ガールズ&パンツァー 最終章 第4話のレビュー・感想・評価
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2年ぶりの続編は最高潮の面白さ
3章の公開が2021年だったので、2年振りの続きである。最終章シリーズのこれまでのシリーズ構成は、戦いの途中で「次回に続く」となるので、これまでの戦いがどういう展開だったか、思い出すところから始めないといけない。面白いから見るのだけど、ガルパンの迫力あるアクションは、ジェットコースターのようにすごい勢いで展開するので、戦闘シークエンスは一気見した方が面白いと思う。
その点、この4話は戦闘の途中で終了しなかったのは、5話に向けて良かったと思う。
今回の戦闘シークエンスは、最終章シリーズで最もエキサイティングだった。これだけのアクション演出はハリウッド映画だってそうそう見られるものではない。アイデアの豊富さといい、迫力とドラマのバランスといい、素晴らしいレベルに達している。しかも戦車ひとつひとつの個性が生かされているのがいい。戦車一つひとつに異なる戦い方があって、ただざっくりと戦車とひとくくりにしていない。次にどんなアクションを見せてくれるのか楽しみだ。
いよいよ最終章も終盤へ
①試合開始早々、あんこうチームが撃破されるという衝撃のラストで幕を閉じた前作から2年半、ようやく大洗vs.継続戦の決着を見届ける事が出来た!
主人公チームが真っ先に撃破された事により、残されたチームメイトがそれぞれの知恵を絞って戦わなければならず、結果として西住みほら主人公勢の台詞が過去一で少ないというかなり異色の第4話となった。
しかし、その分これまで脇役であった大洗女子の面々の活躍が存分に描かれている。
西住みほ→角谷杏(会長)→澤梓と、戦況の変化に応じて即座に臨時隊長を立て、対処していくチームとしての連帯感、最終的な試合運びを任された梓の活躍が新鮮。
また、後輩の梓にしっかりと西住みほがTVシリーズで見つけた戦車道が受け継がれているのが感慨深い。こういった感動は、流石10年の積み重ねがあってこそだろう。
②思えば、西住みほらあんこうチームの物語(成長)は、TVシリーズで十分に完了している。だからこそ、個人的には劇場版はあくまでファンサービスの番外編、あるいはオールスター集結による集大成のような印象を抱いていた。
最終章に至っては、河嶋桃(桃ちゃん)の大学進学をサポートするという意味で無限軌道杯への参加を決意したが、廃校という絶体絶命の危機を脱した後では、些か動機として弱い印象は否めなかった。だからこそ、最終章では途中敗退からの敗者復活戦等の思わぬ流れも想像していたし、極端な話、大学へのアピールポイントを桃ちゃんに持たせられれば良いのだから、優勝する必然性すらないと思っていた。それが、結果的に先の読めない展開を後押しするスパイスにもなってはいるのだが…(今回の継続戦もそう)。
だからこそ、最終章で何を描きたいのかが、これまではイマイチハッキリしない印象があった。2回戦の相手である知波単学園が“突撃”頼りの一本槍ではなく、撤退や緻密な作戦を練るという「成長」、新しい戦車道を発見するという点から、大洗女子と関わった事で、他校がそれぞれ独自の戦車道を見つけていく様子がメインになるかとも思った。
しかし、今作でようやく「継承」が最終章のテーマとしてハッキリと出てきたように思う。勿論、そこには「成長」もある。
大洗女子のウサギさんチームの活躍は勿論、同じく準決勝である聖グロリアーナvs.黒森峰戦にもその様子が顕著だった。
聖グロリアーナでは、次期隊長のオレンジペコに経験を積ませる為にと、ダージリンは試合運びに口出しはせず、あのダー様がまさかの格言タイムすらないという徹底した一歩下がるぶり(笑)
対する黒森峰は、逸見エリカ率いる新生黒森峰の“泥臭くとも勝利に貪欲に、だからこそ仲間を第一に臨機応変に”という姿勢が、どこか大洗女子を彷彿とさせつつも、エリカの戦車道がしっかりと確立された印象。個人的に、キャラクターの成長としては、彼女の姿が今作で1番印象的だった。
伝統ある黒森峰の重圧に戸惑いながらも、前回で自分なりのやり方を掴んだエリカは、今作ではチームメイトと積極的に意思疎通を交わし、砂嵐というその場ならではのチャンスを物にしと、かつての憎まれ口を叩く姿からは想像もつかない姿だ。
また、かつてみほに助けられた小梅が、イキイキと戦車道を続けている様子も嬉しい。
そんな成長を十分に見せたからこそ、彼女らの無限軌道杯は、ここで幕を閉じたのだろう。
③戦車アクションとしては、大洗vs.継続戦の雪山の斜面を下るシーンが今作の白眉だろう。目まぐるしく視点が変わる様子や、下るというよりほぼ落ちているといってもいい戦車の数々が、徐々に斜面の操縦に慣れていきながら砲撃戦を繰り広げる様子は、先述した「どちらが勝つか分からない」点も含めて、非常にスリリングで楽しく、手に汗握る。
シレッとソリを装備しているミカ達のBT-42にもクスリとさせられる。
何より「まだこんな引き出しがあるのか…!」と、ガルパンならではの自由奔放な戦車アクションを体験出来るのが素晴らしい。
そんな白熱した試合の最終的な決着が“筋肉”というのも、ガルパンらしくて微笑ましい。
④サプライズとしては、「もう一度、西住みほと戦いたい」と口にしていた島田愛里寿の聖グロリアーナ転入だろう。
決勝戦の相手が、大洗女子にとって天敵とも言える聖グロリアーナなのに加えて、愛里寿というこれまた因縁のある相手と再び対峙するというのは、クライマックスを盛り上げるのに申し分ない。
大洗女子の聖グロリアーナとの戦歴は、0勝2敗。とはいえ、そのどちらもが練習試合や他校と合同のエキシビジョンマッチという特殊な条件下で、公式の試合としての対戦は初めて。
個人的には、ここまで来たら、最後は天敵たる聖グロリアーナを倒して大洗女子に優勝してもらいたいし、それによる桃ちゃんの大学進学も決定しての大団円を期待したい。
その為には、そろそろ桃ちゃんにもプレイヤーとして覚醒してもらいたいが(笑)あるいは、今回の継続戦がそのトリガーになるかとも思ったのだが。
⑤次回は、また2年〜2年半後だろう。今年はガルパン10周年だが、恐らく、完結を迎える頃には15周年を迎えているのだろうなと思うと、また気長に待ちたいと思う(笑)
それでは。パンツァー・フォー!
※入場者特典の色紙は、エリカ&ダージリン。
七転び八起き
ガルパンは劇場版しか観た事ない
毎回、キャラの見分けがつかない
皆同じに見える…
戦車も敵も見分けがつかない…
ミリタリー&ガンマニアだが、昔の戦車はよく知らない…
でも安定の面白さ
バnダイお得意の殿様料金にはウンザリだが、従うしかない
劇場版しか観てないけど、過去イチ迫力があった気がする
雪山を滑り落ちるシーンは、某カーレースアニメより迫力があった
大滑走して転がっても、クルクルミラクル起き上がる
自重で潰れそうだけど…
戦車内で圧迫死しそうだけど…
大迫力で気にならない
バンダイビジュアル様様である
前触れも無く、雪山から海辺? の戦闘シーンへ移行
このアニメは季節感がイマイチ掴めない…
でも安定の面白さ
相変わらずのマイペースなED
ずっと待ってた甲斐があった
観て良かったけど、次回の予告がないのが地味に気になる…
また数年待たされるのかな? 笑
解説不要 作品を理解してる人が鑑賞する作品?
4DKで鑑賞 各種割引適用外で55分2600円は高いがそれでも観たいとが観て楽しむ作品 家で観る人はぜひ大型テレビ 劇場ではIMAX 3D 4DK鑑賞で生かされるアトラクション的な企画作品
もはや何が何だか……
4DXで鑑賞。客は私1人……
振動を楽しむだけの映画かと。
しかしその揺れも意味のある揺れではなく、とりあえず揺らしとくかという感じ。ただただゴチャゴチャしてるだけ。とうとうネタが尽き、こういう形でしかもうやりようがないよな、とは思う。そのうち宇宙空間で試合しそう。
残り2回、この路線で行くなら危うい。
最高の4DXコンテンツ
ミニスカ女子高生がなぜか戦車で模擬戦を行うシリーズ最終章第4話。
いくら大砲で撃とうが絶対に死なないし、たいしてケガもしない漫画時空。市街戦で建物を壊しても直してもらえる謎予算。世界観がぶっ飛んでる。ざっくり言うとほのぼの女子高生版ワールドトリガー。
雪山という舞台が4DXと最高に相性がいい。
映画館という名のジェットコースター。戦車に詳しくないと何が何やら分からないけど、楽しかったからヨシ!
通常上映☆3.5、4DX☆4.5といったところ。
1時間程度のOVAで1600円均一は高い。さらに4DXは2700円…
そもそもサービスデーやポイントで2000円で観ることなんてないのだから、最終章を細切れで上映するなら、もっと考慮してほしい…
そろそろ飽きたかな…
「ガールズ&パンツァー 最終章 第4話」は駄作だと…。
2015年に、ガルパン初の劇場版をたまたま行った映画館で、この映画しか時間が合わなくて、仕方なく入って以来、女子高生戦車道に填まった私だが、駄作というか、そろそろ飽きたのかもしれない。
実は最初の劇場版は、映画館で3回も観た。まさににわかガルパンオタクになったのだが、その後、2017年から「ガールズ&パンツァー 最終章」の第1話が始まり、2,3年に一度、忘れた頃に続編が公開されてきた。その第4話。
相変わらずの戦車のアクションは圧巻だが、毎回、なぜか観賞料は一律1600円。シルバー割引がないので、普段1200円で映画を観ている私には少々お高い。しかも最終章は全作、50分程度の上映時間なので、なんだか損した気になるが、それでも毎回、それを上回る内容で満足だった。
だが今回は戦闘シーンも雪上での合戦で、いまいち、迫力不足だったし、2,3年置きなので、どうもストーリーやキャラクターがしっくりこなかった。上映時間も短いのだし、鑑賞料金が高いのだから、せめて、ダイジェスト版で本編が始まる前に、観る側に復習させてくれて、暖機運転してから、やってくれてもいいんじゃないかな・・・と不満な作品となった。
それとやっぱり、女子高校生の戦車道という設定がそろそろ、ほんまもののオタクではないおじさんには飽きてきた、というのが本質かもしれない。★3.2かな。
「いや〜あ。洗車って、本っ当に良いもんですね、それでは来週またお会いしましょう」
初めて知った戦車って可愛い女の子が乗る乗り物だったんだ(๑♡∀♡๑)
初めて知った。戦車って物凄く速いんだね( ˙꒳˙ )✌️
安定感のあるシリーズ
説明不要の戦車道アニメ最終章第4話。今回は準決勝を描いたストーリー。安定感のあるシリーズで白熱した戦闘シーンが見どころでしょうか。
2023-176
もう戦車戦意味なくね?
このアニメが面白いのは、女子高生と戦車の取り合わせが絶妙な所だと思う。
ただ、今回の劇場版は戦車戦じゃなくなってしまっており、ただのキャラ映画になった。
もうこうなるとなんのために戦車があるか不明であり、魅力が半減する。
映像などは面白いので点数も並です。
これまで見ている人が見るには映画館は最適です。
心踊る戦車戦 ?
以下、感想の箇条書き
・第3話のエンディングが余りに衝撃的過ぎたせいか、本作は正直凡庸な構成かなあ。
・第1話を観て予想出来た流れのまま。
・戦車戦がほとんどですが、特に、大洗vs継続は動きが速過ぎてよく分からない。5回観たんですが細かい経過が、いや、そもそも現実的にあり得るのか?
・一方、黒森峰vs聖グロは正統的な戦車道戦で分かりやすい。
・これまでのガルパンのネタ再利用のオンパレード。常連なら、その度にふふふふってなる。が、次の展開が読めるし、多分、外さない。そういう意味ではつまらない、とも言える。
・ガルパンのウリは迫力満点の音。でも、ドルビーシネマで感じた、第1話や第2話での足下からウーハーが響く驚きがなかったので迫力という点ではセーブしてるのかな?
・が、音の作りはさすが。会話、砲撃、進軍、日常環境がキレイに成立。ドルビーアトモスのお陰か?
立川aスタ、チネチッタLIVEZOUND、池袋BESTIAでのドルビーアトモス、さいたまドルビーシネマ、通常音響で観ましたが、圧倒的にさいたまドルビーシネマでのドルビーアトモスが合ってます。さいたまと池袋では全然別物のドルビーアトモスでした。
上にも書きましたが、砲撃の迫力が足りてないので、わざわざ爆音系を選択する必要もないかなあ。
しかし、生きているうちに終わるんだろうか?観る側も作る側も。
改めて、丸山俊平さん、あらひろこさんに衷心よりお悔やみ申し上げます。ありがとうございました。
追記
4DXをイオンシネマシアタス調布で鑑賞しました。
自分史上最恐のギミックでした。自分もそうですが、周りでは椅子から飛び出てました。
普段のくせで飲み物持ち込んだのですが、飛ぶので床に。終わったら脱力でした。
体感するなら、調布、豊島園、平和島、MX4Dがいいと思いますw
確かに質は高い
これだけ長いスパン、これだけ短い尺、もはや記憶すら薄く、凄まじい映像なのは分かるのですがリアルを超越した複雑な映像に何がなんだか全く分からない状態に・・・正直もはやどうでもいいかなという気持ちになるし、いくら質が高い映像とはいえ見た目だけで長く待たされた挙げ句の短いマニア向けの色濃いこのコンテンツを観賞し続ける気力はございません。コアなファンだけで盛り上げっていくことでしょう。ガンバってくださいさようなら。
ほぼバトルシーン
前作を劇場で見たが展開などはあまり覚えてなかったので本編前にあらすじとか欲しかったかも。本編中はほぼ戦車の試合シーン。あんこうチームが退場したなかで試行錯誤し勝利に向かって頑張る感じは世代交代を感じさせる。トンネルや雪崩など奇抜なシーンは迫力があっていいと思うが今どの戦車がどうなっているのかが分かりにくい側面も。日常描写がほぼなかったのも残念。次回はもっと早く見れると嬉しいです。劇場公開の期間だけでも過去の最終章作品を見放題にするなどして欲しかった。
戦闘のみ
ものすごいスピード感やら戦闘描写が続く、だけの章。
これでいいんだよ、とも思うしもっとやり方あるだろ、とも思う。正直これはシリーズ完結してからまとめて観ると評価上がるんだろうけど、今のペースでこの構成だと若干盛り上がりに欠ける。
シリーズ終わったらもう一度まとめてシネマシティの極音上映で見たい
色んな意味で次が気になる
概ね良かった。
迫力のあるアクションに目まぐるしく変わる展開が良くも悪くもハラハラさせる。
各校が大洗化しすぎてもう「戦車戦???」になっていたのはちょっと残念というか、寂しい感じはしたかな。
まあ1話で二試合ともなれば、展開が早くなるのはある程度しょうがないところもある。
4DX特化路線は各方面には有り難いんだろうけど、次もこの感じだと流石に飽きるかもしれない。
それにしても"次"への布石みたいなものをえらく出してきたが、最終章の後も果たしてやるのかね?
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