「邪悪なストーリーと知的な主人公が好みだった!!」ミステリと言う勿れ 𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞さんの映画レビュー(感想・評価)
邪悪なストーリーと知的な主人公が好みだった!!
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JKと主人公のやり取りで掴みはOKでした。同年公開の「鬼太郎誕生」で言えば、龍賀兄妹がピリピリしながらも他所者と協力して、一族のルーツを探っていく話で、面白かったので劇場で観れば良かったです。ストーリーは、小泉純一郎の何代か前の人物が、小泉家に乗り込んで行って乗っ取った話を思い出しました。(田布施出身の大室寅之祐が明治天皇にすり替わったと言う)天皇家を初め安倍や麻生等の一族も、大きな秘密とそれを補佐する一族がいるのでしょう。また主人公の洞察力の高さもかなり好みで、「子供は乾いてないセメントであり、跡が付くと一生残る」、「『女の幸せ』という言葉はあるのに『男の幸せ』は無いのは、おじさんが作った言葉だから」等の考え方も良かったので、まだまだ話が聞きたいと思いました。JKの初恋相手である朝晴は、女に罪悪感を植え付けてくるサイコパスで胸糞でした。終盤の石の説明がかなり怠く感じましたが、直後の柴咲コウの「てゆうか整君って誰?w」という台詞と、疲れて帰りの新幹線の座席を許可を取って倒す主人公で良い終わり方でした。個人的に「鬼太郎誕生」のヒロインが救われなかった事もあって、一族のしがらみに押し潰されそうだったJKを、主人公の知恵で救う事ができて良かったです。
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