「飴舐めるのはやりすぎだなぁ、、、」怪物 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
飴舐めるのはやりすぎだなぁ、、、
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母親と担任が最初に対面するときに、飴舐めるシーンあるけど、あそこがミスディレクションなのはわかるけど、後半のネタバレパートでの担任の人間性と合致してないよね。本当はちゃんとしてる先生なんだろうから、あの飴はやりすぎだと思った。彼女とのシーンで「飴」回収してるけどさ。
「怪物」ってタイトルもちょっとピンとこないというか。確かにモンペっぽい親も嘘つく子どもも、対応が保身的な教員も「ある視点」から見たら「怪物」風ではあるけどね。もっと「子どもの世界観」に焦点を当ててもよかったな。
ちょっと謎めいた言動が多くてすべての伏線を回収できていない感じがしてやや消化不良かな。
面白い着眼点ではあるし、作品全体も飽きずに観ることできたけどね。うーん、でもやっぱ、
消化不良感
があるんだよなあ。
ラストは2人は天国へ行ったのかな?先生と母親が雨の中叫ぶシーンと晴れた空の下を走る少年たちはつながらない感じがしたしさ。
「豚の脳」っていうのもインパクトある割には回収はされてないよね。
うーん、惜しい感じだなあ。
坂本龍一の音楽は、音符が少ないけど、印象的でいいよね。
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