「まあまあだった」マイ・エレメント 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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人を水だの火だのと属性で区分けするのがどうにも乱暴に思われて、ちょっと受け入れがたい。本当のところ人ではないのだけど、社会のメタファーとしてそうしているのだから、人と受け取っても間違いではないはずだ。その属性の中にもそれぞれ個性があって、属性を超えて分かり合おうというメッセージは素晴らしいことだ。しかし、それでもやっぱり違いすぎる属性で人々が分けられるのは違う気がする。人類には人種があるけど、この映画の属性ほどの違いはない。そこは、差別を乗り越えた経験のある国と、そうでない日本人では受け取り方が違うのかもしれない。日本にも在日朝鮮人の差別があると言われればその通りで、すみませんね。
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