「子を持つ親なら誰でも持つ感情」対峙 M.Ooiさんの映画レビュー(感想・評価)
子を持つ親なら誰でも持つ感情
振りかえってみるに、自分は子供から見たらどう見えているんだろうかと、いつも不安である。表には出さないが、いつか暴発するんじゃないかという思いを抱いている。
この映画に出て来る二組の夫婦も同じ思いだろう。しかも一方は銃を乱射したあと自殺してしまう。どこで育て方を間違ったのだろうと苦しみ自責の念にたえない。
神戸連続殺人や秋葉原連続通り魔殺人の加害者の親族の苦しみは計り知れない。
キリスト教社会は神の赦しという捉え方がある。果たして日本ではそれに該当するものはあるだろうか。
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