劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全596件中、41~60件目を表示

3.5二つ目の視点までは面白かったけれど

2024年4月29日
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三つ目の視点がダラダラと間延びした感じで少しさめた。

終わり方もいろんなものの捉え方できるでしょ?といえば聞こえはいいが、何かすっきりしない。

綿密に作られてそうな分、なんで飴食った?や少しの違和感に引っ張られてしまう。

坂本龍一さんの曲素晴らしかったし、演技も、撮り方もすごく良かっただけに

ちょっとなーが後をひいた。

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ボタもち

4.53本の軸による物語

2024年4月29日
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シングルマザーの沙織は息子の湊がある日、
担任教師に暴力を受けたと思い学校へ問い詰めに行く。
その後、担任の保里の物語へバトンが渡され
息子の湊へ受け継いでいきストーリーの本筋が明らかになる。

「怪物」だーれだ、と語る二人の子供。
思春期になる彼らは大人や周りの同級生たちに
知られたくない事実を大人を巻き込んで隠していく。

ラストシーンがどうなったのか、という部分が
この物語のキーになっているが湊がその答えを答えていると考えている。

ミスリードの多重構造として綴られ、途中までは
こうなんじゃないか、と思う部分が全て覆される。
ある意味、タイトルさえもミスリードを誘う文言であり
2時間という時間内で同じ軸の物語を3層で描くが
退屈することなく見事な演出力で進みきる。

人は自分でない誰かを悪者にして社会を生きていく。
決して一方向からの視点で判断してはいけないのだと考えさせられる。

アイドルタレント起用や漫画映像化の多い邦画の中において
今一番光り輝く監督である。

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taka

5.0たくましい

2024年4月29日
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鑑賞方法:映画館

なんていい映画なんだろう。
たくましい。
生きる力をもらいました

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ひかりすぎ

1.0わからなかったです。

2024年4月28日
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鑑賞方法:その他

雰囲気でカバーしてる感じ。

視点を変えることで、見え方が変わる…
っていうのをいいことに好き放題やってる感じがした。

いやいや、さすがにそうはならなくないか?
みたいなシーンが多かったな。

時系列に全部並べ替えたら違和感を覚えたことの原因が究明できる気がする。

というわけであまり好みではありませんでした。

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ろろ

4.5前半と後半の振れ幅

2024年4月21日
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鑑賞方法:VOD

まるで産道かのような暗渠を抜けた先で生まれ変わったかと問われ、「そんなことないよ、元のままだよ」と答えるところ、そのまま美しく走り出すところ、その先に存在していたはずの行き止まりがなく線路が続いているところ、
分かりやすい形で丁寧に紡いでくれている

最初はサスペンスかと思った
飛び降りを試みるシーンで響く場違いな管楽器の音、そこの連なりも好きだった

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WALLE

5.0まんまとつられてしまいました

2024年4月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

誰が怪物になるのかと勘ぐりながら見てた自分が恥ずかしいです。
偏見と思い込みと思い違いを押し付け合う感じが面白かったです。
色んなタイプの演技も見ごたえ◎

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もひょもひょ

4.0目には見えないものと闘う

2024年4月1日
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鑑賞方法:VOD

「視点」の違い
「同調圧力」の恐怖
「親の愛情」とは何か

人の口から出た言葉というものは、これほどまでに信じられないものになっていくのか

最後に流れるピアノの音色が美しくて救われました

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みゅー

4.5あのラストをもってハッピーエンドと受け取りたい

2024年3月30日
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鑑賞方法:映画館

もう、思い出しただけでも泣きそう。エンドロールが終わっても泣きっ面が直らなくて、油断すればまた泣きそうで…。とにかく素晴らしいの一言。是枝作品の中でも断トツの傑作かなと。

坂元裕二氏がカンヌで語っていた「自分が加害者だと気づくのは難しい」視点、それを秀逸な点で浮かび上がらせる。奇妙な会話と不気味な輪郭におどろおどろしく感じていたはずが、その渦の中心から見える景色がこんなにも違うとは。足りない想像は簡単に創造出来ない。だからこそ、広がった景色に驚くのだと思った。

やはり今回も、というべきなのは、子供が持つ未熟を是枝監督は愛している点だと思う。小学生特有のイジり、といえばそれまでで、大人は年々それを拒む。それはきっと、単純化を求めすぎた大人故の弊害だ。それを3つの視点を繊細に描くだけでなく、三原色が重なった時に色が変わるように、その真実も変えてゆく。矛先に伸びた影はあまりにも残酷で美しく、圧倒されるばかりだった。

安藤サクラさん、永山瑛太さん、そして子供2人の視点から描きながらも、それぞれが抱えた正義も共鳴する所がまた突き刺さる。張り詰めた糸をそっと撫で下ろして観ていた分、涙腺となって溢れたのかもしれない。

ラストシーン、絶対に忘れることは無いと思った。怪物とは何か、カンヌの賞がこの作品に与えた意味も含め、僕はそれをハッピーエンドだったんだと受け取りたい。

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たいよーさん。

3.0怪物だーれだーーー

2024年3月26日
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鑑賞方法:その他

怪物だーれだーーー

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⭐︎

3.5子どもが傷つくのがただただ辛かった作品

2024年3月25日
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鑑賞方法:VOD

とにかく技巧的な脚本が印象的。事実を複数視点から時系列も混ぜて見せられることでこちらの受け止め方が随時揺れ動く。わからないシーンが後から見えてくる、とか。
怪物に焦点をあてたことでセンセーショナルな面が際立った気がする。それが描きたかったことなのかな。子どもの揺れ動く感情、好意、悲しみが、見ていてしんどい作品だった。ホルンなど音の使い方はすごく面白いと思ったけど、校長の台詞が全く響かず、そこが個人的に残念。相性の問題なのだと思うけど。

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ターコイズ

2.5最後はこちらに丸投げの映画はイヤだ

2024年3月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

最後はこちらに丸投げの映画はイヤだ

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亀吉

3.5誰でも手に入るものを「幸せ」って言うの

2024年3月20日
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鑑賞方法:映画館

校長が「しょうもない、しょうもない」と言いながら、湊に語った「誰でも手に入るものを幸せって言うの」という言葉を考えた。

だとしたら、その幸せをみんな求めているのに、どこでボタンを掛け違えているのだろう。

母親は確かに湊を愛しているのだろうが、明らかにおかしなことがあっても、どうして遠慮してわかった風を装ってしまうのか。
保利先生は、一見異常に見える金魚も、異常ではないという感覚を持っているのに、なぜ子どもたちへの指導は表面的で通り一遍なのか。
うまく社会に適応しているように描かれる周囲の人々は、その攻撃性に対して無自覚に噂話や偏見を垂れ流すのか。

そこに共通するのは、自分にとって「訳のわからないもの」に対する恐れであって、それがすなわち「怪物」なのだろうと思う。だから「人物の誰が怪物なのかといった見方ではなく、自らの中にある怪物を自覚しましょう」という映画なのだろう。

依里と湊の2人も、この「怪物」に囚われていたが、ラストシーンでそこから抜け出したことが暗示されている。

で、どう思ったかなのだが、一回目に劇場で観た時には、様々な人物や出来事のステレオタイプな描かれ方が気になって、とてもモヤモヤが残った。今回の配信での視聴は、そこは気になったが、ちょっとは落ち着いて観られ、羅生門的なアプローチで、全体が破綻なくまとめられていることも確かめられた。

が、やっぱりモヤモヤは残った。

どうして、登場人物の誰もが、相手の話を聞こうとしないのか。自分の中のストーリーに当てはめて、わかった気になったり、相手を屈服させようとしたりするのか。

そりゃさ、障害受容(依里のLDを指してます)ができない親は山ほどいるだろうし、モンスターペアレント対応でガッツリ削られている先生たちも多いだろうし、自分が直接関係ない不幸は、無自覚にエンタメとして消費して記憶にもとどめないことだってたくさんある。

けど、当事者の相手の話を素直に聞くって、そんなに難しいことなんだっけ?…性自認と性的指向についても学校できちんと扱われる時代になってきている中、そこでとどまってしまうのか…と思ってしまった。

言い方が適切かはわからないが、一歩手前で煽られている感じがしてしまうというのが正直なところ。そうなる前に解決できるものを「どう?どう?」とずっと見せられている感じなのだ。

是枝監督、坂元裕二も好きなのにな。なんでかな。

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sow_miya

4.5ぐやじい

2024年3月19日
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タイトルって大事なんだなぁと。
怪物を探させる構造にのって全編をみたので、「あー」となった。
強いていうと、僕たち男にとって女性は本当に理解不能であるという視点があってまじでそこはこわかった。
高畑充希と、クラスの隣の女子マジでこわい。

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bando-8

4.0☆☆☆★★★ ※ 鑑賞直後にレビューを書き込み、一体は自分なりに納...

2024年3月13日
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☆☆☆★★★

※ 鑑賞直後にレビューを書き込み、一体は自分なりに納得をしてはいたのですが、、、
その後、色々と疑問点が出始めて来てしまい…
後日、その後に感じた事を最後に加筆させて貰いました。
↓ 先ずは、鑑賞直後に書き込んだレビューを

1年以上続く実家を畳まなくてはならない忙しさに、「何とか夏頃には劇場で映画を…」とは思っていた。
「でもその頃にはもう是枝監督の新作と『TAR』は劇場では無理っぽいなあ〜」(泣)とも嘆いていた。
そんな折に先日見た「週間フジテレビ批評」での是枝監督インタビュー。

監督曰く「映画は三部構成で、エンドクレジットが終わると第四部が始まります」

そんな挑発的な言葉を聞いてしまったなら、映画ファンとしては居ても立っても居られない。
これはもう映画館に「(絶対)行かなければ!」…と思ってしまった。
と言う事で、健康診断の日を利用して無理矢理に予定を組んだ次第。

これまで観て来た中で、是枝監督の作品の傾向として〝 生と死の境 〟や〝 貧困と教育 〟と言ったテーマは、切っても切れないモノになりつつ有るのかなあ〜と思い始めている。
これまでは一部の作品を除いて自身で脚本・演出を担当して来たが、今回は人気脚本家坂元裕二のオリジナル脚本。

「自分に見えるモノと他人から見えるモノは違う」

何となくそんな意味の言葉を賞を受けた際のインタビューで答えていた。
視点が変わる事で見えてくるモノでより真実に近づいて行く。

確かにカンヌで賞を得たのも頷ける内容だったとは思うものの。作品中では既に亡くなっている人が、登場人物の中では多大な影響を及ぼしている人物であったり。自分だけの【基地】に閉じこもる少年の描き方。特定の台詞の言い回しや(受け取る人の)受け止め方の違いが、その後の展開に影響を及ぼす等。
スクリーンを観ていて何となく感じたのは、これまでの是枝作品の要素を(どことなく)繋げ合わせた様な脚本になっては居ないか?…との思いが強かった。

それだけに。第三部での前出した言葉の意味を強める展開で、坂元裕二色が出て来るに至り。この脚本でやりたかったモノがやっと見えて来た。
問題は、そこに至るまでの第一部での再三に渡るあざと過ぎる演出であり。第二部で、真実が見え始めたにも関わらず浮かび上がる《謎》の真相は何処に?と、観客を更に苛立たせる辺り。

《好きな人の為に(自分には)何が出来るのか》

少年であり少女であり、自分の想いが伝わって欲しいと思う行動も。その願いも虚しく「裏切られた」と感じた時に起こす危うさ。

この脚本には、登場人物の中で対象的に描かれている人物像が多くいる。
分かり易い例えだと、前出の言葉を話す湊に「私もよ」と言う田中裕子。
お互い子供達に翻弄される瑛太と安藤サクラ。

そんな中で、高畑充希との対象として描かれているのでは?と思われるのが、湊の事を好きなのだろうと思われる同級生の少女の存在。
それまでは何かと湊の事を気にかけていながらも。《少女》でありながら《女》としての本能が反応しそうさせたのか?突如として湊に不利な状況を語り出したりする。

映画本編での三部の導入の始まりは、地方都市でのビルの火災からだった。
この火事の真相は本編中には明らかにされてはいない。
観客には不穏な要素だけ切り取られ提示されただけだった。それこそが監督が語る第四部の部分。

考えうる仮定としては或る人物を見限る人物の存在。
この人物は少なくとも3人との関係が有ったのではないか?

《好きな人の為に(自分には)何が出来るのか》

結果的に、自分の好きな人の為に起こした行動が。好きな人を追い込んだ人物を別の意味で追い込んだものの、その人物にとっての将来的には不幸からの回避に。
更には、自分に悪事を働く人物には今風に言えば、ブーメランの仕打ちとなった可能性も、、、

意味深だった※※※※※※で無邪気に走り回る2人の少年。
その意味を(自分の中では確定してはいるが)確認する為に、機会があればもう一度鑑賞したいとも思っている。

2023年 6月15日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン12

※ 〝 好きな人は居るけれども誰にも相談は出来ない 〟

鑑賞し、数日経った今。↑上の鑑賞直後に書き込んだレビューが、段々と勘違いも甚だしいモノに思えて来た(。-_-。)
映画の構造は(真実は単純なのだが)そこに行き着く径路は、もっと複雑多肢に渡るのかも…と。
要は、観た人の数だけ正解に導かれる《怪物》が有るのかも知れない。

【怪物だ〜れだ】
おそらく「怪物だ〜れだ!」は、3→2→1の順番で考えると1番分かりやすいと思う。
3では好きな2人の合言葉的な意味で。
時間経過が後になる2だと、トイレに閉じ込められた時に「助けてくれるかも」と思い使うと、そこには先生が。「何だ先生か」と手を洗う。
1では、転校するのが決まっているけどもう一度逢いたい。だから秘密基地で待っている。
心配で湊を探しに来た母親。
そこには〝 いるよ 〟のサイン
「あ来た!」と思い「怪物だ〜れだ」と言うと、そこには思っても居なかった母親の姿に戸惑うばかり。
母親に送られて帰る途中に携帯に連絡が来て思わず飛び降りる。
その直前の母親の一言は「立派な大人になって欲しい」(だったかな?)
やっぱり(テレビの女装の人を見て「ヤラセじゃない!」…って言ってたし)相談出来ないからか。
「お父さんのようにはなれないよ」

【校長先生の噂】
旦那さんに接見する校長先生。
その時の様子がネットで少し話題になっていた。
ひょっとすると◯◯症を患っていて、現在の状況が分かっていないのではないか?…と。
確かに前後の会話を考えると少しずつ信憑性が増して来る。
映画冒頭での野呂佳代の噂話はおそらく…
「野次馬で居たよ」→「あそこに居たんだって」に変化しているのは明白。
写真の角度は、角田(だったかな?)の台詞で勝手に考えた可能性もある。
案外と真実は、自分がソファー(椅子)に座って見える角度ってだけで直さなかっただけかも知れないし。スーパーの場面も、あくまでも第1部は母親目線で観客のミスリードを誘う【怪物】部分なだけに、、、

まだまだ考察しなければいけない箇所が数多くあって頭の中がぐちゃぐちゃになる。
でも今はまだどうやって纏めたならいいのか…が見えてこない、、、

だから、鑑賞直後に書き込んだレビューはとりあえず一旦はそのままに。

、、、しかし、、、勘違いも甚だしいのをそのままにして置くのもまた恥ずかしい話で(。-_-。)

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松井の天井直撃ホームラン

4.0あっち側の人とこっち側の人

2024年3月10日
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《映画館で鑑賞》今作はかなり深い内容ではありつつも僕らが普通に感じているところに視点を持ってっているので分かりやすく結構響いた内容でした。
怪物だ~、れだ?って散々テレビで流れる予告で出るので人だったりしたりしてミステリー系統のホラーかなと思っていた矢先、全然違う系統のものでびっくりΣ( ̄□ ̄)!
しかも細かい考察とかもかなりされていて見ているときより見た後も楽しめる映画。映画自体は2023年6月なので結構立ってますが今でも覚えているくらい痺れました。LGBTの暗示や、すれ違いが生じ怪物が生まれるというはめ込みが見事で見応えもありまくり。今思うとそうでも無いなと感じるくらいのものですがかなり見る価値はある。

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RRR👑《共感:650》

4.0タイトル通り気持ち悪い

2024年3月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

麦野と星川の子どもらしいギクシャクした反応は観ていて怖い
起こった事象を様々な人物の立場で繰り返し見せていく事で、「ああ、そう言う事か?」と徐々に納得させられていくのは面白い。「霧島部活やめるってよ」の撮り方を思い出した。

立場や価値観、善悪などを全て濁したまま終わるので、自分自身はモヤモヤしたままで見終わってしまった。
当然ラストの捉え方は人それぞれになってしまう…。

ただ、主役の少年二人が異様なほど役にハマっている。
依里の中性と見紛える雰囲気やそこに惹かれている湊の動揺など、次第に双方向の意識が高まりを迎えた時の緊張感はちょいと凄い。
思わず「これBLだったんか?」と、ぼそり呟いたほどだ。
大人の共演者面々はいつもとそう変わりない演技だったが校長の田中裕子だけが普段見かける作品とは違うイヤな演技に徹していて、かなり異質に感じた。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.5当たり前のことに気付かされる作品

2024年3月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

郊外の町で起きたビル火災。その日から地元の小学校でいくつかの人間関係が拗れ始める…。
是枝裕和監督作品。ひとつの事柄が複数の視点から描かれており、誰かの視点ではクズにしか見えない人がその人の事情を知ると見方が変わると言う、当たり前のことに気付かされる映画でした。

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shotgun

4.0人間の複雑な部分を描く是枝監督は凄い!

2024年2月27日
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鑑賞方法:VOD

子を持つ親として、シングルマザーとして、色々な部分である!ある!と共感してしまう場面がある映画。
この映画を観ると、普段いかに固定概念で動いているかを考えさせられる。

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アンバー