「想定されている「通常の」年齢層にとっては厳しいかも…。」妖怪ウォッチ♪ ジバニャンvsコマさん もんげー大決戦だニャン yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
想定されている「通常の」年齢層にとっては厳しいかも…。
今年18本目(合計671本目/今月(2023年1月度)18本目)。
いい年して何やってるんですか~って言われそうですが、次のShe said と時間帯が合わず(お昼ご飯を食べても)何か見ないと時間接続がうまくできなかったのでこちらに。
しいていえば、主人公の役の声優の戸松さんのファン(「ヴァイオレット~」のアイリスさんの役でもあった)という扱いになります。
私自身は当然アニメは(特段の事情があってみるものでない限り)追いかけてはみませんが、はじめて見る方でも展開がわかりやすいかな、という印象です。また、登場人物がそれほど多くない以上に、40分ほどのアニメなので(よってオール1000円でどんな割引もきかない)、「ダミーとなる描写」はないに等しいです。
まぁしいて言えば、チョコバーだのソフトクリームだのが、このリアル日本の1月にちょっと食べることが想定しがたいという点はありますが、そこは仕方がないかな、と思います(このコロナ事情の中、作品の供給がどうなるかわからないのに、7月や8月を待っていたらリスクが多くなりすぎる)。
気になった点として以下です。
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(減点0.3/年齢層に応じた字幕が不足している)
・ 一応、上限程度としては中学漢字くらい(つまり、常用漢字いっぱい)までは普通にでます。フリガナは出ますが、それでも難しい漢字は普通にでますし、「やや」日常会話とは言えないかなと思える会話も入っています。
大人の方や、私のように別の目的(時間調整や、声優のファンほか)の方は何ら問題はありませんが、当事者の4~6歳くらいの子(どちらかというと、男の子向け?)だと、ちょっと理解が難しい部分、言い回しもあります。
(減点なし/参考/最初の間違い探し)
・ 映画そのものが短いという事情(40分)から、最初にファンサービスというか、このコロナ事情であるため、「席に座ったままで楽しめるサービス」として、「絵の間違い探し」のクイズコーナーがあるのですが、妙に難しいです。下手すると保護者の方もわからないかも、です。
(減点なし/他事考慮/想定する年齢に対して「映画館の」配慮が足りない)
・ 映画館で映画を見るとき、映画の「属性」によって、流れるCMは若干違います。たとえば、去年(2022)の「すずめの戸締り」はアニメ扱いであったので、予告編などもCMが中心で、ほか、スマホゲームやネットゲーム(私がいったときは、ドラクエ10だった)の宣伝などになっているなど、ある程度「属性を考慮して」CMは決まっているようです。
ただ、私がなんばパークスシネマさんで見たときは、そういう映画のCMよりも、2月公開予定の「呪呪呪 死者をあやつるもの」の予告で(韓国のホラー映画)、趣旨は当然理解するし、CMを流すなとも言いませんが、想定できる年齢層に対してこの映画のCMを流すのもどうなのか…(一応、一般指定なようですが、ゾンビだの何だのという語は出る)というところです。