「僕は常々思うのですが」ミステリと言う勿れ Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
僕は常々思うのですが
原作未読、テレビドラマ未視聴。
広島が舞台で興味深かったし、テンポも良く、トイレに言及するので好みの映画だと思っていた前半、評価が☆5の傑作かと思いきや、後半は会話中心で映像的に面白みがなくなり、普通の評価になってしまった。
主題歌と挿入歌のKing Gnuは、今作の怪しい雰囲気づくりには貢献している。
途中から8年前の交通事故の真相を突き止める展開になり、狩集家の最年少である汐路(原菜乃華)の初恋の相手である車坂朝晴(松下洸平)のカッコ悪さが露出して汐路が可哀想である。
汐路の母( 鈴木保奈美)と君原奈津子(松嶋菜々子)は、嬉しいキャスティングだが、プレゼントを相続人たちに渡しながらメッセージをしっかりと伝える奈津子の記憶力の良さが怖い。
犬堂我路(永山瑛太)は、容姿が小室哲哉さんに似ていた。
久能整(菅田将暉)は、現代版金田一耕助のような強烈な個性があって良かった。
久能整の「僕は常々思うのですが...」から始まる喋りをもっと聞きたい。
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りかさんのコメント
2024年10月19日
共感ありがとうございます😊
松嶋菜々子さんの登場には?????でした。付け足しみたい。あの4つの蔵の鍵に2字熟語の意味深な言葉があったのに、
全く触れず、なんだったんだ⁉️
と。中盤からも一つでした。皆さんドラマの方が良いとの評価です。
トミーさんのコメント
2024年10月19日
共感ありがとうございます。
整くんは大変魅力的なキャラクターなんですが、コレにかかりきりになると杉下右京症候群(何を演ってもソレに見える)になってしまうので要注意だと思います。古畑症候群とかも有りそう。