ミステリと言う勿れのレビュー・感想・評価
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やはり整くんは面白い
ミステリと言うより・・・推理と考察
漫画の久能整はどんな絵なのかと、田村由美さんの漫画の
試し読みをしてしまった。
読んだら原作の虜になった。
菅田将暉の当たり役!!
事実、彼以外に久能整を魅力的に演じる俳優はいないと思う。
だからこそだが、漫画の整くんが菅田に輪をかけだ頭脳明晰の上
超イケメンの白皙の秀才だった。
映画のラストに警察官の4人が出演しているが、
「ミステリと言う勿れ」はある意味で警察対素人探偵の攻防
(主に整の事件への推理)
が、中心にあるのだ。
映画はepisode4「狩集家(かりあつまりけ)遺産相続問題」を描いている。
まるで横溝正史の「犬神家の一族」に似た何代にも渡る
一族の血と血で洗う「秘密と犯罪」を伊能整が見事に解決するお手並みを
特と拝聴する物語だった。
多分この映画は原作漫画をスケールアップしてるのだと思う。
終盤でUSBメモリーの在り処(ありか)
それを整が犯人を罠にかけるシーン。
この展開は映画だけのものではないだろうか?
それにしても狂った一族の財産を守り血筋を守る残虐な犯行。
途中で狩集一族の血塗られた歴史を振り返る漫画と朗読。
この紙芝居みたいな絵は田村由美さん自ら手がけた。
久能の合理的かつ真っ当な思考回路の語りで、事件は全て解決する。
机探偵と呼ぼう!!
アクションもドンパチも全くないけれど、久能に推理されれば
事件の絡まった糸は解きほぐされて真実へと向かうのだ。
映画はオーソドックスな怪奇譚だったが、漫画はサイコスリラーや
切り裂きジャックやバスジャックそして爆弾魔ととても現代的な
事件を扱っている。
続編の材料には事欠かないだろう。
最初と最後にちらりと登場した犬堂我路(いぬどう・がろ=永山瑛太)と
伊能整の対決を是非とも観たいものである。
次作への伏線なのかもしれない。
長音をちゃんと言わないと怒る人
ミスったと言う勿れ
最近は菅田将暉+αの設定で、そのαを誰にするのかが大切な事務所のお仕事ということになるのだろう。
『銀河鉄道の父』の時の森七菜がそうであったように、今回は原菜乃華が割り当てられたというわけか。
千姫のままやん。それ。
というオヤジの愚痴以外にはなかなか評価できる要素がないのが実情。
元気溌剌泣き虫ちゃんというまさにオヤジ的視点からジェンダー化されたキャラそのままでしたね。その意味では、やっぱ、千姫のままやん。
大体ストーリーの半分くらいから、犯人は見当がつくもんなんだけど(実際についたけど)、ここはせっかくなので、松下洸平にもっとグロい演技をしてほしかったよね。『スカーレット』の八郎のように思いっきり主人公を裏切る、いや〜〜〜な役にはうってつけだからね。もー少し見たかったよね。
で、それをイエナガと直虎様が成敗!それってやるじゃん!いい感じだよね〜〜。って、1分、時間くれる?聞いてくれるっしょ?(て、イエナガになってしまった・・・)
一等兵で撃たれてしまった岸本も(あんまり戯画的な要素は辟易だけど)最後まで生きていたし。よかった、めでたい。
ね、それに、ちゃっかり'武士むす'もいれば、'色眼鏡'もいるし、'漁労長'もいれば、'クズ彦ママ'もいるしね。登場人物は百花繚乱。
あ、それに千姫様の曽祖母様もおみえでしたね。於大の方、降臨!!
そういえば、直虎では氏真 、昨年は後鳥羽上皇様も・・・。
いつぞやの半兵衛、妻捨てボクサーも。
小松帯刀風の大久保利道も。
って、この映画、なんなん???
役といえば、2回も滝川一益を演じたんだぜ、二人っこのオーロラ輝子へ逃げた親父は。。
フゥ〜〜。
て、これ、NHKの番宣じゃないよね。
て、角野卓造が抜けてない?なんで?「かどの たくぞういねぇ〜〜よ」って言われそう。
しかし、大丈夫です!います。大河ドラマも朝の連ドラにもいっぱい出てますよ。
そして、米子は来年、主役なんだよ!朝の連ドラは!
ということで、
どうもこの映画、いちばん出演時間の多いキャストをミスった映画だったのでは?
この千姫、北川景子が出てれば、救われた感じがしますね。ね、お義母様!
TVで続編を希望
TVドラマからのファンです。予想もつかない展開が魅力なのですが、残念ながらドラマ終了後に漫画で読んでしまったので、おおよそのストーリーは覚えていました(映画が悪いわけではないです)。
突拍子もない設定はこの作品の特徴なので、そこに違和感はありませんでした。殺人を犯罪ではなくて自分の使命と語る犯人がカルトの信者に見えて、現実世界にも似たようなことはあり得ると思ってしまいました。
菅田さん、原さん、周りの役者さんたち、いずれも素晴らしかったです。有名な俳優の出番が少ないというコメントもありましたが、この俳優を使うくらいだから怪しいのでは、と思わせてくれて、ミステリー作品なら有りだと思います。
整くんの人間や人生の本質を語る場面がもう少し欲しかったです。大好きなBGMをもう少し聴きたかったのもマイナス要因かな。
公開3ヵ月経っても、大ヒット公開中で、ここ 映画.COM での評価も高いので鑑賞しました
原作・ドラマは未経験、劇場予告編で、何度も見させさせられた「予告編」だけを頼りに、
予備知識なしでノーマークだった本映画を鑑賞しました。
前半はあまりにも ありきたりな"TVドラマの2時間特番ストーリー"だったが、
中盤から急展開する 新たなストーリーは過去を探る点が地味ではあるが、探偵ものとして、斬新で面白しろかった。
流石! 原作がある作品だ。
主人公:久能整 は、個性が強く、キャラクターが立っているので、演じる俳優を変えても、成立しそうなので、
明智小五郎 金田一 耕助 コナンくん に続く、名探偵になれそうだ。
作品の中では、メモを取って おきたいような"名言"が、多々登場するのも この映画の見どころです。
本作を観たら、本家"遺産相続映画"である「犬神家の一族」を観る冪でしょう。
ドラマも良かったけど映画も最高!
気になったのは私だけ?
ドラマと同様、整くんの言葉が胸に刺さります。的を得たことを、背中を...
整くんの言葉が好き
なんで高評価なのかがミステリ
ドラマも原作も知らずに、評判がいいようなので観に行ったが、冗長で退屈してしまった。
笑わせようとしている場面でも、泣かそうとしている場面でも薄っぺらいかんじがして、全然ハマれなかった。
冒頭の爆発シーンだけしか印象に残ってません。
コミックスが原作と言う勿れ
日本のコミックスのレベルはめちゃくちゃ高いのに、いざ映像化となると残念なモノが多いのが残念。それでも原作もドラマも未見でおまけに予備知識ゼロで観に行ったら、いや本当に面白かったです。広島の旧家でのおどろおどろしい遺産相続事件に巻き込まれた大学生が、金田一耕助ばりに活躍するミステリーで、適度に笑いを取りながらも横溝正史的な雰囲気としっかりとした伏線と謎解きのバランスがとてもよくて最後まで楽しめました。ディ○ニーのマー○ルシリーズみたいに、シリーズどころかTVシリーズからチェックしていないとサッパリ分からないような作り方ではなく、映画単体で十分に楽しめるのがいいですね。役者では、菅田将暉がカメレオン振りを発揮のハマり役。脇役の皆さんとのバランスもよかったです。
ドラマを見ている前提で、なかなか面白かった
表題通り、TVドラマを見ている前提で、なかなか面白かった。
TVドラマを見ていない人には???かと思われる。
また、映画館で観るべきかと言われると、残念ながら、それはないかもしれない。
それでも映画という枠をしっかり使って良質な2時間ドラマに仕上がっている。
TVの2時間ドラマが無くなって久しいので、ちょっと懐かしい感じもした。
内容的には小さな粗は散見されるものの、あまり引きずることなく見過ごせる範囲かなと。
話しのテンポも良く、大きくダレることもなく楽しめました。
まぁ、主人公がユルッとした設定なので、全体としては良い意味でユルユルですね。
さて、私はエンドクレッジトまで観て、そこで自分なりの発見をするのを楽しみにしている。別の映画で例えば”沈黙の艦隊”では「コロナ対策」のスタッフが居るのを見つけて、なるほど、ご時世だねと勝手に楽しんでいる。
本作では、「松島菜々子(メイク)」と「松坂慶子(着物)」という担当者が居るのを見つけた。流石大物だなぁと、これも勝手に楽しんでいる。
また、エンドクレジットでTVドラマでは準主役の刑事役だった「伊藤 沙莉」の名前を観たが、本作には出てなかったはず・・・と思ってたら、エンドクレジットが終わった後で出てきて、なるほどと納得したりしている。
皆さんもエンドクレジットを楽しみましょう。
映画館で観る意味
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