「すごく良かったけど、最後がちょっとなぁ」ミステリと言う勿れ 福島健太さんの映画レビュー(感想・評価)
すごく良かったけど、最後がちょっとなぁ
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以前劇場で予告を観たので、原作を一切知らずに映画だけ観ました。
なかなか面白かったと思います。
遺産相続争いの助っ人を頼まれたと思ったら、依頼人の女の子自身が事故を起こしている自作自演だった。
と思ったら、やっぱり過去の事件は殺人だった。
遺産相続争いのライバルだと思っていた人達は、実は全員悪い人ではなくて、協力関係になった。
予想外の展開が多くて面白かったです。
主人公も非常に個性的でいいと思いました。
ただ、犯人の弁護士の息子が捕まって謎が明かされる場面は、過去の回想でお酒の飲めない人に無理やり飲ませて殺したり、まだ幼い女の子を父親殺しに利用していたり、およそ人の心が無いのかと思うような酷い描写があって、胸糞悪く、犯人に罪の意識がなくてペラペラと真相を語るのは、「なに?この犯人こんなに頭悪いの?」と思って残念な気持ちになりました。
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