「チャン・イーモウ監督のスパイ映画」崖上のスパイ たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
チャン・イーモウ監督のスパイ映画
「チャン・イーモウ監督のスパイ映画」というので観てみたら、確かに「誰が内通者?」というシチュエーションが続き、アクション場面あり、家族ドラマありのてんこ盛り映画だった🤗
本作で最も印象的だったのは、スパイチーム4人の中の紅一点=小蘭を演じたリウ・ハオツンという女優。
あの『初恋のきた道』で初主演した時のチャン・ツィイーに雰囲気がそっくりなのである。
チャン・イーモウ監督は、こういう雰囲気の女優が好みかも…😄
物語は、雪が降る激寒の満州国ハルビンが舞台。
ソ連で特殊訓練を受けた男女4人のスパイチームが落下傘で登場する場面から始まり、満州国に君臨する日本人がこんなに極悪非道なことをしているという生き証人を連れだして世界に公表する……という任務をベースに、スパイチーム側と日本軍人側との様々な駆け引き/戦いなどが繰り広げられる。
最初のうち大勢の顔を見分けるのに若干苦労したが、見慣れると少しずつ面白くなっていく。
ただ、初期のチャン・イーモウ監督作の傑作群のような感動はない。
時の流れ……であろうか (^^;
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