動しました。
吹替版を観ましたが、いわゆるタレント声優と言われるどの役者さんも良かったですよ。
川口さんは気が強くて行動的なキャラクターが本人のイメージにもあっていたし、玉森さんも三枚目的な場面とシリアスな場面の演じ分けが良かったです。MEGUMIさんは本業の声優から選ぶならくじらさんが演じそうな豪快なキャラクターを好演。伊達さんは登場シーンの少ない役ですが、バスの声質が普段の喋り声と違って意識して聴いても分からないほどでした。
たとえ天敵だったとしても、心、通い合える愛が大切。
まず、色彩が綺麗です。観てて飽きない。
エンバー(女の子)が火、ウェイド(男の子)が水という天敵の組み合わせで運命の出会いをします。恋をします。お互いが心、惹かれあう姿を自然に描いています。水と火、天敵だからさぁ大変!!!二人はフィーリングも相性も良い、ウェイドは、気が弱い所はあるけど純粋で心優しい人、エンバーは明るく、活発的で責任感がある人!お互いが持って無いものを相手が持っている。。。まさに運命の出会いです。わたし達もそういう運命の恋はあると思います。最後、ウェイドは命を賭けても、エンバーを守ろうとした所に号泣です。
マイエレメントは、天敵だって心が通い合える事が大切!それが奇跡の出会い、運命の出会いに繋がる事だって有り得るという事を教えてくれてるような気がします。
全世代の方に是非、観てもらいたい映画です。
最高に美しいラブシーン
ただのラブストーリーだけではなく、あらゆる社会問題が盛り込まれている、人間社会と同じ世界の話であった。
あくまで子どもも楽しめる映画でありつつ、これだけ考えさせられる映画を作り出す、ディズニー、ピクサーは流石だと思った。
火と水、交わることができない2人。その常識を越えるラブシーンは最高に美しいものだと感じられた。
水のウェーブの全てものごとにポジティブな部分を見つけ、全てを肯定する姿勢は今の価値観にピッタリなものであった。
ピクサーらしい作品
ピクサー映画は一般的には大衆向け作品としての印象があると思われるが、実は監督のかなり個人的な問題に踏み込んだ作品が多い。「最も個人的なことは最もクリエイティブなこと」という有名な言葉があるが、そういった意味でも今作は過去のピクサー作品と同様非常にクリエイティブで素晴らしい作品である。見る人が見ればかなりパーソナルな内容なので共感度が高いと思うが、そうじゃない人が見ても普遍的なテーマを扱っているのでかなり見やすい作品であることは間違いない。しかし、日本生まれ日本育ちの自分のような者には心の奥底まで訴えてくるものはなかったのは事実。その一番の理由は監督にとっては当たり前の世界観や価値観が、当たり前すぎるがゆえにあまり描写されていないので根底にあるものが少し映画としてはわかりにくかった。おそらく日本では表面上のものしか伝わらないのであまり受けはよくないんだろうなと思う。
ここまで練り上げるたことに驚嘆しました
いわゆる4元素を擬人化してアニメーションにするって大丈夫なのかな、と半信半疑でしたが、ここまで詰め込んで101分という上映時間も含めて素晴らしい。世界観の構築を疎かにせずキャラクターの心情も描きあげるていることがすごい、確かに行政どうなってるの?とかはありますが、そのクエスチョンを含めてアニメーションであることの融通無碍さを存分に活かしてるいると感じました
火と水の恋。
火、水、土、風のエレメント(元素)が暮らすエレメント・シティの話。
父の仕事を継ごうと頑張ってた火の女の子エンバー、自分とは正反対、自由な性格の水の男の子ウェイド、そんなウェイドに出会った事から始まるエンバーのストーリー。
序盤少しウトウトしてしまい...。
ストーリーは100%理解出来なかったけど楽しめました!
途中位までは子供向けかなとも思ったけど、火と水の今まで交わる事のなかった純粋な恋。エンバーとウェイドの手と手が触れあって抱き合った時は涙が出ました。
吹替版にて鑑賞したんですがウェイドは玉森君の声まんまだったんですが、エンバーの声を担当した川口春奈さんが名前を見るまでわからず...川口春奈さん声優さんのセンスあるんじゃない!!?って位、別人の声だし、いい声してました!
エンドロールで流れたSuperflyの「優しい気持ちで」も良かったし泣けた!
この曲聞いて優しい気持ちになれました!
触れ合ってはいけないラブストーリーに感動した。
『マイ・エレメント』鑑賞。
*声の出演*
川口春奈
玉森裕太
*感想*
「トランスフォーマー」を観終わって、約10分後にすぐに別のスクリーンに直行して鑑賞しましたw
久しぶりのピクサー作品を鑑賞!レビューサイトで高評価連発だったので、期待して観ました。
これはなかなか良かった。一言で言うと、火と水のラブストーリーだったな~
火、水、土、風のエレメントが暮らすエレメント・シティを舞台に火のエンバーと水のウェイドが惹かれ合う話。
まずエレメント・シティの世界観が素晴らしい。それぞれのエレメントを活かした生活模様が面白い。火のエレメントが木材をザクザク食べる所が美味しそうだったw 水のエレメントのウェイドはとにかくとにかく優しい!エンバーの事を常に思いやって優しく接してくれるから「彼氏」として素晴らしいキャラクターだったな~
決して触れ合ってはならない火と水が徐々に惹かれ合っていく感じが良かったし、ラブストーリーはあまり見ないけど、これは感動した。
あと、エンバーとウェイドの声と川口春奈さんと玉森裕太さんの声が想像以上に合ってた。
総じて、めちゃめちゃ良かったです。観て良かったです。(^^)
自分のための人生
よくあるストーリー展開と言われてますが、起承転結があるのはどの映画も同じで、自分はマイエレメントのストーリー展開にどんどん引き込まれて感動しました。
登場キャラクターのエンバー、ウェイドをはじめとする各キャラクターのデザインも性格も大好きです。
家族、父のためにと奮闘するエンバーが本当は外の世界で挑戦したい気持ちに気づいた場面や、ウェイドの優しさやたくましさにも心動かされました。
自分と生まれ育った境遇の異なる相手とも打ち解けられる、自分の殻から出ることで広い世界を知ることができる、人のための人生ではなく自分のための人生
終始映像やイラスト音楽がかわいかった
また公開終了しても将来また自分が成長した時に見てみたいなと感じました。
安定の
ストーリー設定や展開で、面白かったです。4種のエレメントで明確に分かれていますが、人間でも同様に相入れないと決めつけている考えがありますが、それも同様に払拭できるのでしょうね。そんな事も考えさせられました。
とても面白かった。最近よくある多様性の尊重や、昔からよくあるテーマが4つのエレメント世界で描かれる。
親の期待に応えるか、自分の夢に向かって進むかで子供が葛藤する話は昔からある。これからも映画・小説・アニメで描かれ続ける永遠の(?)テーマ。
僕は、(やはりよくある)ロミジュリ的な恋愛の話が面白かった。とはいえ予定通りハッピーエンドだ。特に、火のエンバーと水のウェイドが、手のひらを触れあう場面には感動した。まあ、ここは結局触れあえないと言う悲しい展開でもいいと思ったが。
最後、ウェイドが蒸発して消滅して終わってしまっても物語としては余韻が残って有りだろう。だけどディズニーだし小学生も見るし、そんな悲しい終わり方は無いだろうと思ってたら、なかなか面白い方法で復活してメデタシメデタシである。
ん〜っ⁈フィクサーって夢がある筈なのだが…?
(あまり上映してる映画館が少なくて,観ていない癖にデッカい声では言えない処なので悪しからず…)
しまった!私が悪くて,吹き替えでこの作品を観て一番最初に思った事なのだが、日本語吹き替えだとこの作品の良さを非常に台無しにしとりゃせんかねぇ〜? 私の中で母国?での言葉が率直に分かり過ぎるのもどうかと思われた。 ココ最近,私自身がしょっちゅう口にしている気がする事なのだが、韓流何て言葉が大分普及する様になってかなりの月日が経つが、岩井俊二監督の作品で日本人版と韓国人版が有る作品って稀(マレ)に有る気がする。で,私からすれば非常に失礼な言い方になっちゃのかもしれない。(私にはそんなつもりは全く無い事は断って置きたい処…。)日本人だと(役者も身近?とは言わないが,そう言った方が分かり易い!と私なりの解釈なので)非常に駄作になっちゃうモノ&韓国人版で演(ヤ)ったバージョンモノだとどんだけ面白い作品に変わった!と思えた事がわりと有った様な気がした。&で,更に何でエンディングテーマ迄わざわざ日本人の曲迄上乗せして入れる意味が解(ワカ)らん⁈,そこまでして作品自体を駄作に落とし込みたいのか?と,口悪いがそう思わせる事を私が感じた事は伝えたい処(トコロ)。 話が大幅に飛んだが何が言いたいと言うのは、もしかしたら意味は分かり難(ニク)いのかもしれないが,だからこそ尚更(ナオサラ)モノホンの字幕でこのフィクサーを観た方がよっぽど面白いんちゃうの?と思えたのは私だけでは無いと思うのだが…⁈
このテーマ?は非常にえぇと思えたし…火🔥の世界の生物?と水💦の世界の生物?が恋に落ちる❤️なんて,アニメでしか表現出来ない世界観何て,ちょーユーモアが有って宜しく無いじゃないですかねぇ〜。
ラブストーリーよりも、父娘の思いのすれ違いの方が心に残る
4つのエレメントが人種や民族のメタファーであることは明らかで、あからさまに「ダイバーシティ&インクルージョン」を推奨する映画になっているのではないかと身構えたが、そこのところは、さすがに信頼のピクサー・ブランドだけあって、ちゃんとエンターテインメントとして楽しめるようになっている。
あまり説教臭さが感じられないのは、差別や偏見に関する描写や、それをたしなめるような描写が少ないからで、火の少女の父親が水のエレメントを毛嫌いしたり、火のエレメントが物件への入居や美術館への入場を拒否される場面はあるものの、それぞれのエレメントは、互いに対立することも排他的になることなく、平和裏に共存しているのである。
ただ、その分、火の少女と水の青年のラブストーリーも、案外あっさりと進展してしまい、「ロミオとジュリエット」のような苦難の恋を期待していると物足りなさを感じてしまう。
火と水が触れ合えるようになるというのも、どこか「ご都合主義」的で、どうせなら、触れ合うことができないままにしておいた方が、2人の恋愛の純粋さや切なさが、より深まったのではないだろうか?
エンドクレジットのイラストには、2人の子供とおぼしき人影が描かれていたが、これについては、あまりにもありきたり過ぎて、「興醒め」としか言いようがない。
異なるエレメントのカップルが、そんなに簡単に成立してしまうのであれば、エレメント・シティは、とっくの昔に「ハーフ」だらけの街になっていたのではないだろうか?
結局のところ、強く心に残ったのは、異なるエレメントのラブストーリーではなく、子供のためを思う親と、それを束縛と感じてしまう娘のすれ違いのストーリーの方だった。
ただし、娘が自分の本心を打ち明け、父親と和解し、恋人と結ばれることができたのは、すべて、あの災害が起きたおかげである訳で、そんな「福に転じさせるために災いが必要だった」みたいな展開には、どこか違和感を覚えてしまうのだが・・・
やっぱりディズニーはすごい
子供は宝だ。しかし映画館ではノイズになる。だから最寄りの映画館の一番遅い時間で鑑賞。
昨今のディズニーは某人魚姫や某異世界などポリコレがどうのと揶揄されがちだ。筆者も過度なポリコレには反対である。
しかしそれでもディズニーの世界観を構築する力の素晴らしさは認めざるを得ない。
風の種族はバスケとフットボールが融合したような独自のスポーツを形成し、土の種族は体から花が生えると一人前、水の種族は…ネタバレになるのであまり言えない。そして火の種族は鉱石に触れると炎色反応で色が変わったり、熱の力でパイプやガラスを直せたりする(これがストーリーで大きな意味を持つ)。また火の種族が故郷ファイアランドからエレメントシティへ移住し、コミュニティを形成していくところはまんまアメリカにおける移民の歴史である…など語り始めたら止まらない。
どんなにポリコレで溢れてもやはりディズニーの「不思議な世界」を作る力と魅せ方は唯一無二である。最高でした。
主人公に苛つく
とにかくすぐキレる。キレ方が異常(客もクレーマー気質なんだけど)。
火のエレメントはそりゃ他のエレメントからはよく思われないよな。
ウェイドさんは気温が暑くなると蒸発して消えちゃうけど、エンバーと抱き合ったら死にません?「りんごの摘み合い」みたいなことは絶対まずいと思うけど。
あとは冒頭のアニメいらないです。
マイエレメントを見に行ったのであって、風船おじさんと犬を見に行ったわけじゃないんだよな。
文句たらたらだけど、映像は流石に綺麗。エンドロールで流れるミニアニメも良かった。
フラットな目で見て良作
リトルマーメイド実写版で痛い目にあったんで、割と怖いもの見たさで見に行きました。
公開されてるPVや、キービジュアルからして駄作だろうな、と思ってました。
リトルマーメイドと違って、払った2000円と、費やした2時間分をきっちり楽しめる映画でいい意味で裏切られました。
『この世界では違うエレメントとは関われない』
とかキービジュアルに書いてありますが、ポスター書いた奴は本編見てないのか?と思います。
たしか、水⇒土⇒風⇒最後に火の順番でエレメントシティに入植してる(2番目と3番目はうろ覚え)んですが、火のエレメント以外は普通に同じ職場にいたり、同じ電車内にいたりします。2番目と3番目の入植の、土と風が入植した際の記念の一枚絵みたいなのもあるんで、割と融和できてます。
火のエレメントだけ、まだ入植が遅いせいなのか町が隔離されていて、なじみ切っていないって印象を受けました。
逆に今回の映画の話や、時間が解決してくれそうな気はしました。
冒頭、火のエレメントの主人公、エンバーの両親がエレメントシティに入植するところから話はスタート。
父は故郷で災害にあったせいで店と家を失って、火の国を出国することに
母は当時主人公のエンバーを妊娠中
入植の際、父が水のエレメントに不快感みたいなのを抱いてますが、まぁお前のほうが後から来たわけだし、水のエレメント側も火のエレメントの事情を欠片もわからんわけだから、やむなしではあるかな。他種族が入る際に必ず生まれてしまう軋轢みたいなものかと。
入居とかもけっこう断られてますね。
全編でたまに出てくるんですが、火のエレメントだけの独自言語を火のエレメントは喋ったりするので、冒頭はちょっと急に変な言語が出てきて混乱します。
ここではリントの言葉で話せ。
話の中盤で、父は出国の際に祖父と揉めたままで、わかり合えずに出国してます。
この設定とシーンはけっこう大事です。父と祖父は最後まで分かり合えずに終わってしまった。
その後父はボロ物件を見つけて、火のエレメントが集まる街の中で、火のエレメントのための商品を扱う店舗を開店。
店もうまくいき、娘も生まれます。
店の奥には火の国から持ち込んだ、火のエレメントにとって大事なものである青い炎が飾られています。聖火みたいなものだと思えばOK
その後、娘のエンバーは順調に育ち、店も軌道に乗り、父はエンバーに店を継いでもらおうと考えます。
ここから話は現代に入り、娘の接客シーン等が出ますが、クソ客のせいで娘のエンバーは割とキレがち。
あまりいいシーンではないというか、ストレスが溜まります。
キレる娘も悪いですが、正直客(火のモブエレメント)がだいぶクソ
接客業の経験があるんでわかりますが、客と呼べないクソは存在します。
店員はマシンガンを装備して、なにかあったらモンスターに銃口を突き付けながら笑顔で
「いかがしました?」って対応していいと思う。 話が逸れました。
父は老いからか体調が悪化中 店頭には出てますが、店を譲る算段をしています。
母は占い師でカップルの相性を見るのが仕事。火のエレメント同士が線香みたいなのに火をつけて出した煙でカップルの運勢を見ています。
娘の仕事ぶりはあんまり良くないというか、客とモメるし、配達時には他の車にイラっとしてるし、この仕事向いてないだろ…… って思うかもしれない。
父は娘に店を譲る試金石として、セールの切り盛りを娘一人に任せます。
ただこのセールでまたクソ客とキャパオーバーから娘が癇癪を起して盛大に燃える。
バイト雇えバイト 物売るってレベルじゃねーぞ!
娘のリアクションの影響で、店内の配管が壊れて水漏れ、この時漏れた水から、もう一人の主人公であるウェイドが登場。
ウェイドは公務員っぽくて、市の水道とかの管理が担当。
ウェイドも見た目はさえない男で、どうせ最近の映画にありがちな『自立した強い女性』の踏み台になるための男なんだろうな とこの時は思ってました。
割といい意味で、この印象は裏切られることになります。
ウェイドは立場上、店の水漏れとか違法建築のことを報告せざるを得ないため、店を出て市役所に向かいます。
エンバーは店が営業停止処分になるとまずいので、ウェイドを追って橋を渡って、火の町(シティ中心部とは隔離されてるっぽい)から市内へ向かいます。
途中電車内とか市内とかいろいろ経由して市役所に、追跡むなしく、報告書は上に届いてしまい、営業停止を待つ身に
この際にエンバーがまた癇癪を起こして市役所の部屋1個燃やしてます。
正直序盤はエンバーに対する印象あんま良くないです。
その後、エンバーはウェイドの上司?であるゲイル(風のエレメント)に掛け合い、営業停止を差し止めてもらうことを画策
この時、ゲイルはスポーツ(たぶんバスケっぽい)を観戦中、推しのチームのプレーオフの試合。
会場に入ると、どこかの球団のクローザーが入場するときの曲が流れてて
神奈川県民か野球に詳しい人は「ヤスアキ!」って幻聴が聞こえます。
エンバーは試合観戦中のゲイルに交渉を開始、当然ながら推しチームのプレーオフの観戦中にこんなことされたらゲイルはキレます 俺もスポーツ見ますがたぶんキレます。
阪神ファンや浦和サポ相手にこれやったら命はありません。
エンバーはよりにもよって「こんな試合よりも私の店の方が大事よ!」
みたいなこと抜かします。 モブ客も民度が低いのがいるし、火のエレメントは滅ぼすしかない! と思った瞬間でした。他人の大切なものや大切な時間を尊重できない奴はダメだ。
このシーン、個人的に作中最大の胸糞シーン、でもなぜか公式はこのシーンを公式PVに採用。担当者ヤクでもキメてるの? 他のシーン選ばない?
ここでウェイド(水のエレメント)が意外な行動に出ます。
ゲイルの推しチームが圧倒的劣勢なんですが、エースの選手が身内の不幸でメンタルがボロボロで、プレーの精彩を欠いています。
会場内からはブーイングが、でもウェイドはこの雰囲気を良くないのか、エースの選手を応援しようと、コールを開始します。
「ほんとうのファンなら落ち目の時に応援しなきゃ」 どこかののび太みたいなことを実践します。いいやつだ
ブースター、サポーター、ファンならこうありたいものです。
ピッチに乱入したりバス囲んだりする奴らはサポーターじゃねぇわ
結果周りも同調してくれて、エースは復調して試合も逆転。
それまでの流れを見ていたエンバーはウェイドに対して好印象を抱きつつ、スポーツ観戦の良さを体感して、試合後にゲイルに謝罪しつつ和解できます。
他人の大事なものを尊重できるようになって良かった、正直公式のPVのシーンのまま最後まで行ったらとんでもないクソ映画になるところだった。
その後、水道の大本を止めたはずなのに水漏れが止まらないことになにか原因がある!みたいな流れになってエンバーとウェイドはその原因を探りに行きます。
まぁ町の堤防というか、防水扉みたいなのが壊れてたのが原因って話になります。
この調査やら、デートやらで二人は割といい交流を繰り返して接近します。
ただ種族が違うのと、エンバーは割と苦労して育った家庭、ウェイドは割と裕福な家庭という境遇の違いから、たびたびすれ違いみたいなことも起こります。
エンバーは常に、カッとしてしまったり、店の業務をうまくできない自分を嫌悪しますが、ウェイドは感情を表に出すことは悪いことではない とフォローしてくれます。
交流の最中に、エンバーはガラス加工の技術と芸術のセンスが高いことが判明し、ウェイドがエンバーを自宅に誘い、家族にエンバーを紹介するイベントで、ウェイドの親戚のコネみたいなのを使って、ガラス加工の仕事に就かないか? と提案します。
エンバーはそれを喜びつつも、父の店を継ぐことと相反する提案に困惑します。
娘は父を愛しているから、父の店を守りたいし、継がねばならないと思っているけど
自分の夢みたいなものも持ちたいとは思っている。
父は娘を愛していて、娘に店を継いでもらいたいと思っている。
まぁすれ違いなんですが、難しい案件です。
その後、エンバーと父が過去のトラウマになった、博物館(現在時間軸では廃墟になっている)で展示されている花を、二人で見よう とウェイドが提案。
ウェイドの上司で風のエレメント(バスケ好き)の協力を得て、二人は廃墟に侵入して美術館や花を観賞。
その後、作中で常に触れ合うことは躊躇してた2人が、手を触れあいます。
抱け!抱け―!
でも触れ合っただけで、やはり付き合うことはできないとエンバーは思い込む。
店の引継ぎ式みたいなのを行う最中にウェイドが乱入して、二人を説得に行きますが、ここは失敗。エンバーも父に隠し事がいくつかあって、それが原因で父と娘ももめて、カップルも危機。
その後、防水扉は土嚢⇒ガラス加工 で2回応急処置してるんですが、それが決壊してまた洪水が発生。
役所、原因調査は二人にやらせてもいいが、処置や修理はお前らが全力でやれ
洪水のせいで、エンバーの店が水没しかけて店の奥の聖火が消えそうになります。
ここで、別れたはずのウェイドが危機を察知して助けに来てくれます。
二人で協力して、エンバーがガラス加工や溶接を駆使して聖火を守りますが、密閉空間で熱量を上げたせいでウェイドが蒸発の危機に
エンバーは自分と聖火を犠牲にしても、密閉を解こうとします。
ウェイドは逆に、エンバーと聖火が危険なのでこのままでいい、自分が犠牲になると主張
王子槍問題の二択とは違って、両者が択を迫られて、ウェイドの意志が勝った形ですかね。
お互いがお互いのことを想っていたシーンではあると思います。
ただまぁ、結局ウェイドは結露して、復活します。
そして二人と親子は和解できて、父の店は店の常連の火のエレメントが継いで継続していくことになり、エンバーはガラス加工の会社への研修で船で旅立つ
ウェイドもエンバーに付き添っていくことに。
旅立つシーンで二人の親(エンバーは両親、ウェイドは父が亡くなっているので母のみ)が見送ります。
ここで、祖父と父が分かれる際にはできなかった、火のエレメントの別れの儀式みたいなものを、エンバーと父はすることになります。
ここ結構いいシーンです。この二人はわかり合うことができました。
その後EDに入って、EDでは一枚絵で登場人物のその後が描かれます。
エンバーの両親がウェイドの家に訪問するイベントとか、他のキャラが幸せそうに過ごしてるシーンや、エンバーとウェイドが研修を終えて帰ってくるところとか。
ベタではありますが、僕は弱いオタクなんでこういうEDに弱いです
こういうのでいいんだよこういうので(井之頭感)
総じて見ると、そこまでポリコレ臭もせず普通の話で、ちょっとご都合ではありますが、基本的に登場人物全員が幸せになれて、主役の2人が出会うことで2人が変化して、幸せになる。
単純なボーイミーツガールの物語だと思います。
綺麗なCGで描かれた町の様子や、エレメントの特性を活かして体色を変えたり虹を出したりするシーンもいいものですし
途中のデートで、二人が廃棄された博物館で花を見るシーンもけっこう好きです。
あと第一印象があんまり良くなかった水のエレメントのウェイドですが、この男なよなよしているようで実はかなり行動派ですし、言うことは言います。
わかりあえない、わからないという場面はありますが、常にわかろうと努力しています。
この姿勢ってとても大事だな と思います。
エンバーの母に、お前は線香に火を付けられず煙が出ないから運勢を占えん と無茶ぶりされるところでも、知恵を駆使して線香に火を付けます。
文字数が足りませんが、とにかく、公式の宣伝が下手糞
一番悪いシーンをPVにするし、エレメント同士は関われるし、触れ合えない二人なんてこともないです。
余談ですが、りんごの摘み合いとか、腋から生えた花をプレゼントとか、関係者に特殊性癖持ちがいるんでしょうか?僕も腋は好きですが、野郎の腋から生えた花は嫌です。
何を述べたいのかよくわからない部分も多々…
今年262本目(合計913本目/今月(2023年8月度)1本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
おそらく、今週は本命枠になるのではなかろうか(裏枠がアンサンブル?)と思われる作品です。
内容に関しては他の方が書かれているので思い切ってズバっとカットします。
結論からいって、かなり違和感のある映画に思えました。ディズニー映画でここまで違和感がある映画もちょっと見たことがないです。
それは結局のところ、アニメであろうと法律ワードが飛び出した瞬間にその観点で見始めることになるわけで、その観点で見ると完全にねじがぶっ飛んでいる状態であり、どうなっているのか…というところです。中には解釈が無茶苦茶になるところもあり(後述)、これはどうなのか…と思ったところです。
ただ、こういう見方(観点)で見るのも特殊な属性(法律系資格持ち)という部分はあると思うし、こりゃどうなんだろう…と思ったところです。ただ少なくとも、過去多々見てきたディズニー映画の中では飛びぬけて???な展開になってしまうため、もう一部の法律ワードは無視したほうがいいんじゃなかろうか…というところです。
採点は以下の通り、3.8を4.0まで切り上げたものです。
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(減点0.6/行政手続法の理解不足)
そもそもこの映画にはアニメであり架空の世界ではあるものの、アメリカの映画で、中途半端に法律ワード(主に営業禁止関係。行政手続法)が飛んできます。そして「日本の」行政手続法は、アメリカのそれをまねたものです(戦後のアメリカの占領の影響を受けたことによる)。そしてこの映画はアメリカの映画です(前述通り、日本のそれはアメリカの影響を受けたもの(一部、西ドイツ(当時))なので、大半がその理解を「日本の視聴では」前提にできます。
そもそも、営業禁止にするような処分(不利益処分)は告知弁解の機会が必要なのであり、勝手にできるわけではないし、適切な手続きを踏まないと効果は発揮しません。この点、一応「アニメだから…」ということにしたいのだと思いますが、行手法を出すかどうかは別にしてこの点の展開が極端に過ぎて(180分超えの映画ならともかく、110分ちょっと)、何がどうなっているのか、この世界は無法地帯なのか…とすら思えます。
(減点0.4/お店の出禁処分が私人間にどのような効果を持つかの考察が雑すぎる)
法律や条例はもちろん、お店の利用規約ほかで明確に規定があれば、迷惑をかける客をそのような処分にすることはできますが(もっぱら私人間の話)、これも告知弁解が必要なものです(一般に処分というものはすべてこの理が適用されます)。一方で、私人(個人)から店の店員に対して、「半径何m以内に入ってくるな」という「逆処分」も可能であり(どちらにも法的根拠は存在しない)、それらが連発される状況はおよそどこの国も想定されていないものです。
そして、このことは裁判でも争うことはできますが(民事訴訟)、個人事業主でもない私人が店員に対して一方的に(逆恨みのように)そのような「処分」をしたところで裁判所も判断が無理な案件です。そうであるなら、逆に個人商店であろうと法人も人(自然人)の扱いをされる以上、民法ほかの規律を受けますが、店と私人は法的には対等な関係に立つため、およそもってそのような民事訴訟を起こされても裁判所も判断不能であり、この連発はかなりまずいです(どこの国でもおよそもってまるで機能しなくなる)。
※ このことが「実際に」顕著に出るのが著作権法で、法人→個人の著作権違反は民事/刑事の対象になりますが、人の著作物にはおよそ著作権が発生するところ、それを無断利用した法人を、私人→法人の方向で訴えることは、どこの国でも想定されていない類型であるので(裁判所が完全にパンクしてしまう)、映画内のこれら(出入り禁止の部分の描写)は、判断が雑に過ぎます(結局、これと同じ話であり、「裁判所がパンクする」というところ)。
(減点0.2/水と火の反応は化学反応ではない)
この反応(水の三態変化)は、物理変化であって化学反応ではありません。もちろん、比ゆ的な意味でそういう使い方をすることはありますが、この差異の話は高校化学の話で、小学生あたりでは理解につまづく(かつ、多くの保護者は正しい説明ができない)のではなかろうかと思われます。
全249件中、221~240件目を表示