劇場公開日 2023年2月10日

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対峙のレビュー・感想・評価

全105件中、81~100件目を表示

4.0赦し

2023年2月13日
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鑑賞方法:映画館

ほぼ2時間、家族四人の会話劇 同時期に公開されている「ヒトラーのための虐殺会議」は多少眠たくなったが、こちらは四人の演技力で最後まで引き込ませる 教会で行われたので、かなりキリスト教寄りの展開になるが、最後の両者の母親に落涙 このテイストで日本の某団体が似たようなものを作らぬことを望む(まぁ、無理だろうが…) 余談だが、この土日月で「レナードの朝」「母の聖戦」「対峙」とヘビーな鑑賞が意図ならず続いてしまった(一番泣いたのはレナード…、重いのは残り二本) これも余談の余談だが、マーサ・プリンプトンがパトリシア・アークエット状態になっていたが、自分と同世代のキー・ホイ・クァンも齢51なので、時の流れに身をまかせ〜🎵の境地

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うんこたれぞう

5.0とにかく会話を聴く

2023年2月13日
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鑑賞方法:映画館

アメリカで起きた銃乱射事件の加害者と被害者の親が繰り広げる会話劇。ワンシチュエーション型で、とにかく気まずく苦しいです。 2組の間にある大きな溝と認識の違い、「なぜ、どうして?」という答えの見えない問い。悲しみと怒りと、そして何とも言えない思いとが混ざり合っており、観ている側はただただその話を聞くしかない、聞かなければ何も分からないという立場に追いやられた感じだった。被害者の息子も死に、加害者の息子もまた自殺しており、双方やり場のない気持ち、責めたい気持ち、理解してほしい気持ち…。加害者少年が犯した罪の愚かさと、それが悪であることは十二分にわかっていること。では彼らは何を求めて対話をするのか、何を感じ何を話すのか、とにかく重厚感があり見応えたっぷりの会話劇。 キリスト教の要素がどれだけ影響しているのかも気になった。 コロンバイ銃乱射事件の加害者の母親の本を『息子が殺人犯になった』とも重なる部分がある。

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mono

4.5対話の末に僅かな光明を見い出す二組の夫婦の思いの丈

2023年2月13日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

〔おとなのけんか(2011年)〕では 子供の喧嘩の後始末に 加害者と被害者双方の両親が乗り出したために、 却って収拾がつかなくなる始終を、 皮相な視点で描いた。 監督は『ロマン・ポランスキー』、 夫々の母親には 『ジョディ・フォスター』 『ケイト・ウィンスレット』 がキャスティングされたこともあり、 展開に呆れながらも、楽しく鑑賞した記憶。 ちなみに原題は〔Carnage〕と、 恐ろしくも寒々しいものだったが。 が、今回は、 そんな軽口を叩くわけには到底行かず。 なにしろ加害者は、高校で無差別発砲・爆破事件を起こし 十人を殺害、最後には自身も自殺したとの経緯。 被害者は勿論、彼に殺害された生徒の一人で、 なんとも痛ましくはあるものの、 アメリカ発のニュースではしばしば耳目にする内容。 そうした加害者と被害者の両親が、 他に何者も交えずに、教会の一室で向き合う。 何かしらが起きることは容易に想定され、 観客はコトの推移に固唾を飲む。 被害者家族については当然のこと、 加害者家族の心のケアも言い出されたのは本邦では最近との記憶。 両者に対しての心無い中傷や、 捻じ曲がった正義感をぶつけるだけの反応、 興味本位の報道も加えて、 どれだけ当事者を苦しめるかは想像に難くない。 キリスト教的な倫理感が根付く彼の地では、 それらは多少和らぐのかと勝手に考えていたら然に非ず、 遺体の埋葬を拒否する教会すら在ることが俎上に。 この国でも(用法が間違っているとの指摘はあるものの)、 「死んだら仏」との言いようはあり、 宗教者なら本来は率先し、向き合いを正すべきなはずだが。 もっともこうした言いようができるのは 自分が幸いにして当事者ではないからで、 とりわけ加害者の家族なら、その場に居るだけでも針の筵。 にもかかわらず両家が集ったのは それなりの背景と決意があるに違いない。 時として静かな、時として激しい感情をぶつけ合い、 心中を吐露し合うことで 四人は少しずつ歩み合って行く。 どうした事情であれ、 子供が先に逝ってしまった時の親の喪失感は 底知れぬものがあるだろう、 ましてや、何の前触れも無く唐突に断ち切られたのなら。 親は自分達を責め、原因を探し、混乱し疲弊する。 しかしそれらは何れも、 「今となっては」言えるものであり、 真実は誰にも分らない、死人には口はない。 本作の原題は〔Mass〕で、 ここでは「大衆」の意味と捉える。 会話の中で、なかんずく琴線に触れたのは 世間的な一般論ではなく、子を懐かしむ純粋な想い。 鑑賞している中途迄は 加害者と被害者の家族をずっと逆に視ていた。 それほど両者の境目は曖昧。 結果示される僅かな光明は、 一時的なものかもしれぬ、 時間が経てば異なる思いが湧きだす可能性すらあり。 それでも二つの家族は 束の間の安息を得る。

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ジュン一

3.0目の前にいる人への対峙と自分の心への対峙

2023年2月12日
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銃の乱射事件で息子を殺された親と、自殺した犯人の親が対峙するところから始まる物語です。 説明がほぼない、読み取る力が必要な映画だと思うので、万人向きではありません。 会話劇なのですが、お互いに腹を割るまでのプロセスも描いているため、特に前半は、「何が言いたいんだろう」と正直少しイライラしながら見ていました。 後半、まず息子を殺された側の母親に訪れた転換点(そのトリガーが何だったのかはかなり分かりにくい)、連動してその夫の心の壁も崩壊が訪れます。 それで、めでたしなのか…うーん、ちょっとなあ…と思っていると、ラスト直前に大きな大きな物語の転換点がもう一つ待っています。 そこに至るには、当事者同士がしっかりと対峙し始めたこと、そして都合が悪いことに蓋をして来た自分の心にも対峙することができたからです。 ストーリーは分かりづらいですが、テーマの当て方はとてもわかりやすい、そういう映画でした。 緊迫感というより、脳内で登場人物の気持ちを少しずつ紐解いていくのに疲れました。 そこが、自分の好みでないので少し減点ですが、なかなか見応えはある映画でした。

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mayuoct14

5.0ゲイルが確かに最も感情移入でき、ポジティブだった。失った側に残され...

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

ゲイルが確かに最も感情移入でき、ポジティブだった。失った側に残された人生をどう生きていくのかという問い。苦しくて息ができない、前に進めないという言葉が印象的だった。怒りや恨みを抱いたまま、人は生きていけない。

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えみり

4.0ここまでくるのに6年

2023年2月12日
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鑑賞方法:映画館

原題「mass」は「ミサ」のことだというので、キリスト教に疎いので理解できるか心配しましたが、結果、大丈夫でした。 因みに、「日本では銃乱射なんてないから」とか 「親じゃないから」なんてこともこの映画の価値には なんら影響ありません。 そもそも6年後になんでこのシチュエーションなんだ?ということがわかるラストに心掴まれました。

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persimmon orange

3.5会話のシーソーが見える

2023年2月11日
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鑑賞方法:映画館

銃乱射の前提は語られずにしばらく続く。 とはいえ、観に来る人はそれをわかってきているだろう。 想定通り、ひたすら会話劇が続く。 テーマがテーマだけに会話に感情がのるわけだが、聞いているとどちらのターンか、どちらに寄り添うかがまるで目に見えるようで興味深い。 どちらがいい悪いではなく、それぞれの苦悩がある。 それを交互に感じる。感情が伝わってきて、こちらまで感極まってくる。自分が同じ立場だったらと思わざるを得ない。 配役は4人とも色があり、これもリアルに描けていて、フィクションながら、ドキュメンタリーさながらである。 キリスト教や、銃社会の色が強くでているが、邦画で同じ作品を撮ったらどうなるだろうか。 社会問題を身近に感じる映画であった。 2023年劇場鑑賞24本目

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ひでぼー

3.5なかなかない対話だけど…

2023年2月11日
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アメリカだからな対話策だよなー、と。日本人だとなかなかこんな感情を言葉にはできないだろうし。と、思いつつラストの加害者のお母さんのセリフには共感させられた。4人会話だけの進行だけど緊迫感とぎれずで引き込まれた。

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peanuts

3.5アメリカだからこそ成立する?相互理解の物語

2023年2月11日
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「謝罪」が文化として定着している日本で、もしも同じような場が設けられたならば、加害者の両親はひたすら謝り続け、被害者の両親は責め続けるのではないだろうか? まるで他人事のように振る舞う加害者の父親のように、簡単に謝ろうとしないのは、いかにもアメリカ人らしいと思えるし、被害者側が、むやみに謝罪を要求しないのも、アメリカ的であると思った。良くも悪くも、「謝罪」に重きを置かないからこそ、「被害者側と加害者側の会合」という設定に、現実味が生まれるのだろう。 映画そのものは、密室における2組の夫婦の会話劇で、ヒリヒリとした緊張感が持続する一方で、観る側にも相当な集中力が必要となる。 事件の原因を究明したい被害者側に対して、加害者側は、息子に異常はなく、自分たちの育て方も間違っていなかったと信じており、両者の会話はなかなか噛み合わない。 それだけに、どちらも、愛する息子を失ったという境遇を共有していることに気付き、両者が、互いに理解を深めていく様子は、感動的である。 ただし、憎しみや恨みを抱えたまま生きるよりは、「赦す」方が楽に生きられるというのは、その通りであろうが、そんなに簡単には赦すことができないのも人間の性だろう。 その点、劇中の「赦し」には、やや唐突感があり、予定調和のように思えてしまった。もう少し、説得力のある描き方ができれば良かったのだが・・・

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tomato

4.5【”赦し。”高校銃乱射事件の被害者と加害者の両親の息詰まる対話劇。ラストの賛美歌と”GOD WITH US"の切なさ。 加害者と被害者の母の、赦しを請う姿と受け入れる姿には涙が溢れてしまった作品。】

2023年2月11日
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悲しい

知的

難しい

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NOBU

4.0腕っこきの俳優4人が がっぷり四つ。

2023年2月11日
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緊張と静寂が続く一幕物。 耳障りになっちゃ迷惑かとピーナツ齧るのも憚ったよ。 良い映画だ。

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すったもんだだよ

3.5睡眠をしっかりととった日に鑑賞すべし。

2023年2月11日
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難しい

ほぼ全編、ワンシチュエーションで乱射事件の被害者側と加害者側の親の会話を見せるという異色の映画。 時々ドキュメンタリーと勘違いしてしまうほど演技も脚本も真に迫っていました。 興味深い内容だけれど、どちらの立場にも共感できるほど簡単な心情ではないと感じます。実際当事者の苦しみは、想像はとても追いつかないものでしょう。 場面転換もなく静かで集中力を要する映画なので、睡眠をしっかりととった日に鑑賞することをオススメします。

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光陽

4.5胸に迫る会話劇

2023年2月11日
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銃乱射事件の加害者の親と被害者の親が話す。最初から最後までずっと話す。その描き方の正鵠さが凄い。本当にフィクションなのかと思わせるリアリティがある。 加害者家族を加害者と同一視して断罪することは安易だが、その道を取っても何一つわからないし、救いがもたらされることもおそらくない。 代わりに、本作品は一貫して「話す」という選択肢の可能性を問いかけていたように思う。問いかけは重く観たものの胸にのしかかってくる。

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Naofumi

4.0観ているこちら側の感情も大きく振れる

2023年2月11日
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見始めから暫く経過した時点で「この話、当事者の親同士、しかも傍から見れば加害者と被害者だもの、落としどころナシでしょ!」と思ってしまった。 ところがラストに向けておやおや?そうきたか!で、そこから更にもうひと押し、で涙腺崩壊、やられました。 ほぼ二組4人の親の会話劇、外の音が一切しなかったのが、心が解けていくのと歩を合わせるように音が入り込んでくる演出が良かったなあ。 どちらの親にしても、訳がわからないまま、あっという間に我が子がいなくなるのは同じこと、衝撃・後悔・怒りはあろうとも時は戻せない。 中身は違えど一瞬にして子を失ってしまうことを身を以て経験済みの私としては非常に考えさせられ、そして色々と涙を誘われる作品でした。

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ニコラス

4.0眉間

2023年2月11日
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TV番組で被害者と加害者が刑務所だったと思うけど、面談(?)する様子を見たことがある 言葉ではなんだかんだ上手いこと言ってたんだけど、態度で本音がついつい出てしまうのか和解の握手で被害者が後で手を拭っていた 序盤被害者側の母の怒りの表情が凄くて、貰った花も直ぐ様ゴミ箱行きな勢いだったのでその話を思い出した 両家族とも焦燥しきった様子で途中の白々しい会話や沈黙が怖い、怖い。 しかし実は加害者父事件を詳細に把握していて、お互い本音を喚き合ってからは、不毛だと思われた様子が一変 沈黙が静寂に 話合いの機会を設けて良かったね、と。 まぁでもこんな話合い取り付ける施設や団体が実際有るんですかね?ちょっと気になった 最後の聖歌隊が◎

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ゆう

3.5人の為ならず

2023年2月11日
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悲しい

難しい

高校で銃乱射事件を起こし自殺した少年の両親と被害者少年の両親が事件から6年目に4人で会合する話。 あらすじを読んでいないと何があったのか、どんな関係かも良く判らない始まりで、会合の目的もみえないこと約30分。 遅々として進まない状況に少々面倒臭さを感じ始めた頃ようやく本題に入り、加害者少年の過去や事件のあらまし、両親の思いが生々しく語られて、一気に引き込まれて行く。 感情が昂ぶり激しい主張のし合いになればなる程どこか虚しさを感じるのは、第三者だからでしょうか。 そして会話が進んでいくとある意味グループセラピーの様な感じで、どちらの立場だったとしても実際にどちらかの親だったらと考えてもも、どういう感情になるのか想像つかず。 頭では理解したつもりにもなれるし、非常に興味深い内容だったけれど、感情移入が難しい…。 それでも映画として、とても面白い作品だった。

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Bacchus

4.5静かでいて胸苦しくも…

2023年2月11日
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登場人物ほぼ4人の密室劇で凄い作品でした。出演者全員が素晴らしかったのですが、その中でもアン・ダウドが群を抜く存在感。と言うより存在感を感じられないほど自然で、素のままでは?と感じるほど。相当のハマり役だったと思う。 内容的にはとある事件の加害者と被害者の親が会って話をするのだけれど、アメリカの社会と文化の両極が必然性を持って存在する何とも胸が苦しい内容。物語の細部はフィクションと思われるけど、アメリカでは実際に本作に近い事件は起こっている。このような事後の環境もソーシャルサービスやボランティア活動が充実しているアメリカならではなのかもしれない。 映画館での鑑賞だった事も手伝って没入して鑑賞する事が出来た。

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Iwarenkon

4.0「被害者の親と加害者の親」「子どもを亡くした達」「母と母」

2023年2月10日
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鑑賞方法:映画館

眠いです。ただし、ラストはハンカチ無しでは観れない。 銃乱射事件の加害者となった少年の両親と、その少年に撃たれた被害者の少年の両親。 それぞれの少年達の過去が明らかになるにつれ、少しずつ両者は距離を縮めていく。 ラストは衝撃の展開。 この人も孤独だったんですね…。 全編がほぼ上記4名の会話で展開されており、BGMはほとんどない。 そのためにほとんどが会話シーンで単調なので、正直開始早々寝落ちしてしまった。 ただし単調なシーンの連続ゆえに、被害者少年の親が反応の鈍い加害者少年の親にキレる場面。あるいは加害者少年の親が自殺した我が子を悼む場面。 いずれも公平な目線で感じることが出来た。 ラストは本当に家族の在り方について感じさせられた。 家族という形ひとつとっても、何故こんなに差が出来てしまったのか。 ところどころ寝落ちしてしまう。でも観るべき内容。

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BONNA

5.0どういうジャンルなのかなかなかわかりにくいけど…。

2023年2月10日
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今年45本目(合計697本目/今月(2023年2月度)11本目)。 他の方も書かれていますが、映画というよりは(架空の)ドキュメンタリー映画というのに近いです。舞台がほとんど動かないうえに、BGMも何もなく、いわゆる中学生・高校生(日本基準)のいわゆる加害・被害論を描くという映画で、去年(2022)だと「消えない虹」が趣旨的に近いです。 日本では映画内で描かれているような銃乱射事件は基本的にはないので、そこは日本からでは直接伺いしることはできませんが日本でも(年齢を問わなければ)時々みますし、海外ではこの手の事件はときどき報道されるので、まったくわからないということはないと思います。 この点では映画館で見る割に「娯楽」という要素が少なく、もっぱら問題的というタイプの作品ですが、日本では「ある程度」常識扱いされているので、余りこう、言わんとすることはわかっても、なかなかこう、「映画の趣旨は簡単にわかっても、作品から新たな気づき」ということはないのかな…という気はします。 英語のききとりもかなりやさしく(予告編参照)、字幕も丁寧だし、ドキュメンタリー映画というタイプなので、「何がなんだかわからない」ということは起きえないというところです。 そこまで大きな減点材料か…というと微妙ですが、そもそも論で日本で放映することを想定していないフシもあり、その点は理解可能なので、減点まではなしにしています。 ただ、今週(2月2週)の中では比較的、ドキュメンタリー映画好きという方でない限り、あまり「積極的に推せるか」というと微妙なところはあります。

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yukispica

3.5途中、ウトウト…

2023年2月10日
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鑑賞方法:映画館

基本、1つの部屋で話してるだけの映画で、けっこう退屈かな… 途中、ウトウトしました(笑) 被害者や加害者の画像は出てこず、話から想像する形式です。 マッケンジー・デイヴィスに似てる人いますが、別人です(笑) 観て良かったですよ、一応。

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RAIN DOG