劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全917件中、381~400件目を表示

4.5野呂佳代さんの演技!最高でした。

2023年6月19日
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まあ、いろんな解釈があって良い作品。それが映画でしょ。つまんないという人も、最高って方もあるんでしょうね。
私は、大好きな是枝作品を堪能させて頂き幸せです。

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かくれやま

3.5トリッキーなシナリオ

2023年6月19日
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鑑賞方法:映画館

是枝監督がデビュー作以来久々に自作以外のシナリオで演出。ビル火災を目印に、母親が見たもの、教師が見たもの、そして少年が見たものを種明かし的に据える3部構成となっている。
1部と2部はシナリオに沿って、是枝作品としては性急な感じもするが、3部の少年どうしの交流をじっくり描くあたりは、真骨頂を発揮している。
坂元裕二のシナリオは、「羅生門」というより「カメラを止めるな」を思わせるようなトリッキーなものだが、カタルシスを与えるものではなく、ところどころ「あれは何だったの」とすっきりしない点は残る。作品全体として、事柄は見方次第で変わる、ということを描いているのだろう。
大仰なタイトルのせいもあり、「怪物とは何か」ということに引っかかる。それは大きく言えば、「自分」であり、「他人」であるのだろう。ただ、意外だったのは、「お父さんのようにはなれない」少年の感情を描いていたこと。今どき特にセンシティブな題材であり、そうした感情を(少なくとも少年自身が)怪しく恐ろしいものとみなしていることを、どう見るか。カンヌでは、そのあたりどう評価されたのだろうか。
役者陣では、まず、安藤サクラが魅せる。永山瑛太は、ちょっとズレた感じがいい。そして何より、少年二人の存在感。二人だけのシーンは、観ているだけでどきどきする。高畑充希と中村獅童は、ちょっと浮いていたかな。
見終わった後、誰かと語り合ったり、もう一度最初から見返したくなるが、それもまた作者たちの狙いなのだろう。

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山の手ロック

5.0映画の終わりの先がどうであれ

2023年6月19日
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やかん

3.0まさかの

2023年6月19日
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怖い

難しい

寝られる

ボーイズラブ?

ちょっと空いた時間、私は公開されたばかりの某DCを観たかったのだが、
妻の希望に従ってこの作品を選択。
私も予告編を観て興味は引かれたのだが、何しろ是枝作品とは相性が悪い。
また、カンヌをはじめヨーロッパの映画賞とも意見が合わない。
不安を抱えての観賞だったが、それは的中してしまった。

どうにもすっきりしない。
冒頭に書いたような一時的な感情というのは思春期にありがちなはずで、
それを過度に誇張して今はやりの風潮に繋げようとするのは作為を感じる。
また、それに対する父親の行為も過剰で異常、逆にしらける。
女子たちも何か思惑ありそうだが、よくわからない。

学校の対応も大仰ではあるが、現実として存在するだろう。
だが、それが田中裕子演じる校長の背景と絡んでわかりにくくなってしまっている。
あっちこっちに話が飛んでどれも中途半端、伏線回収していそうでしていない。
疲れもあって途中で眠気が差してしまい、余計訳がわからなくなった。

こういうのがカンヌ向けのゲージツなのかな。
やっぱりゲージツは私には不向きだ。
単純明快なのがいい。

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みみず

3.5線が繋がらない

2023年6月19日
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うっきー

4.0怪物だーれだ、の意味を知った時怖気がたった

2023年6月18日
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鯨

4.0人それぞれに正義と価値観があって、何が他人にとって怪物なのかは分か...

2023年6月18日
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人それぞれに正義と価値観があって、何が他人にとって怪物なのかは分からないと考えさせられる濃密な2時間でした。
脚本と出演者がいい。是枝作品らしくて好き。

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せーじ

4.5怪物って誰のことか。。

2023年6月18日
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泣ける

興奮

難しい

まずは安藤サクラ演じるシングルマザー目線で、子どもの異変を察する。母親の主張はもっともに聞こえ、学校側の対応がグズグズに思えて一緒にイラつくほど。。

が。次に、永山瑛太演じる先生目線で同じシーンを振り返る。学校の先生と親への対応の難しさや、子供たちの様子が描かれる。

さっき感じたイラつきは、あら、ちょっと違っていたのかな。。

LGBT的要素、思春期を迎えた子供たちの様子なども加わり、立場によって捉え方は違うし、結局のところ真実を知ることって難しいことだなと思った。

もっと続きが見たかったな。。

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juncocco

5.0私が見えているものなんて私の感情でしか作られない。誰かを可哀想な人...

2023年6月18日
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ばななーぴー

4.0他者としての子供、発達障害、同性愛

2023年6月18日
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2023年。是枝裕和監督。小学生の男の子の様子がおかしくなっていくことを巡って、シングルマザーの母親、担任、校長など大人たちの思惑がすれ違っていく様子を淡々と描く。「他者」(今回は子供)を中心にしたわかりやすくない話をわかった感じに仕立て上げるのは是枝監督の真骨頂。
子供たちの世界への誤解、その誤解が大人たちの世界に投げかける波紋を描いた後で、中心となっている子供たちの世界が描かれるという謎解き構造。謎は医学的な名称とすれば発達障害と同性愛ということになるのだが、もちろん、そんな線引きは子供たちには関係ない。線引きがない世界を手探りで生きていたあの頃のことを誰もが懐かしく思い出すのではないか。もちろん、その世界は可能性とともに未熟な想像力やむき出しの暴力の世界でもあったわけだが。
わからない他者としての子供たちの姿が、発達障害と同性愛という「答え」がわかって安心がもたらされる。この安心感が最後の光となっているならば、わからないままの子供たちには安心できないということか、と思ってしまう。

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文字読み

4.5お父さんみたいにはなれない

2023年6月18日
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それぞれの時間、価値観を生きていて、それが交錯し合った時に、何も交わらない、共鳴しない。年齢・世代に関係なく。
現実にもよくあるような状況だけど、その時どうすれば良いのか。

多分誰もわからないんだろう。

それでも(わからないけど)生きていくしか、対処していくしか、考え行動するしかない。
どこまで行っても、自分は自分でしかなく、誰かにはなれない。

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哲也

5.0多面性が面白い。これぞ邦画

2023年6月18日
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泣ける

悲しい

難しい

こうも人はいろんな面を持ってるのか。
と思わされました。
たとえ小学生であってもね。

緻密に人物描写されていて、最初から最後までこれぞ邦画!と嬉しくなりました。

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チワワちゃん

3.5「うしろの正面だあれ」

2023年6月18日
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タイトル「怪物」かぁ…。
私だったらこの映画、なんていうタイトルにするだろうか。
「怪物」、か…。

子どもたちが当てっこカードゲームをしていましたが、
もし「怪物」というカードを当てるとするなら、
それはどんな言葉で表していたのだろう。
知りたかった。

嘘をつく時って、
得てしてこういう時かもしれないね。
誰かを陥れてやろうって思ったり、自分を庇おうって思ったりして嘘をつくんじゃなくて、
理由なんてなくて、
なんかモヤモヤしてて、
それでつい、そう言っちゃったってことかもしれないね。

映画「せかいのおきく」
でも
この「怪物」でも
どうしようもない現実だけれど、友達がいたらなんとか生きていける
という希望の映画でした。
「せかいのおきく」では江戸のエコを題材に
「怪物」ではLGBTを題材に扱っていました。
今、やはり軍配が上がったのはLGBTだった。

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jasmine

4.0人と人は分かり合えない。

2023年6月18日
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悲しい

難しい

子供は良くも悪くも純粋で、自由に見えるけど本当は不自由で自分の力では環境を変えるのとは難しいですよね。

いろんな問題が詰め込まれてて
人によって焦点を置く場所が大きく変わる作品だと思います。

校長先生、管楽器吹くのにタバコ吸うんだ、と思いました。

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みーくん

4.0色々詰め込みすぎな気もするが

2023年6月18日
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ノビ

4.0傑作ではあるだろうが、怪物は違うかと

2023年6月18日
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知的

怪物という言葉しか見つからなかったのかもしれないが、少々タイトルとしては大きい気がする。造語でもいいから適切な量の意味が込められた言葉を使って欲しかった。
それだけ。
芝居も技術も秀逸で、すごく見やすく深い、いい映画だった。良きメンツのおかげかと。

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れんまやろー

4.0怪物の正体

2023年6月18日
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悲しい

知的

難しい

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ぷよさん

3.0おそらく普遍的なもやもや感

2023年6月18日
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悲しい

人が人を見て見えるのはその角度からの一面だけで、角度を変えると違う面が見えて、結局のところ何が真実なのかよくわからない。そういうもやもや感をわざと解消しないまま物語は終わる。

仕事上、セクハラやパワハラの相談を受けて、どっちの言ってることがホントなんや?!と悩むことがある。話を聴くときは必ず複数の人間で聴くが、聴いた者によって受け止め方が違うこともある。

だから、このもやもや感は、解消しないところまで含めておそらく普遍的なものなんだろう。夫婦でも(うちは)わかりあうことが難しいのだから、他者を多面的に理解することなどそもそも無理な話かもしれない。

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惑星

4.5切ないけど子供の幸せを願いたい

2023年6月18日
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kyocool

5.0引き込まれた!

2023年6月18日
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興奮

知的

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ドラゴン