「ようやく第四話」ガールズ&パンツァー 最終章 第4話 破雲泥さんの映画レビュー(感想・評価)
ようやく第四話
約二年に一本というかなりのんびりと展開される最終章
三話では準決勝開幕直後にエースであるあんこうチーム脱落という急展開で
残されたメンバーがいったいどう立ち回るかが今回の見どころ
うれしいのは「大洗は西住のワンマンチームではない」ということがはっきり示され
この最終章が「各校の代替わり」がテーマになってるんだなということを実感させられる
予想外のキャラの活躍というだけでなく、状況に応じ指揮系統を引き継ぎ
的確に対応する大洗各キャラの成長が感じられるのもよいところだ
主観(キューポラ視点)客観(俯瞰)車内と
三つの視点の組み合わせと、アニメならではの荒唐無稽さの中に
戦車戦に求められるリアリズムをうまく含ませた
シリーズの特徴ともいえるバランスのいい見せ方は健在で
「戦車同士の戦いにこういうネタもありなのか!」
という予想外のクライマックスはなかなかに楽しい
対する決勝の相手が決まり、
いよいよ物語も大詰め…といきたいところだけど
次は何年後になるんだろうね
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